活動報告・レポート
2011年11月8日(火)
国体に向けて
国体に向けて

紀の国わかやま国体事務局で開催場所が難航している競技について話し合いました。県連盟と県との間に温度差があり、十分な意思疎通が図れていないことが分かりました。国体開催まで4年、競技場設置が必要な競技に関してはもう時間の猶予はありません。県外開催か開催を取りやめるかの判断が求められている競技に関しては、早急に結論を出す時期に差し掛かっています。

今日、国体事務局に確認したところ、その競技については県外開催に県連盟の同意がとれないのであれば、競技そのものを中止にする以外に選択肢はないことを初めて聞きました。お互いの意見に乖離があるので、来週にでも関係者で集まり方向性を見定めたいと考えています。

就職事情

平成24年3月に大学を卒業する学生の就職は内定している時期です。今からの就職活動は遅いのですが、大学4年生で何としても希望している職種に就きたいと希望している学生がいます。希望を求めているため就職内定を取っていないのですが、意欲があるので希望職種の社長に会ってもらえるように依頼しました。

花形に思える職種でも実際に従事すると厳しい環境にあることを社長から聞きました。華やかな部分はごく一部で、実際は製品を取り扱っている中国との価格交渉や販売店周りなど、地道な仕事であることを知りました。外から見ているとその業界の真の姿は分からないのですが、入ると理想との違いがあるようです。就職に際しては、実態を知った上で入社しないと、理想と現実の乖離に悩むことになります。折角、希望の職種の会社に採用されたのに途中で退社するようなことにならないように、事前に面接を受けてもらうことで調整しました。時期的に採用してもらうのは厳しいのですが、その業界を希望していることから当該社長が人物を見てくれることになりました。

議会報告会

夕方から議会報告会に参加しました。時間は短かったのですが、報告会と懇親会の二部構成だったことから、皆さんと意見交換を図ることができました。

議会報告はエネルギー問題を中心に説明しました。和歌山県においても将来のエネルギーのあり方、原子力発電のこれからについて、大災害とエネルギーに関してなどの課題を説明しました。

また意見は次のようなものがありました。年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる問題についての異論がありました。会社の定年延長が図れていない中において、65歳の支給開始年齢を68歳に引き上げることは、その空白期間の所得をどこで稼いだらよいのか社会かの合意形成ができていないので引き上げ開始時期が熟していないことの意見がありました。会社を定年して8年間も所得がない状態で置かれる不安定さに不安を抱いています。安心と安全な社会保障はどうなっているでしょうか。そんな疑問を話してくれました。

また和歌山県内の道路事情の悪さ、ドライバーのマナーの悪さについて意見提議がありました。和歌山県のドライバーの運転マナーがなっていないとの意見でした。Uターン禁止道路なのに平気でUターンをしている車が多いことや、右折斜線がない道路で後続車を気遣うことなく、右車線を塞いで右折しようとする車が多いことなどの指摘がありました。

道路幅の狭さも影響していますが、ドライバーのマナーが確立されていないことも問題です。マナーの呼び掛けをしたいと考えています。

国体開催に関しての質問がありました。県営紀三井寺競技場のサブグラウンドに照明設備を設置して欲しいという要望です。陸上競技場は陸上とサッカーの試合を行っていますから、照明設備がないと練習もできませんし、大会の時間がずれ込んだ時に問題になります。サブグラウンドの照明設備設置に関して当局と話し合います。

その他
  • 新築に伴う電柱移設について現場立会をしてきました。平成24年秋に新築するため玄関予定地なる場所の電柱を移設することにしました。専門家を入れないと難解な地域対応も行っています。
  • 癌治療所に関して専門家の意見を伺いましたが、和歌山県や大阪府の南部には癌の権威が少ないことを知らせてくれました。かといって懸命に癌と闘っている人がいますから、治療方法や緩和ケアを地域において確立させたいと思います。