紀の国わかやま国体の開催を4年後に控え、各競技とも優勝を狙う体制づくりに着手しています。その中で馬術競技については県外開催の計画で進められています。開催場所は兵庫県三木市の予定です。ただ和歌山県馬術連盟は県内開催を求めていることから正式には開催場所が確定できない状態にあります。

国体開催地なのに馬術競技が県内開催をしなかった例はないと聞いています。本日は関係者の皆さん協議を行いました。馬術は由緒正しいスポーツであり皇室に縁があるものであることから、国体開催県内で競技を行うことが当然であるという意見が全てでした。中には、国体の優勝県に対して天皇杯が授けられる意味からすると、皇室に縁のある馬術を県外開催にすることはあり得ないという意見もありました。

馬術競技に造詣の深い方からも「考えられないことだ」という意見が出されました。ただ馬術競技を行うための場所を確保する時期は限られています。仮に県内開催となった場合でも地元市町村の競技開催に関する同意が必要ですし、造成から始めなければなりません。造成した馬場を競技に使える状態にするには1年半は必要だということです。土を踏み成らして馬が怪我をしない状態に整える必要があるのです。また厩舎は300頭分、トラック20台分を確保する必要があり簡単に県内開催が進む話ではありません。しかし県外開催の理由は予算の制約にありますから、予算が確保できれば、そして和歌山県が県内開催をすると意思表示をすれば問題は解決できると感じています。馬術競技関係者は県内開催をすべきだとの意見ですし、国は和歌山県にその意思があれば検討する姿勢がありますから、全くできないとは言い切れません。

問題は県と馬術連盟との話し合いがつかないまま、ギリギリのところまで来ている点にあります。もっと早く話し合いにより解決できなかったのか疑問に感じますが、この時期になって問題が表面化しているようです。

本日は文部科学大臣にも馬術競技の開催地についての報告書を手交していますが、馬術連盟を初めとする関係者、国、和歌山県の意見調整を行い、早急に結論を導きたいと考えています。関係者からは、国体において馬術競技を県外開催することは恥ずかしいことだと意見が出されました。

そのため関係者と協議を終えた後に和歌山県馬術連盟理事長と話を行い、和歌山県馬術連盟会長と意思統一と意見調整を図ることにしました。

和歌山市内のMさんの自宅を訪ねました。鮎を釣っているので「夕食を食べにおいで」とお誘いをいただいたためです。夕方7時から9時までお邪魔をしてご家族の皆さんと一緒に夕食をいただきました。ゆったりと食事をするのは久し振りのことです。心からのおもてなしをしていただき感謝しています。

今日の政治の話もしてくれました。Mさんからは「マスコミの発信力が強化されていることから政治家の活動はやりにくくなっているように思います。かつての吉田茂総理の時代にマスコミの発信力が強ければ、その発言で早い段階で失脚をしているのではなだろうか」という意見も話してくれました。情報公開は望ましいことですが、一部の言葉を捉えて「けしからん発言」だと決め付けるのも変なことです。発言は前後の文脈から判断すべきものであり、発言の一部を抜き出すと、本人が思っていた発言の主旨と異なる場合もある筈です。政治家の資質を見るべきで発言の一部を拡大して報道することは、政治家を沈めさせる作用が働きます。

政治とマスコミとの関係を初めとする話題などを話している内に2時間が経過しました。遅くまで対応していただいたことに感謝しています。

夜9時以降は和歌山市内のライブハウスに行ってきました。ライブに知人が出演するためです。和歌山市内には以外とライブハウスが多く、今日の仕事を終えた人が聴きにきていますし、出演者も仕事を終えてライブハウスにやってきた人もいます。音楽の好きな人が集まった空間となりました。それぞれの出演者に緊張感が感じられましたが、演奏を終える頃になると活き活きとしている様子が伺えました。ステージは緊張するものですが、やり遂げた充実感はあると思います。人前で歌うことは簡単ではありません。特にステージでは歌詞も見ないで歌いますから、よく数曲歌い切れるものだと感心しています。

知人のMiyaさんの伸びやかな歌声は会場に響き、明るい気持ちにさせてくれました。今年の和歌山市内での舞台はあと一回を残すだけになりましたが、大阪市内での演奏会などを行う予定があります。和歌山市だけではなくて領域を広げている演奏活動は素晴らしいものです。歌も決められたものではなくてピアノを取り入れて、歌いたい心を自由に表現する活動に展開させようとしています。歌は自由に歌うもの。歌は楽しいものであることを表現しようとしています。

これからの活動に期待して今宵のライブを終えました。素敵な時間をいただいたことに感謝しています。

• 友人のお店が新しく開店しました。11月1日に事務所を移転させて新しい会社として活動をスタートさせるものです。これからの活動に期待をしているのでお祝いに駆けつけました。厳しい時期から始めるので何としても今を乗り切って、大きな会社に発展させて欲しいものです。
• 台風12号被害に伴い発生したがれき処理に関して確認を取りました。県ではがれき処理を無償で取引する意向です。それは石や海水が含まれているがれきのため、再生は難しいことから処理は産業廃棄物の扱いになることからです。早期の処理対応を依頼しました。