活動報告・レポート
2011年10月29日(土)
心のシンポジウム
祭り

労働者福祉協議祭りが和歌山城砂の丸広場で開催されました。お昼の時間を利用して会場に行きました。地域の皆さんの出店や和歌山電鉄のPRコーナーもあり、家族連れで賑わっていました。また語り部による和歌山城案内もあり、紀州語り部の服部さんとも話をすることができました。

ステージではショーも開催され、秋の一時を楽しめる祭りでした。

心のシンポジウム
心のシンポジウム

第21回心のシンポジウムに参加しました。21回目を迎えるシンポジウムですが、今回は和歌山市での開催となりました。会場のビッグ愛は満員で、心の健康法を学ぼうとする方が参加しているようです。慌しい日常生活の中で自分を見つめる機会は少なく、今日のシンポジウムは心を積極的に休ませる時間となりました。本来であれば一週間の時間を掛けて外部の情報を遮断し、自分と向き合う時間が取れると良いのですが、多くの人はそうはいきません。一日という少しの時間でしたが、その心構えの一端を学ぶことができました。

内容の一端を紹介します。

人の体は地球誕生以来の40億年の叡智が詰まっています。血管の長さは10万km、神経は実に100万kmの長さがあります。血管の長さは地球を二週半の長さがありますが、これだけのものが身体にあるのです。奇跡の存在としか言いようがありません。私達は40億年という時間が与えてくれた経験と叡智を人間は持っているのです。この優れた頭と身体が現実の自分で日常の行いの中で力を発揮出来たら良いのですが、人は少し違った行動をしています。

それは他人からの評価や社会からの評価、そして欲望によって自分はこんな存在であるという先入観を持っているからです。このような概念の自分の存在が現実の自分の存在を上回っているので、多くの場合ギャップを感じるのです。現実の自分は不変ですが概念の自分は社会からの評価などによって変化しますからギャップは埋まりません。しかし現実の自分に近づける行動を取ることでギャップを埋めるべきです。諦めると現実の自分に出会わないまま人生を終えてしまいます。

そんな現実の自分に近づくためには、生かされていることに対して感謝の気持ちと畏敬の気持ちを持つべきです。感謝の気持ちを持つことが現実の自分に近づく方法ですから、日々感謝の気持ちを持っている人が、宇宙の中で理想の精神状態で生きることができるのです。

対して、知識量の少ない人は自分のことが恵まれていないと不満を言いますし、自分のことを嫌いだという傾向があります。それは概念の自分が現実の自分だと思っているので、そこから抜け出せないからだそうです。抜け出す方法は周囲の皆さんへの感謝の気持ちを持ち、その気持ちを行動で示すことです。

ところでおもしろい考え方に出会いました。視覚から入る情報は20パーセントで、残りの80パーセントは記憶から届けられるものだそうです。つまり新しい情報が入った場合、頭の中では過去の経験などの記憶の中からよく似た事例を照合させようとします。その記憶が楽しいものであったら、今得た情報は楽しいものだと認識しますが、嫌な記憶と似た情報であれば新しい情報も嫌な出来事だと思ってしまうのです。

一例として、算数が得意な記憶があれば数字のデザインのパズルは楽しいものとして遊べますが、算数が嫌いだったら数字のパズルで遊ぶ気持ちになれないし、うまくパズルを処理できません。人は記憶に支配されている存在でもあります。その記憶が良いもので埋められていたらプラス思考になりますし、嫌な記憶で満たされていたらマイナス思考となります。プラスの人生を望むのであれば、今からの記憶を良いものにするか、過去の記憶の解釈を変えて記憶を置き換える方法を試したいところです。

記憶に関しての話はまだあります。現実の過去と記憶の中の過去は違う場合があるという事実です。記憶の中の過去は美しいと感じるのは記憶が過去を美化しているからです。

通っていた小学校に行くと懐かしい記憶が蘇えりますが、同時に記憶の中と違う部分も発見することがあります。それは記憶の中の過去と現実の過去が違っているからだそうです。どちらが大事かというと記憶の中の過去が大切です。記憶は入ってくる情報を加工して考え方を支配しているからです。ですから記憶の中の過去は美しい方が良いですし、美しい記憶の過去に基づいた行動によって人は優しくなれるのです。

自分の存在について考える契機となりました。

ハロウィンライブ
Churistaのライブ

三ヶ月ぶりのライブに行ってきました。東京を中心に活動しているChuristaのライブが和歌山市デサフィナードで行われました。会場はハロウィンの装いで、年末が近づいていることを感じさせてくれました。

Churistaは佐野安佳里さんと中村康太さんの二人がペアを組んで活動しているデュオで、和歌山が大好きな二人は大切な節目にこの地でライブをしてくれています。Churista結成は平成23年1月ですから活動を開始して1年が経過しようとしています。ファーストCDをレコーディング中で、平成24年1月5日発売の予定です。本日はハロウィンライブとCD制作前のライブとして和歌山市にやってきてくれました。

三ヶ月ぶりのライブでは一段と成長している姿を見せてくれました。アルバム用に歌詞も少しさわり、大人の雰囲気が出ています。

Churistaのライブ

会場に到着した時、鬼太郎が二人駐車場に立っていたので、日時か場所を間違えたと思いましたが、良く見ると仮装していることが分かり思わずにっこり。ハロウィンの告知をしていたことを知った次第です。事前に知っていたら仮装してくるところでしたが残念です。佐野安佳里さんが和歌山で活動していた時は、まだ子どもの気配がありましたが、すっかり大人の空気が漂っています。ライブ構成も上手になっていますし、中村康太さんとの息もピッタリです。今回も東京から元気な風を運んでくれました。東京から和歌山に元気を送ってくれています。今日のライブのように、地元、和歌山市から台風12号に負けない元気を発信したいものです。

会場に来てくれた人は満足感に浸りデサフィナードを後にしました。素敵なライブ、本当にありがとうございました。