「議員のホームページで見ているのは片桐さんと参議院議員の山本一太さんだけです。活動の様子から地域の課題が見えてくるからです。先にあった中小企業の事例は参考になりました。公私混同している中小企業が多く、中には泣き寝入りしている人もいると思います。これからも地域の課題を取り上げて下さい。期待しています」と嬉しい連絡をいただきました。
地域に課題は横たわっています。課題がなくなることはなく次から次へと現れます。表面化していない課題は、誰かが被害を被ってそのままの状態になっています。今までは和を尊しとしていた日本人ですが、今は他人を利用して、時には騙して自分だけが得をするような動きをしている人が多く存在しています。
順調に推移していると思っていたある経営者は、「とんでもない。会社を経営していくのは大変なことですよ。会社の資金繰りはやはり大変です。金融機関に信用してもらうために返済を滞ったら絶対に駄目です。自分の給料を削ってでも返済に回します。会社経営の基盤は金融機関との取引ですから、知人に資金を借りることはしません。知人に借りるようになったら会社経営を辞めます。金融機関が資金を貸してくれない人は経営者ではありませんし、そんな人が会社を持っていることは社会に迷惑を掛けるだけです」と話してくれました。
人に会うと、多くの課題があることを実感します。少しでも改善できたら、そしてその様子を伝えることで誰かの参考になれば幸いです。今日聞かせてもらった嬉しい出来事でした。
和歌山市内のトンネルに自動車で入るとラジオが途切れ、携帯電話が通話できなくなるところがあります。新しいトンネルだと携帯電話はつながるのですが、古いトンネルは改善されていません。トンネル内に入るとラジオが聴けない、携帯電話が不通になることから、災害発生時や避難する事態に直面した場合に不安感があると意見をいただきました。
高速道路と国道にあるトンネルの電波受信状況は改善されているのですが、三桁国道と県道はラジオが聴けない、携帯電話がつながらないトンネルが数多くあります。予算面から改善されていないこと、中でも携帯電話がつながるようにするためには携帯電話各社に投資してもらう必要があり、県が交渉してくれているのですが目立った進展は図れていません。
しかし災害発生時に情報の遮断が原因で適切な避難ができなかったり、気づくのが遅れたりする事態は避けなければなりません。「予算がないので」、「携帯電話各社が取り上げてくれないので」といった理由で事態の改善が遅れないようにすべきです。
「まず和歌山県の南部から」という意見には反対しませんが、和歌山市民の皆さんにとっても災害から身を守り、トンネル内でも情報を確実に把握するインフラ整備は実施して欲しい対策です。当局とも折衝している最中ですが、災害に対する課題の一つとして引き続き協議を行います。
福島県からの放射能を帯びたがれき処理に関して、和歌山市が受け入れを表明したという情報が入っています。それに対しての反対意見も多数寄せられていますが、事実として和歌山市が受け入れを表明していません。情報の元は某週刊誌の8月号で、ここに和歌山市が受け入れをする地方自治体として掲載されているのです。
しかし事実ではなく、その情報を読んだ皆さんが反対の意見を述べているのです。受け入れか受け入れしないのかは、和歌山市として表明していない訳ですから議論を終結すべきものです。どちらかというとネガティブな情報の伝わる速度は早く、他の事例も含めてそれに振り回される傾向もあります。情報は正確に読み取り、不必要な不安を感じることのないようにしたいものです。
小さい頃によく遊びに行ったKさんがお亡くなりになりました。元気だったと聞いていたのですが、突然帰らぬ人となりました。3日前に様態が変化し病院に運ばれ、3時間の人工呼吸を続けた後に息を引き取ったのです。突然の脳死状態だったと聞きましたが、残念でなりません。小学校の時は家から離れ泊まることは冒険でした。Kさんの家に一泊で泊まらせてもらうことは楽しみの一つでした。それは当時、屋上に登れる家は少なくて、屋上へ上がって夏空を見ることが楽しみでした。
両親とKさんの家に遊びに行って、そのまま一人だけKさんの家に残るのが楽しいような寂しいような気持ちがありました。寝るまでKさんは一緒に遊んでくれて、寂しさを吹き飛ばしてくれました。実はKさんご夫婦には子どもがいなかったので、実の子どものように可愛がってくれたのです。
当時の国鉄に勤務していたご主人さんもお亡くなりになり、そして後を追うようにKさんも息を引き取りました。あの家から二人ともいなくなってしまいました。時代は移り変わり、地域も知らない間に変わっています。
小さい頃からの思い出は尽きません。両親に聞いた記憶があるのですが、章浩の名前は姓名判断に長けていたKさんが名付けたと思います。名付け親がこの世から去ってしまいました。小さい頃を知ってくれている人が一人去ってしまう寂しさがあります。
万感の思いを込めて「ありがとうございました」と言葉を添えて、お別れとします。今まで本当にありがとうございました。
夜は詩吟教室に行き、初めて詩吟を体験しました。文面にすれば短いのですが、詩吟で詠むととても難しくて長く感じます。リズム感と漢文の意味を知ることが必要ですが、初めてのことで見習うのがやっとでした。それでも約2時間の教室を楽しむことができました。生徒の皆さんは明るくて親しみ易い雰囲気を作ってくれて、初めて会ったとは思えませんでした。来月も教室があり参加したいと思います。
- 国体の乗馬競技に関して話し合いました。県内開催の可能性も示唆する話があり、対応しています。
- 秋の植樹活動に関して、植樹予定の保育園と話を行いました。来週訪問して打合せをすることを決めました。
- 和歌山市内に就職を希望している方と話し合いました。大阪市内で務めていますが、和歌山市で仕事をしたいとの希望があり某会社を紹介していたところ、明日、面接をしてもらうことになりました。うまく採用されると良いのですが、明日一緒に会社を伺うことにしています。
- 企業立地に関しての話し合いを行いました。話し合ったのは県外の会社ですが紀ノ川筋に工場を立地したい意向があり、早速立地場所に関して対応しました。希望を聞きながら進められる話であれば対応する予定です。