活動報告・レポート
2011年10月21日(金)
加太鯛祭り
加太鯛祭り

秋のイベントである加太の鯛祭りに関して話し合いました。春と秋の年に二回、加太では鯛祭りを開催しています。加太の名物はたくさんありますが代表的なものが鯛です。紀州レンジャーの一員であるタイレンジャーも出動しイベントを盛り上げることになりました。一時休憩していた紀州レンジャーも「まけるな!!和歌山県」のために活動を再開させています。

さて加太の鯛祭りは3月と11月に開催しているもので、加太観光協会青年部を中心に8年目を迎えています。企画委員会は年間30回を数え、地域の祭りとして徹底的に拘りを見せています。紀州レンジャー以外にも次回からは写真撮影大会などのアイデアも提案されました。加太の夕日は観光地として素晴らしい光景ですし、大型客船が大阪湾や神戸港に入る際には加太沖を通過するため、絶好の撮影ポイントとなっています。また関西空港に着陸する飛行機は加太の辺りで車輪を降ろし着陸体制に入ります。空を飛ぶ飛行機も大きく撮影できるポイントなのです。

そして初めて知ったことですが、漁船を出している日本の多くの釣りのポイントでは、お客さんが釣れるように予め桜えびを撒いているようです。桜えびを求めて魚が寄ってくるので、漁船からの釣り人は釣りやすくなるのです。しかしえさとなる桜えびが沈殿することから、海底にヘドロが溜まることになります。それが海を汚す原因の一つになっているのです。加太では桜えびなど、魚を寄せるためのえさを撒きません。釣り人の腕だけが釣れるか釣れないかを分けることになります。そのためお金を払ったお客さんが釣れない場合もあるのです。しかし本物の海の釣りを体験できますから、釣りが好きな人には絶好の釣りポイントとなっています。ここで書くことはできませんが、多くの著名人が加太へ釣りに訪れています。

さて加太観光協会は、同地域の観光に関して和歌山県と和歌山市にも要望を行い、行政機関も観光地としての加太を盛り上げる協力をしてくれそうです。加太地域にある森林公園には紫陽花の花を植樹しています。まだ1,200本位ですが、日本一を目指した取り組みを行っています。日本一の紫陽花の公園は6,000本ですから、それを目指して加太観光協会が活動をしていることを知りました。日本一を目指しての活動という響きは気持ちの良いものです。

さて加太地域では観光や漁業で年間に200億円あれば、加太一人当たり300万円の年収となり生活が成り立つと聞きました。地域として自立するために年間200億円の売り上げを目指す目標を掲げたいと夢のある話を伺いました。和歌山市を活性化させることは言うほど簡単ではありません。全体よりも小さな単位の地域で目標を定めて達成向かうこと、それが活性化の源になりますし、実行者は実現のプロセスを感じられます。最小単位の地域を活性化させることができれば、それは地域の成功事例となり和歌山市で水平展開をすれば良いのです。

加太の元気が和歌山市内に伝播するように期待しています。

歓待

久し振りにお茶の師匠であるK先生を訪ねました。丁度出掛けるところでしたが、道路で出会えたため自宅に戻り話をしました。大層歓迎してくれて、楽しい40分間となりました。時間にすれば短かったのですが、久し振りの訪問を大歓迎してくれました。「よく来てくれました。本当に嬉しく思います」と心から伝えてくれていることが分かる歓待でした。

少し気の早い話ですが、平成24年1月7日の新春お茶会への招待をしていただきました。先生から毎年お招きしていただき、いつも楽しみに参加しています。新春はお茶会から始まる、そんな気持ちになります。

「ずっと良いご縁を」と話してくれたように、こちらも良いご縁を楽しみにしています。今年は選挙、東北の震災、そして台風12号などの影響によって、久し振りの訪問となっていました。「忙しいのは分かっていますから、いつでも空いた時に来て下さい」と嬉しい言葉をいただきました。貴重な時間をいただき感謝しています。

その他

企業誘致に関して協議を行いました。災害以降、企業誘致も少し止まった感がありますが、継続した活動をしています。今回も県外企業との話し合いをしました。具体化までは少し時間が必要ですが、進出企画案を提出してもらう予定です。