活動報告・レポート
2011年10月14日(金)
視察出発
北京への視察に出発しました。目的は、中国人民解放軍内にある中国道家医学気功研究所北京本部、北京軍医気功研究所所長の万蘇建大使との東洋医学についての説明と意見交換を図りその効用について調査すること。また日本において同医学研究所の誘致に関しての可能性を調査するためです。万蘇建大使は中国十大名医にも選ばれている医学気功界の代表的存在です。
視察地は中国道家医学気功研究所で東洋医学と気功についての意見を伺い調査を行いました。関西空港を午後2時過ぎに出発し、北京に到着したのが午後6時前になりました。日本と北京の時差は1時間で、日本時間が午後5時だったら北京の時刻は午後6時となります。
北京市内の道路事情が悪く、オリンピック以降は慢性的に交通渋滞が起き、今日も空港から北京市内に入るのに時間を要しました。北京市内に入ったのは午後8時50分となりましたから予定が大幅に遅れました。しかし、それでも万蘇建大使とお弟子さん達が出迎えてくれました。
客人をお迎えするのは時間や場所に関係なく行うことが中国の慣習となっています。万蘇建大使との協議を終えたのは午後10時を回っていましたから、初日から熱烈歓迎をしてくれました。参考までに万蘇建大使は通常会える人物ではなく、今回の視察に対して特別に応対してくれることになったものです。
ところで北京市は人口約2,000万人、面積は概ね四国と同じ、緯度は秋田県と同じで少し冷えていました。北京オリンピック開催以降も経済成長は続き、GDP8パーセント成長が続いています。夕方から夜にかけての渋滞はそんな北京の成長を実感させてくれました。