和歌浦湾の磯焼け再生について協議しました。大手企業の支援を得て磯焼けを防ぐ取り組みが始まります。この取り組みは和歌浦湾再生を目指したNPO法人が企業の同意を取り付けて実施するものです。磯焼けには鉄分が効果的だということで鉄分を含んだ漁礁を沈め1年間経過を観察することにしています。和歌浦再生の取り組みは観光資源の面から進められていますが、産業面でも動きがありそうです。
電気自動車用の充電スタンド設置の補助金の締め切りが今日となっています。自動車メーカー以外の申請もあり、電気自動車充電ネットワークに幅ができました。自動車メーカー、交通事業者そして福祉事業者が県の取り組みに協力する予定で、電気自動車で紀伊半島を周遊できる環境を整えられることを期待しています。
給食に関しての意見交換を行いました。和歌山市内の中学校の給食普及率は低く、保護者から導入の意見をいただきました。給食事業者の人からも意見をもらい、導入されるなら対応は可能だということです。食育の観点からも地元食材を使用し、栄養士がバランスの良い食事を提供するしくみがあり、安全と安心を追及する観点からも検討に値すると思います。検討課題として認識しています。
平成24年度公立高校の募集定員拡大について決定しました。桐蔭高校、星林高校、県立和歌山商業高校がそれぞれ1クラス増え、和歌山北高校北校舎も1クラス増えることになります。逆に和歌山北高校西校舎が2クラス減少するので、和歌山市内で合計2クラス増えることになります。PTAから定数増の要望があり検討を続けてきましたが、増えることで決定しました。少し広い選択肢になりそうです。
和歌山市内で新設される福祉施設について協議を行いました。設置基準について和歌山県と和歌山市を交えて協議を行い、設置基準の解釈に基づいて設置計画が進展する見込みです。
ある会社の話を聞かせてもらいました。中堅社員が若い社員からお金を借りていることが問題になっています。新入社員からもお金を借りているようで、借りたお金を返さないのです。被害者が増えていて被害届けの提出も考えているようです。会社も対応しているのですが、同僚や友人からお金を借りるのは癖になっていて、上司や周囲から注意をしても効果がないようです。当然、この社員は周囲からの信頼をなくしていますが、話し合う余地があり表面化させていない状況です。
しかし友人が信用してくれていることを良いことに、お金を借りて返させないのは人道に反することです。その人の生活態度からお金は遊興に使っているようですが、人が苦労して貯めたお金を口先で信用させて借り受け、返す気がないことに周囲は怒っているのです。
それどころか催促をしてくる人に逆恨みの言葉を発するようで、課長や係長が間に入っても効果がないようです。一度大規模に話し合いをして、「返済すれば会社外に影響を及ぼすようなことはしない」と伝えたのですが、その約束も守っていないようです。もう会社として介入する余地もなくなりつつあります。
このままでは事件として警察に介入してもらうことになりますが、最後の話し合いをして、返す意思がなければ判断することになりそうです。
この社員は周囲からの信頼をなくしていますし職場も異動させています。新しい環境の下でも同じ金銭問題を起こしているのです。その人が持っているルーズな金銭感覚、人に迷惑をかけても平気という性格に起因しているもので、直しようがないということです。
そのため対策は、相手にしないこと、関わらないことにしているようです。そうすると会社外の人にお金を借りに行っていることが判明しました。取引先にまで迷惑を掛けていることから、話し合いの余地も狭まっています。
信頼をなくした人の末路は決まっています。仕事で表に出してくれることはありませんし、一生かかってでも返済をすることです。それをしなければ人間失格です。「もし電話かあっても関わらない方が良いですよ」と話してくれたように、同僚や友人から借金をして返さない人の情報は伝わってきます。このように次々と信頼がなくなっていくのです。会社や同僚は仕事をしている社会的存在ですから強く詰め寄りませんが、その分相手にされないで仕事の範囲は狭まっています。本人だけが気付いていない、そんな状態に置かれているようです。