活動報告・レポート
2011年8月22日(月)
六義園
六義園

平成23年夏に訪れた六義園。江戸時代、江戸の人が憧れの気持ちを持ったのが和歌の浦の光景です。誰もが紀州に行ける時代ではなかったため、江戸で和歌の浦を再現したのが六義園です。和歌山県議会でも取り上げましたが、和歌の浦と六義園を結ぶ文化的催しを行うことで、東京から和歌の浦へ観光に訪れてくれるような循環を設けたいところです。そんな催しが六義園で開催されます。寺子屋六義園と題して、平成23年10月28日から11月13日までの間、パネル展「六義園に映し出された和歌山ってどんなところ」を行うことに決定しました。そして万葉の時代と江戸時代における和歌の浦についての講座も開催されます。

このようにして伝えたいものが形になると、取り上げた甲斐があり喜びがあります。東京の人に和歌の浦を知ってもらえる機会ができたことで、国の名勝指定和歌の浦の観光誘客を全国に広げたいものです。

LED照明

節電の夏にあってLED照明は、自治会の防犯灯、道路照明、事務所、工場など各方面で採用されています。中には電気代が約10分の1になった事務所もあり、省エネルギー効果が出ていることから積極的な取り組みになりそうです。

本日は道路照明や船舶の照明などへの採用について話し合いを行いました。初期コストや屋外での耐用年数の問題など課題もありますが、取り組むべき価値があると考えているところが多いようです。中には、近い将来、蛍光灯の生産を打ち切り、照明は全てLEDに切り替えるといメーカーもあるようで、かつてのレコードがCDに取って代わられたように、蛍光灯がなくなる日が来るかも知れません。

これは日本だけではなくて中国や韓国でも同じで、照明はLEDが当たり前という時代が訪れそうです。

子ども達

難病と闘っている子どもや恵まれない環境にいる子ども達の支援を行っているのがNPO法人ギャラクシー・ブライトです。子ども達の支援について話し合いました。私たち大人が考えるべきことは、地球をどんな形で子ども達に渡すべきかという問題です。地球環境保全は当然のこと、豊かな生活ができる環境、省資源の循環型社会を作り上げること、そして富の分配を、より多くの人に行き渡るようなシステムに設計することなどがあります。

一人が10億円持っていても全てを使うことはできませんが、100人が1,000万円ずつ持っていたら使えるし、社会にお金が回るので社会全体が潤うことになります。そんな富の配分ができる社会はどうしたら実現するのか、考えています。

そして子ども達に夢を与えられる社会を築くために活動を開始しようと結論を得ました。考えるよりも行動が大切です。考えてばかりいると壁が立ち塞がり、一歩も前進できなくなります。少し考えて即座に行動に移すと壁が立ち塞がる前に、最初の壁を通り過ぎています。最初の壁は前に進むことによって発生する恐怖心です。恐怖心が内心で沸き起こる前に、関門を通り過ぎたいものです。

幸いこの法人には実行力のあるメンバーが揃っています。恐怖心を取り除ける環境もあります。アイデアの中のできることから行動開始です。

そして「第11回福崎わくわく広場〜六甲山の夏休み〜」の結果について話し合いました。今回、子ども達は初めての六甲山とバーベキューで多くの楽しみを得てくれました。スタッフ一同、とても良い企画であったと満足感に浸っています。そして来年はどのようにして開催していくのか、早くも企画を検討しています。子ども達は地域の宝物であり、日本の宝です。大切にそして生きている力を備えるために厳しく接する必要があります。特に両親がいない子ども達には、社会でも負けないで強く生きて欲しいと願っていますから、経験と愛情を与え続けたいと思っています。

そんな思いが詰まった感激の報告書も完成しました。最高の夏休みの一ページになってくれたと思います。