活動報告・レポート
2011年8月18日(木)
学校給食
学校給食

和歌山市の公立中学校は給食が導入されていません。大阪市を除くと給食普及率全国最下位だと思います。大阪市は給食導入の動きがありますが、和歌山市の動きはよく分かりません。いただいた要望は、公立中学校へ給食を導入して欲しいというものでした。

給食を導入するに際しては、学校関係者、保護者、子ども達の意見を聞き取る必要があります。そこから中学校給食に関わる予算化を図る工程へと進みます。学校給食に際しては賛否が予想されますから、生徒や保護者の意見を十分聞き取る作業が必要です。対立した場合、議会の判断は難しくなります。議会は民意を反映する場ですから、少数意見も留保することが必要だからです。全て多数決で押し切るというのは民主主義ではありません。少数意見を少しでも反映させたうえでの多数決がルールなのです。大多数が納得して同意してもらえることが理想でそれに近づけたいのですが、その作業に多くの時間を要するのです。議会は民意を汲み取る場所ですから、その工程を外すことはできません。民主主義とは方向性を導き決定するまでに時間を要するものなのです。そこが欠点ですが、同時に権力の行き過ぎに歯止めを掛けるしくみを併せ持っています。

いずれにしても公立中学校の給食導入の案件は全国と比較しても迅速な議論を行うべきもので、早期に姿勢を明確にして欲しいものです。

自治会

有家自治会として敬老の日にお祝いの品を配布するために、今年75歳以上の自治会員の方を抜き出す作業を行いました。個人情報保護法以降、自治会員の皆さんの家族構成を把握することが難しくなり、75歳以上の人を見つけ出すことも容易ではありません。そこで役員と民生委員が集まり75歳以上の方を見つける作業を行いました。

皆さんと役割分担を行い、何とか選び出すことができました。後は9月19日の敬老の日に備えるだけです。

PTA要望
PTA要望

恒例の和歌山市PTA連合会役員の皆さんと県教育委員会、そして県議会の和歌山市選出議員との懇談会が開催されました。PTAの役員の皆さんからは、公立高校入試に関する質問、要望がありました。定員割れの高校では全員を合格させて欲しいことや、大きな制度変更の場合はPTA、生徒に迅速に知らせて欲しいことなどの要望です。

そして本年の新しい要望は、県立和歌山北高校と西高校の統合に伴う入試のあり方についてのものでした。北高校と西高校が統合して新しい北高校となります。普通科とスポーツ健康科学科が設置されることになります。混乱したのは、普通科が北校舎と西校舎のふたつの入試コースがあるように制度設計していることでした。同じ学校なのに、校舎が違うと入試が違うものになることが理解しにくいのです。つまり北高校を受験する生徒は、北高校の北校舎か北高校の西校舎のどちらかのコースを選択する必要があるのです。

そして北校舎と西校舎の入試採点は別々になるので、最低合格点は違ってくるのです。入学後は北校舎と西校舎では授業が違いますし、学習内容や選択科目も違います。同じ高校でありながら校舎が違うと授業が違うという点です。そして北高校として一体感を醸成するとのことですが、別々で一体感を出すことの意味と実施方法がやや難解でした。

いずれにしても詳細は決定していないので、新生北高校の入試要綱が平成23年9月3日に発表されるまでは不明です。

そして最後にひとつ要望がありました。中学校卒業式の翌日に高校入試が控えている点の改善についてです。中学生にすれば、卒業式の翌日公立高校の入試だと卒業式を楽しむことが出来ないという意見です。納得できるものです。わざわざ卒業式の翌日を公立高校入試の日に設定する必要はないのです。

順序としては、公立高校の入試があり中学校の卒業式、そして高校入試合格発表が良い流れです。三年間の集大成の卒業式を楽しめない日程設定の変更を求める意見を聞いて、生徒にとっては大きな問題であると思いました。

過去に大きな問題となった、公立高校入試の前後期制を廃止したことに比較すれば、卒業式と公立高校入試の日の間隔を開けることは容易いことです。文教委員会でも取り上げたいと考えています。

仕分け作業

今月末に予定している児童施設へのボランティア活動に関して、当日の配布物の仕分けと封入作業に参加しました。ボランティアに参加する複数人が集まり、配布する品物を仕分けして袋に詰め込む作業を行いました。子ども達に喜んでもらうために事前準備を行ったものです。

300個の仕分け作業は結構時間を要しました。参加した皆さんと共同作業ができたので楽しく仕事ができました。詰め込んだ荷物はKさんの事務所に保管をお願いしました。

夏祭り

恒例となったセラヴィ神前の夏祭りに参加しました。夏祭り直前までは大雨で開催が危ぶまれましたが、午後5時40分の開始時刻には雨が上がり、皆さんと一緒に楽しむことができました。

よさこい踊りや宝子さん、恭やん、山口智世さんの歌などで場内は盛り上がり夏のひと時を楽しみました。和歌山市の福祉施設でこれだけのメンバーを揃えて楽しめる機会は、それほど多くありません。夏の元気、皆さんから元気が飛び交いました。

大雨の最中、司会の宇和千夏さんが「こんな時こそ、テンションをあげて行きましょう」と気合を入れてくれましたが、天候で落ち込でも何の得もないことです。天候に左右されないで、楽しむ時間は楽しむ時間として満喫したいものです。

通夜式

そして夏祭りと同時刻に通夜式があり、参列させていただきました。お亡くなりになられたSさんのご冥福をお祈りしています。