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活動報告・レポート
2011年7月21日(木)
感動の時間
感動の時間

千房の中井政嗣社長の話を聞く機会がありました。一代でお好み焼きチェーン店を築き、そしてお好み焼きのイメージを打ち破った人です。そして話の内容は感動ものでした。主観を交えてまとめてみました。

目標を持たないとどこも到達できないこと。旅行に行くにしても外国へ行くのか、国内なのか、そして海なのか山なのかによって準備するものが違ってきます。準備をしないで旅行に出掛けることはありません。ですから仕事で何を達成したいのか目標を持って取り掛からないと何も達成することはできないのです。つまり頑張ると言っても、何を頑張るのか分かりませんから、結局、長く頑張れないのです。

お店に就職しても、お客さんに喜んでもらうことを生き甲斐にする、将来独立する、自分の店をチェーン店の中の売上一番を目指すなど、目標を持たないと日常の中で埋もれてしまい長続きはしません。目標から努力が生まれ、そして結果が出るのです。まず自分が達成したい目標を持ちましょう。

迷子の人が多い。行き先、現在位置、脱出方法が分からないので社会の中で迷子になっています。下手な鉄砲は数を撃っても当たりません。的を絞って数を撃つから当たる可能性があるのです。

行きていく上で大切なこと。モノを大切にすること。感謝する心、身体を大切にすること。辛抱することを知っていること、の三点です。耐えること学ぶことです。子どもに与えるほど、子どもは駄目になります。それと同じで苦労して辛抱した中から学ぶから成長するのです。与え続けるとその人は駄目になります。何も自分で考えなくなり、行動しなくなるからです。

職人さんは道具を大切にします。包丁やまな板は心を込めて磨きますし、グラスも丁寧に磨きます。心を込めた道具で調理すると素材がおいしくなるのです。よく切れる包丁で切ったキャベツと、切れ味の悪い包丁で切ったキャベツを食べ比べると味が違います。よく切れる包丁で切ったキャベツの方がおいしいのです。心を込めた道具は、道具が持ち主の仕事をしてくれます。持ち主の気持ちを道具が知っているからです。

そして心を込めて磨いたグラスは落としても割れません。そのグラスを波動測定器で測定すると、波動レベルが一番高い数値を示すそうです。気持ちを込めることは波動を送ることなのです。心を込めることで道具が変わりに仕事をしてくれるのです。

勉強でも同じで、大切にしている文房具で試験に臨むと、鉛筆や消しゴムが解答に導いてくれます。大切にしていないと答えを示してくれません。道具を大切にする気持ちが伝わっているのです。

予感すること、思い立つことは、可能性があるからそう感じるのです。予感、思いは大切にしたいものです。

道端のゴミを拾う、タバコの吸殻を拾うこと、公共交通機関ではお年寄りに席を譲ること。簡単なことですが実践している人は少ないのです。その気になれば一分でできることですが、できないのは感性がないからです。理性が勝っていると大切なものが見えません。感性を大切にして、実践できること、そして続けることが教養なのです。教養とは誰もが社会でしなければならないことの積み重ねです。

成功とは時の運、地の利、人の縁が揃ってやってくるものです。これがないと仕事での成功はありません。三つを揃える秘訣は、良いことを続けること、続けることで実績となり、本物となること、そして実績がありホンモノの人物には信頼が得られることです。ホンモノの人物になることが成功するために必要な条件です。簡単なようですが、ホンモノの人物になるためには、続けること、実績を作ること、そこから信頼を得ることが必要です。目安として10年続けるとホンモノになります。20年続けると歴史となり文化となります。

人は一所懸命生きている人を応援します。口先だけ、言い訳ばかり、自分の非を認めないで良い格好ばかりしている人を人は応援しません。困っていても全力でがんばっている人を人は応援するのです。映画の場面のクライマックスは主人公がピンチになった時です。どうして脱出するのか。どうして悪を倒すのか、そんな主人公の考えと行動に人は感動するのです。人生も映画だと思うと良いのです。ピンチがないと人生は映画になりません。そしてピンチが訪れた時、勇気を持って行動しないで人の悪口ばかり言っている人を、周囲の人が応援する訳はありません。

ピンチになった時に乗り切ろうとする姿勢に人は感動して応援するのです。ドラマのクライマックスをどう生きるか。そう考えるとピンチで落ち込んではいられないのです。ピンチの到来が人生のクライマックスであり、どう切り抜けるか、その行動によって人は応援してくれるのです。

人生は映画です。映画になるような人生を切り拓きたいものです。

心や思いは人には見えません。ところが心遣いや思いやりは人に伝わり、見えるのです。

内心は分からないけれども行動することで、内心が分かってもらえます。行動することが心を伝えることなので大切にしたいものです。

経営者から

和歌山市内の経営者であるKさん。父親のような話をしてくれました。

昔と違って最近はお客さんからの苦情が増えています。以前なら説明したりお詫びをすれば納得してくれましたが、最近は、説明しても駄目、お詫びをすると更に怒ってくるお客さんが増えました。責任を持たないのに相手に責任を押し付けてくる人が多く存在しています。片桐さんもたくさん嫌なことに遭遇していると思います。今日も、先日も知人とそんな片桐さんの話をしていました。片桐さんは何でも懸命にするので、結果が伴わない場合の対応に苦労しているのではないかなと心配していました。どれだけ相手のことを思って動いても、心無い人は批判をしますし、時には嫌な言葉を吐かれることもあると思います。今の社会は人を批判する人が多くなっていますから、批判に負けないで下さい。心無い批判は受けないで流すと良いのです。管総理を見て下さい。あれだけ批判を受けて総理でいる精神力は凄いですよ。普通の人だったら胃潰瘍になるか、とっくに辞めています。これからの時代、強い精神力、図太い精神を持つことが大切です。負けないで強く逞しく行動して下さい。日頃を知っている私達は、いつも応援しています。勝手なことを言う人は無視すれば良いのです。

そんな話を伝えてくれました。

その他
  • 通夜式に参列させていただきました。通夜式会場である紀の川市粉河まで走りました。お悔やみの心を伝えてきました。
  • 就職依頼の件。仕事を探すためには希望を聞かせてもらう必要があります。「何でも良い」というのが一番困る姿勢です。何でも良いということは、何に対しても意欲が無いからです。仕事をしようと思う人だったら、好きな仕事、やりたい仕事はあると思います。今までの経験から、何も希望が無い就職希望の人に仕事を持っていっても、その仕事はやりたくないという答えか、会社に入っても辞めてしまうことが大部分です。是非、希望の職種を自分で見つけて下さいと話をしました。
  • 外国で活躍中のプロの映像カメラマンが7月31日の懇親会に来てくれることになりました。しかもビデオカメラを持ってです。どんな光景になるのか、今から楽しみです。
  • 同じく7月31日の懇親会に関して。政治に関心のある若い人達が応援に来てくれることになりました。政治家の考え方、話し方を学びたいということからです。感謝していますし、若い人に何かを伝えたいと思います。