活動報告・レポート
2011年7月11日(月)
フランチャイズ店舗
和歌の浦のこと

和歌の浦に関しての問い合わせがありました。「和歌浦漁港内でフィッシャーマンズワーフができるという噂があるのですが本当ですか」というものです。真相を確かめると、漁港内の建物の一階部分を改装して常設の朝市にする計画があるということです。ただ規模からするとフィッシャーマンズワーフのような大規模なものではなくて、既存の建物の改装によって和歌浦の魅力を高めようとするものになりそうです。現在でも不定期に朝市を開催していますが、これを常設にすることによって地元にも観光客にも立ち寄ってもらえる場所として活用しようとするものです。

平成23年度中に改装を終える見込みですが、運営計画を進めるに当たっては地元からの参画や意見を聞き取ることなどの提言をしました。地元に愛される施設になるようにして欲しいものです。

フランチャイズ店舗

コンビニエンスストアなどフランチャイズで出店している企業のエリアマネージャーと話す機会がありました。同じような店舗なのに繁盛店とそうでないお店があります。明確な違いは分りませんが、流行るか流行らないかの違いはオーナーの手腕と人柄が関係しているようです。

お客さんからもスタッフからも好かれているオーナーのお店は生き生きとしています。オーナーの人柄が店舗に表現されているのです。つまり同じような店舗であっても人柄によって空気が違い、微妙な違いがあるのです。複数の店舗を見比べてみると、素人には分らない違いがありました。専門家が店舗内に入ると、その瞬間にオーナーの店舗運営の方針や流行るかどうか分るそうです。

企業秘密の部分に触れることはできませんが、例えばアルバイトの教育に関しても違いがあります。単に入れ替わるだけのアルバイトとして教育するのと、学生でもやがて就職して社会人になるという前提で、社会人として通用する教育を施すのとではアルバイトの仕事内容は全く違います。当然、後者のお店の方が仕事は厳しくなりますが、得るものがあります。

アルバイトでも正社員と同じように教育をすること、これが流行る店舗にある要素です。この中には厳しさと優しさが含まれていますし、処遇にも差がつくのは当然のことです。

フランチャイズ店舗もそうして見ると違いがあって楽しいものです。そして同じ買い物をするのであれば、活力がありプロの仕事をしている店舗に行って、お客さんの立場であっても、そこから気づき学びたいものです。

高校統合

和歌山県立の青陵高校と陵雲高校を統合して青雲高校となり、和歌山北高校と和歌山西高校が統合して和歌山北高校になる方向で昨年度から検討が続けられています。統合して新しい学校としてスタートするのが平成24年4月からです。

文教委員会でも議論していますし、概ね考え方が一致して進められていると思っていました。ところがこの件に関しての意見も聞こえてきました。そのため少し先になりますが9月に同僚議員と学校現場に入ることにしました。校長先生以下の皆さんと話を交わし、問題点がないかどうか確認したいと考えています。

県立高校の統合や和歌山市立の小中学校の統合の案件もあります。全ての意向を汲み上げることは困難ですが納得性の高い方法を導けたらと思います。

雇用問題

厳しい経済環境から少しでも脱却するために緊急雇用制度が設けられています。早く活用して地域に雇用を生み出したいのですが、前例がない場合は中々前に進みません。それでは制度の意味が薄れます。早く雇用を生み出せる環境に持っていくことが主旨ですから、不具合があれば修正を行い早期雇用実現につなげたいところです。

和歌山県内では珍しく、新しい雇用が生まれる産業の雇用について協議を行いました。主に女性向けの産業ですが、早く進めるために意見の調整を行ったものです。東京や大阪では流行に敏感な女性向け新しい職業が誕生していますが、地方都市では職業として確立されていないものがあります。そんな都市部で職業として認知されている仕事のプロを養成するための講座を和歌山市に持ち込むことは意義のあることです。

勿論、前例がないことから職業訓練カリキュラムの設定と効果の検証は難しいと思いますが、他府県で認められているものであれば、思い切って取り組みを開始して欲しいものです。都心部では新しい職業が次々と誕生していますから、その依頼も行いました。

後援会打合せ

土曜日に行った後援会の今後の進め方について再度意思確認を行いました。そして皆さんと夏のひと時を一緒に過ごす集会について話し合いました。進め方、規約、役員体制などの話し合いを行い、動き出すことにしました。

その他
  • 県の許認可について当局と協議しました。許認可に際して県は公平公正、そして企業の社会的責任を重視しています。今は良くても過去に問題があった企業や、隠し事をするような企業の監視体制は厳しくなっています。県のチェックが厳しくなっていると言うことは、それだけ県民の皆さんの県内環境保全への意識が高まっていると言うことです。
    書類が整っていることは勿論のこと、役員構成や関係する他府県への仕事内容の照会など、審査に時間を要しています。任せられる事業者に安心で安全な仕事をして欲しいものです。
  • 道路交通安全に関しての協議を行いました。行政の許可の意味の中に、本来は危険なもので禁止すべきものであっても、法律や規律を厳格に守り、その人や企業であれば安全に遂行してくれることを確認できた場合、当該業務の許可を行うのです。
    ですから許可する際の遵守事項に違反すると許可は取り消しとなります。それが社会における将来の危険を未然に回避するために必要なことです。では危険回避をしなくても良い条件は何なのか。そんな場面について話し合いました。許可を受けている人の社会的責任は重いのです。その意識を持っておきたいものです。