平成23年6月県議会定例会の最終日です。他会派との意見書の調整、議会運営委員会、クラブ会合などを行い、本会議採決となりました。
議案の採決状況については以下の通りです。
提案された議案は全て可決されました。議案第82号「和歌山県民交流プラザ和歌山ビッグ愛・ビッグホエール設置及び管理条例の一部を改正する条例」は公明党県議団が退場して賛成全員、その他の議案は賛成全員で可決されました。私は全ての議案に賛成しました。
議案第74号平成23年度和歌山県一般会計補正予算
議案第75号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第76号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
議案第77号和歌山県税条例の一部を改正する条例
議案第78号和歌山県立情報交流センター設置及び管理条例の一部を改正する条例
議案第79号建築物等の外観の維持保全及び景観支障状態の制限に関する条例
議案第80号教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第81号市町村立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第82号和歌山県民交流プラザ和歌山ビッグ愛・ビッグホエール設置及び管理条例の
一部を改正する条例
議案第83号和歌山県立中学校及び高等学校設置条例の一部を改正する条例
議案第84号訴訟の提起について
議案第85号工事請負契約の締結について
議案第86号工事請負契約の締結について
議案第87号工事請負契約の締結について
議案第88号工事請負契約の締結について
議案第89号工事請負契約の締結について
議案第90号工事請負契約の締結について
議案第91号工事請負変更契約の締結について
また意見書に関しては次の通りで、和議第7号は否決、それ以外の意見書は全て可決されました。私は和議第7号に反対、それ以外は賛成しました。和議第7号に関しては、自民党県議団と改新クラブが反対し、共産党県議団、公明党県議団、刷新クラブが賛成しています。
和議第7号原発・エネルギー政策の抜本的見直しを求める意見書
和議第8号震災からの復興に向けた補正予算の早期編成を求める意見書
和議第9号教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため。最も適した教科書の採択を求める決議
和議第10号地方財政の充実・強化を求める意見書
和議第11号当面の電力需給対策に関する意見書
和議第12号和歌山県立医科大学の正常化を求める意見書
以上の全てを決議して本会議定例会を終えました。二期目最初の議会は防災対策やエネルギー政策に関して主張できた議会となりました。また防災とエネルギー問題が際立って議論された議会でもありました。これまで国策と思っていたこれらの対策は、身近なところに降りてきた感じがあります。
「稲村の火の館」の運営に関して、東南海・南海地震等対策特別委員会として知事に申し入れを行いました。知事への申し入れは冨安委員長と吉井議員、そして副委員長の私の三人で行いました。
広川町立の「稲村の火の館」ですが、広川町だけの問題ではなくて和歌山県全体として脚光を浴びるように運営する必要性を訴えました。県内小学校の生徒は勉強の機会として一度は訪れることや、11月5日の津波の日に津波の怖さと避難について啓蒙活動を行うなどの取り組みをしたいと、知事が見解を示してくれました。
本年度最後のレオクラブ育成協議会に出席しました。レオクラブの新年度は7月1日からですから年度末の協議会となりました。和歌山レオクラブは70名を超える会員が集まり、新年度の運営費や運営方法につて協議を重ねました。
若い会員の皆さんが地域に元気を与えてくれています。福祉施設の夏祭りのお手伝いをすることも申し出てくれました。
有家自治会の区長会議を開催しました。一ヶ月間の自治会の取り組みやこれからの課題について議論を交わしました。自治会会費徴収について、自治会館の備品の購入について、自治会内の防災研修会の開催について、秋の運動会について、町内の通学路の安全対策についてなどの協議を行い、自治会として対応することを確認しました。
- 防災対策としての電光掲示板の設置について協議しました。設置場所は和歌山市役所前とダイワロイネットホテル前の案が出されました。実験可能性は費用負担の問題で、行政の考え方について話し合いました。
- 和歌山県立西高校と北高校の統合についての意見が寄せられました。西高校関係者から県に対して意見の申し入れがあったようです。これまで統合に向けた経緯が不透明であるとの申し入れだと聞きました。申し入れ書の確認を行い、対応したいと考えています。