午前8時から植林に関して打合せを行いました。日本の林業の課題、そして温室効果ガス削減のために早期に成長する樹木を植林できないかという構想です。また放射能を吸収する奇跡のような樹木もあり、活用について話し合いました。紀伊半島は林業が盛んですから、この構想を話し合えたことは楽しいものでした。
一般質問2日目が始まりました。今日も四人が登壇して知事を初めする当局と議論を繰り広げました。問題点に関して高いレベルで議論を交わすのが議会です。議場にいるとその温度が伝わってきます。今日も熱く、そして県政の課題について学びました。
ふたつの議員連盟総会が開催されました。中でも南北アメリカに関する議員連盟が新たに発足しました。これは南北アメリカには県人会が多数存在していることから、和歌山県との交流、友好を深めようとする目的で設置されてものです。私も参加しお互いの文化を尊重しあいたいと考えています。
ある方から「議会報告のレポートを読みました。コラムで書いてあることがとても納得できることで参考にしています。定期購読したいのですが、どうしたら良いですか」と依頼がありました。とても嬉しい申し出です。レポート入手の経緯を聞くと、ある会社の事務所に、以前、議会報告レポートを複数部、持参していたのですが、それを持って帰ってくれて内容を評価してくれたのです。書いたものを見てくれている人がいることは嬉しいことです。
議会報告レポートの発刊は不定期なのですが、次回から発刊の都度、届けさせてもらうことを約束しました。
一日、ひとつでも嬉しいことがあるとその日の気分は良くなります。とても素敵な一日となりました。
大阪府の私立高校での取り組みを聞かせてもらいました。この私立高校は、今春、京都大学に40名超の学生を、神戸大学に70名超の学生を合格させたそうです。所謂、進学校ですが、進学校に入学できると、即、有名大学に合格するというものではないのです。毎朝テストから授業は始まりますし、放課後も補習が続きます。また合宿では午後11時まで授業を行い、その後確認テストを行っています。そこで合格点を取れたら就寝できるのですが、合格点に満たない場合は、再び補習に入り、最終翌日の午前2時頃まで続くそうです。そして翌朝は6時起床で一日の生活が始まります。そして朝からテストなのです。
その繰り返しを3年間続けて、有名大学に入れるだけの実力が身につくのです。つまり耐え残ってきた生徒だけが栄冠を掴むことが出来ます。耐え残ることが勝つための条件であることが分かります。
教育現場の声ですが実社会でも同じことが言えます。継続すること、耐え続けることが勝ち残るための条件です。諦めたら終わりです。そして耐えることを止めたらそこで終わりです。勝ち残ってきた人は全て耐え残ってきた人なのです。
私たちにとっても優れた教訓になります。
Kさんに、来週大阪市内で開催が予定されている講演会について話をしました。Kさんは「片桐さんからの頼みなら、何でも聞くから」と言って、快く入場券を引き受けてくれました。いつも困った時に電話でお願いをしているのですが、心中を察して、いつも依頼を引き受けてくれるのです。「助け合える中を大切にしたいと思います」と話した上で、「また何時お世話になるか分からないのでお互い様です」と笑い声を聞かせてくれました。
こんな小さな会話が幸せな瞬間です。こちらから言い難いことを分かって親切に対応してくれていることが、Kさんの言葉から伝わってきます。
またIさんにも同じ要件を電話で依頼したところ、同じように「大丈夫ですよ。出来る限りのことはしますから」と即座に回答してくれました。本当に感謝しています。そして直ぐに折り返して「○人、参加させてもらいます」と返答をいただきました。
講演会に参加の依頼は、日頃からお付き合いをさせてもらっている関係の中での気持ちの問題なのです。「切り出しにくいような無理を言っているのだから協力しよう」と思ってくれる気持ちが嬉しいのです。そして快く引き受けてくれる方は、先方から無理な依頼事はありません。
こんな素敵な皆さんに囲まれている今の環境は素晴らしいと感じています。協力し合える関係の人を増やし大切にしたいと思っています。
- 夜は懇親会に出席しました。県庁時代からお世話になっている皆さんと楽しいひと時を過ごしました。また県政に関して関心は高く、今の和歌山県の課題について熱く語ってくれました。
- ストレスに関する第一次に発見し気づけるしくみについて話し合いました。本人が意識していない部分に気づくことがストレスを大きくしないために必要なことです。その第一次的な発見を医学的に行い、初期対応につなげるしくみを確認しました。