今日から一般質問が始まりました。初日は4人が登壇しましたが、最大の論点である防災対策の議論が交わされました。また原子力発電に関する質疑も飛び交い知事の見解が示されました。
原子力に関しては、和歌山県においても具体的な申し入れがないこと、福島第一原子力事故が発生していることから立地の議論にならない旨の答弁がありました。原子力発電と新エネルギーの比率や導入に関しては国策ですが、県議会でも大いに議論されました。エネルギー問題が地方で論議されることは少なかったのですが、東北での原子力事故を境にこの問題が議論の対象となっています。
今回の原子力事故が、津波により非常用電源が作動しなかったことが真の問題であれば、今まで以上の津波対策が必要となりますし、地震によって原子力建屋が破壊されたのであれば地盤の強度を再検討する必要が生じます。何が原因で今回の事故につながったのかを見極めての対応が必要になるが知事からの答弁です。原因をはっきりさせてからでないと、事故に関しての本質的な議論はできないのです。
また「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案」に関しては期間を定めて実現を図るように政府に要望をしていることの答弁もありました。エネルギーに関しての議論からは避けて通れない状況になっています。
初日から白熱した議論が展開される議会となりました。明日以降も県政の重要課題が議論されます。変革期に県議会で活動させてもらえることは有り難いことです。皆さんに感謝しています。
昼休みの時間を利用して議員連盟総会が開催されました。既存の4つの議員連盟の総会と新たに設置された観光議員連盟の設立総会が開催され、どちらにも出席しました。観光振興は和歌山県の大きな課題ですから、議員連盟を設立して議会をあげて振興に尽くそうとするものです。
議案は全て了承されたので、新しい体制で活動がスタートすることになります。
明後日に予定している一般質問の質問項目の通告を行いました。
質問項目は大きく3項目です。
- エネルギー問題について
- 自然エネルギー協議会への参加と今後の動きについて
- ソフトバンクのメガソーラー計画に対する和歌山県の考え方について
- 再生可能エネルギーの候補地、誘致について
- 再生可能エネルギーに関して和歌山県の担うべき役割について
- 電気自動車、充電スタンドの普及、ネットワークづくりについて
- 防災対策について
- 和歌山市における福祉避難所について
- 要援護者への支援対策について
- 登校、下校時における避難方法について
- げんき開発研究所の活用について
- げんき開発研究所をスポーツ医科学の拠点としての活用について
以上です。明後日、6月23日、木曜日の午後1時から、通告に基づいて一般質問を行います。
和歌山県飲食業生活衛生同業組合の総会が開催されました。招待をいただき、会場のある白浜町に向かいました。一般質問と私の一般質問のすりあわせを終えた後、和歌山県庁から白浜町に移動しました。午後5時30分からの総会に間に合い、挨拶の機会をいただき皆さんと懇談させてもらいました。
飲食業も厳しい時代を迎えていますが、参加した代議員の皆さんはとても明るくて元気なので、こちらが励まされます。明日も一般質問があるため日帰りで戻りましたが、もっと皆さんと意見交換をしたいと思いました。皆さんに感謝しています。
- 来週、27日の月曜日の研修会の内容を決定しました。橋本明子先生による笑顔研修を実施することになりました。今から橋本先生の研修を楽しみにしています。
- 運輸会社の省エネルギーに関する取り組みついて協議させてもらいました。省エネルギーへの関心が高まり、国の制度を活用して自社ビルや業務上での省エネルギー化を目的とした改修を計画しています。社長の取り組みに協力することにしています。
- 福祉施設の運営に関して依頼がありました。丁度、介護保険に関して確認した点があったので話し合いました。明日以降も引き続いて話し合います。