和歌山市内で福祉施設を計画している方が、設計士と共に訪ねてくれました。法改正に伴い有料老人ホームの取り扱いが住宅と看做されるなら、計画地点で建設可能かどうか分からなくなります。その解釈をしようと試みたのですが、国土交通省の見解が出ていないので現時点において県単独で直ちに判断することは難しいため、取り扱いを検討することにしました。今週末に、この法改正に伴う説明会が国道交通省でありますから、そこで問題提起してもらうことにしました。
木曜日に予定している一般質問について協議を行いました。概ね質問内容が決定したので、それぞれ所管課に質問内容を通知しました。これから質疑について詰めて行くことになります。今回は和歌山県の防災対策について質問する議員が多くなっています。私もその一人ですが、質問内容が他の人と被らないようにして聞きたいことを作っています。
県庁の物品調達における電子入札申請について協議しました。平成23年度予算で基本ソフトをウインドウズ7に切り替えることにしています。入札に参加希望をしている事業者は既にウインドウズXPからウインドウズ7に切り替えているところがあり、県庁が従来のウインドウズXPを使用していると、パソコン上で電子入札に参加できないのです。この場合、入札に必要な帳票をプリントアウトして県庁に入札書類を持参することになります。それでも応札は可能ですが、時間と労力を必要とするのでパソコンを導入している意味、即ち省コストと当該業務の時間短縮の意味合いが失われます。
予算化できているのであれば早期にウインドウズ7に変更して欲しいことを要望しました。所管課で検討してくれていますが、全庁への導入スケジュールを考えると、切り替えまでには半年余りが必要で、上期、または下期の早い時期での切り替えは困難な状況です。
問題は、公共工事入札は電子入札を採用していて、その基本ソフトがウインドウズ7に変更なっていることから、県庁の電子入札の基本ソフトを統一する必要があるというものです。民間事業者のこの考えは理解できるので、本日今後導入スケジュールについて協議をしたものです。
- 中国山東省から和歌山県に視察団が来てくれています。和歌山県の南の地域を視察してもらっています。世界文化遺産、温泉などの名所を見てもらい、インバウンドにつなげられるように期待しています。机上で考えるよりも実践が大切だと思います。
- 依頼があった川砂について調査しました。日本では各地域で川砂の採取規制が設定されていることから、川砂が不足していると聞きました。コンクリートに混ぜるのは海の砂は適していないので、どうしても川砂が必要となります。現在、川砂は東アジアから輸入して対応しているようですが、日本国内で不足する流れになっています。
また海水浴場に敷き詰めている白砂もオーストラリアなどから輸入していると聞きました。しかし沖縄県にある白砂は、沖縄県知事の認定を受けた事業者は県外に持って行くことが可能だという見解をもらいました。砂が不足する時代になっていることを改めて知りました。 - 和歌山県文化奨励賞について所管課と打合せしました。若いけれども頑張っている方も候補として取り上げてもらえないか話し合いました。文化活動を行っている方が励みになる文化奨励賞ですから、これからの活躍が期待できる対象者に授与して欲しいものです。
- 東京を往復している経営者と懇談しました。この方は、東北には資金が行くことになりますから、それ以外の地方都市の経済は下期に向けて今以上に冷え込むと予想しています。
和歌山県も自分の県の経済活動をどうするか考えないと、東北を見ていても経済の底上げはできません。防災は最重要課題ですが、恒常的な対策も緩めないことが大切です。 - 和歌山県内の産品を、東京の和歌山県アンテナショップで取り扱って欲しいと依頼があり対応しました。道筋はつけることが出来たので、販路を持つために必要なものは商品力です。
- 森林を京都議定書で定められた排出権として認められないものか、また和歌山県が企業の森として認定している排出量削減量の効果と、オフセットしなければならない量を相殺できないかについても議論しました。しかしこれは困難な問題です。