活動報告・レポート
2011年6月18日(土)
壮行会
観光拠点

和歌山市の観光拠点のひとつに和歌山マリーナシティがあります。本日も大勢の観光客で賑わっていました。関係者と皆さんと話をしたところ、インバウンドのお客さん、つまり香港や中国のお客さんが来てくれているようです。鮮魚を中心に販売している黒潮市場では、東アジアからのお客さんが多く、マグロの解体を見たり、買った魚類をバーベキューで楽しんだりしていました。

このように新鮮な魚類の販売を中心として、インバウンドで来てくれているお客さんを倍増させる計画を持っています。そのためには東アジアルートの観光客の開拓が今以上に必要となりますし、周辺施設と組み合わせた観光ルートの整備も課題です。和歌山マリーナシティだけではなくて、観光業界全体の観光施策の中で話し合うべき課題かも知れません。

観光客を増加させるための拠点となり得る和歌山マリーナシティです。これからの動きに期待しています。

偲ぶ会

武田建設会長を偲ぶ会が開催されました。故人を偲ぶ会に参加させていただき、在りし日の姿に接しました。旅行が好きな故人の写真を拝見すると、生き生きとした表情がそこにありました。一代で武田建設を創業し、関係会社協議会を作れるほどに大きく発展させました。一代で仕事をやり遂げた会長の生き様が感じられ、人生の意義について考えさせられました。人は仕事を通じて成長し、社会に貢献することができます。社会で意義のある仕事をすることで人は大きくなれ、そして思い出を作ることが出来るのです。そして自分がこの世を去った後も、偲ぶ人が存在してくれていることは幸せなことです。

永遠に忘れられないものはありません。人は記憶の中で生き続けるものですから、会長も今日集まってくれた皆さんの中で生き続けることになります。姿は存在していなくても、記憶の中で生きることが永遠に近づくことになります。やがて私達は全員、この世を去ることになりますが、誰の記憶にも残らないような人生を送りたくないものです。

記憶に残してもらうためには、人の役に立って社会に貢献できる人になることです。接する人と信頼関係があることが記憶に残ることになります。仕事で相手を酷い目に合わせたり、誠実な態度を取らなければ、記憶の外に葬り去られます。

地獄の話で一番怖いのは、暗くて寒い闇の中で、知っている人もいない中で彷徨ことです。たった一人で闇の中で立ち尽くしている。そして誰も声を掛けてくれる人がいない状態。寒くて凍えている、そしてお腹がすいているのに誰も助けてくれない。仕事上の約束を守らないで相手を騙していれば、天上から神様はそれを見ています。この世で行ってきた仕事の結果が次の世界で表れるのです。神様の心とは相手の心です。多くの相手が騙されたと思っているということは、自分を正当化するために言い訳を思っていても、人の心通じて表現される神様の心は、それを許さないのです。

決して地獄に落ちるような仕事はしたくありません。今の世の中を泳ぎきれても、次の世界では地獄が待っているのです。誠実に、優しく、信頼されること、それが神様の下に行ける条件です。

武田会長の天上の姿に接し、生き方を学べました。神様の心を意識して仕事をしたいものです。

茶話会

午後から茶話会を行いました。婦人会の皆さんを中心に、議会活動や地域の課題などを話し合いました。皆さんから多くの意見を聞かせてもらいました。大災害対策のこと、生活道路のことなど、東日本大震災を受けて不安に感じていることを、行政が解消して欲しい気持ちが伝わってきました。

6月議会で防災対策が議論されますが、地域の声を議場に持ち込みたいと考えています。

壮行会

組合書記長の合川さんが和歌山を離れ、大阪にある組合本部に行くことが決定しています。若くして周囲から推薦され、本部に行くことは素晴らしいことです。和歌山県で執行委員として行けるのはたった一人なのです。行くからには10年以上務めて、本部の三役になって欲しいと願っています。

一人を送り出すために多くの人の推薦や支えがあったと思います。改めて人は人に支えられて生きていることを知りました。誰が見ても、「この人は信頼できる人だ」と思ってもらえることが大きな舞台に立てるたった、ひとつの道なのです。推薦するに際して、誰か一人が「あの人は信頼できない人」だと言われると、その話は消えて他の人のところに行ってしまいます。チャンスは瞬間にやってきて、瞬間で決めなければ通り過ぎるものです。

瞬間にやってくるチャンスは信頼が運んでくれます。瞬間で決めるべきチャンスは自分の取ってきたこれまでの行動から自分が判断します。両方が揃ってチャンスという機会は、現実の姿となって表れてくれます。現実化されて励ましてくれる人が集まると、チャンスを得るためにどれだけの人が支えてくれたか分かります。

「これだけ多くの人が支えてくれていたから、活動するための機会を与えられた」と分かる瞬間です。人から支えてくれないと仕事はできないのです。

合川さんは「本部に行くための決心する道は終わりまで来ていますが、あと少しのところで悩んでいます。あと少しの部分の背中を押して欲しい」と冒頭に話していましたが、この会が終わる時には、全て心の中の整理はついたようです。「しっかりと頑張れ」と背中を押してくれる人がいることの素晴らしさを実感しました。

来週から本部役員です。全ての構成員の皆さんのために頑張って下さい。大いに期待しています。