活動報告・レポート
2011年6月16日(木)
箕面市
箕面市

箕面市には倉田市長がいます。素晴らしい市長だと言うことが市役所を見ると分かります。各部署の懸案事項は市長政策室が担当して仕事を裁いています。市長の意向を把握して、それを各部署に伝達します。各部署からの問い合わせは市長政策室が応える形を取っていますから、ここは職員さんの資質が問われる部門です。もし市長政策室が市長の意思を誤って受け取っていると、各部署との調整は違った方向に進むことになります。

各部門にすれば、市長に直接説明することをしいなで、市長政策室と議論した内容をまとめて市長に報告すれば、仕事はスピーディに進むことになる利点があります。

市長との応対をしている職員さんと話をすると優秀な人であることが分かります。市長の意思を受け取り、解釈して各部署に割り振っているのです。そして出来上がった資料で不足している部分があると、少し味付けをして市長に報告することがあります。市長の味を少しつけることによって資料は市長の意思を反映したものに仕上がっているのです。

このしくみを維持、活用している市役所の仕事の凄さの一部が分かりました。そして市長は報告を受けた資料は返却する場合があるようです。全て頭にインプットしていることや、仕事を終えた資料を保管する必要性が乏しいことを知っているからです。

しなやかな組織と実行力のあるしくみを実現しているのが箕面市役所です。話をしてくれたSさんに感謝しています。しっかりと市役所を支えています。公務員が変わると日本が変わる。その意気込みで仕事をしていることが分かりました。

候補者

次期、兵庫県第六区から衆議院選挙に立候補を予定しているのが杉田水脈さんです。みんなの党から公認を受け後援会活動を開始しています。まだ解散時期は不確定ですが、総選挙に備えて準備をしているところ紹介してもらいました。

杉田さんは元西宮市の職員さんです。企画部などで仕事をしていたのですが、みんなの党の代表に認められて市役所を退職し、衆議院議員の候補者となっています。みんなの党からの依頼があり決断した後の行動が早いのに驚きました。昨年の4月末に決意を固め、大型連休明けに退職願を提出しているのです。決めたらやり遂げる。そんな意思が行動に表れています。

ところで杉田さんが、みんなの党からお誘いがあったのには理由があります。西宮市役所の時代、神戸市長選挙のお手伝いをしていたそうです。その時の仕事と才能が代表の琴線に触れ、その後、公認候補の打診があったのです。その神戸市長選挙の候補者は落選をしたのですが、見る人は見ています。

さて杉田さんの素晴らしいところは、実行力と元気の良さです。職員時代にはレック・リーガルマインドの公務員講座の講師を依頼されるなど、その存在感は他を圧倒していました。その根本は、公務員が世の中を変える原動力になると信じていたことにあります。ところが仕事をしている内に、市役所の体質が担当者の仕事を頭打ちにしていることに気付くことになります。組織の論理が働き、上役は保身のための仕事に部下を使うようになります。そして有能な職員さんの仕事の成果を自分の成果に置き換えるようなこともあったようです。公務員が世の中を変えられるのか、少し疑問符がつき始めました。

世の中を変えられないのであれば、立場を変える必要があります。安定した地位をあっさりと脱ぎ去り、衆議院候補になったのです。

候補者に相応しい元気の良さは素晴らしいものがあります。周囲との調和、雰囲気の盛り上げ方などの要素は持っています。公務員として変えられなかったものを政治家として変える挑戦が始まっています。

一般質問打合せ

来週の一般質問の打合せを行いました。質問項目は、新エネルギー問題、防災対策などを予定しています。質問内容の詳細は明日打合せを行いますが、質問項目を洗い出しました。

英語教育

小学校の英語教育の授業を見学に訪れました。今日見学したのは小学校6年生の英語の授業です。この学校での英語授業は3年目を迎えています。新6年生も5年生の時から英語教育を受けているため、英語に慣れている感じがありました。生徒は元気いっぱいに授業を楽しんでいました。先生も英語の授業の進め方や教材作成について専門家との話し合いをしているため、ゲーム感覚を取り入れながら教えていたように感じました。

小学生の英語は聞くことと発声をすることです。文法から入るのではなくて実践から入ろうとしています。和歌山市内の一部の公立小学校で英語教育を取り入れているので、先生からの生徒からも英語アレルギーは感じませんでした。先生が英語を楽しむことで、生徒も楽しい授業となります。先生が英語を苦痛だと思っていると、それが生徒にも伝わりますから、良い授業にはならないと聞きました。

そして英語授業を終えた後の放課後、先生方の反省会が始まります。授業を後ろで聞きながら熱心にメモを取っていたAIELの代表者が、反省会で出た意見を取り込み、次の授業に活かすことやカリキュラム編成に反映させることになっています。小学校の英語教育を体験できて楽しい時間となりました。最後は子ども達から、GOOD-BYの言葉で送り出してくれました。

ふじと台小学校

和歌山市内で新しくふじと台小学校が完成しています。平成23年度から、生徒を迎えて活気ある小学校になっています。新しい校舎に入り、その空気を体験してきました。そして地元の方から依頼のある小学校の放課後を活用したスポーツ講習会について話し合ってきました。地元の方の経験や技術を子ども達に伝えてくれる良い関係を築きたいと思います。