活動報告・レポート
2011年6月13日(月)
液状化対策
人生は短い

「人生は短いから後悔している暇はない」。ジョニー・デップの言葉です。今でこそ世界の大スターですが、下積み生活が長くあったことを知りました。後悔するような下積み時代であっても、それをしないでこれから将来があること、そしてそれは短いことを信じていたのです。私達は、後悔している暇はないのに後悔することが多い毎日です。

そんな時間があれば、明日に備えて今こそすべきことに時間を費やしたいものです。仕事の達人は、終わってしまって後悔することよりも、今それをした方が有効なものに全力を傾けています。利益を出すためには、後片付けをしている時間よりも、今必要な仕事をする方の利益が多いことを知っているからです。

人生は思っている以上に短いものです。後悔を優先させない生き方をしたいものです。

液状化対策

大地震で怖いことはいくつもありますが、埋立地の工場における液状化は対応が必要なもののひとつです。企業経営者からは、工場の基礎から覆ることになる液状化対策は必要なことだと話してくれました。そこで液状化対策に優れている会社の方と話し合いました。液状化の調査を行ってからそれに応じた液状化対策を講じることになります。しかし、まずは現場を見なければ対応できないのです。ある埋立地に立地している会社のことを話しました。和歌山県にとっては何も無い現在から対策を講じることが、企業と企業価値を守ることになります。事前対策は事後対策よりも費用はかからないものです。

砂利

当たり前のように存在していると思っていた砂利も少なくなっていると聞きました。砂利採取の仕事をしている方と懇談したところ、和歌山県では熊野の砂利は採取できなくなっていますし、紀ノ川も当然に採取できないと聞きました。東北の砂利採取は止まったままですから、砂利が少なくなっているようです。

川の砂が制限により、今までのように取れなくなっていることを知りました。海の砂はコンクリートに適していませんから、この分野でも影響があるようです。自然のものは限りあることを再認識させられる事態です。これを切り開くための活動をしているようですが、規制やコストの観点から従来のようには進まないようです。どの分野でも今までを変えることの難しさを感じています。

懇親会

1988年の米国研修の時の仲間と懇親する機会を得ました。全員ではなかったのですが、仕事の合間を縫っての懐かしい時間を共有できました。あれから23年が経過していることに驚きます。1980年代の米国での思い出は尽きません。日本が米国を抜いて世界一の経済大国になった年代でもありました。もはや米国の学ぶことは何もないといわれていた時代ですが、体験することで米国の凄さが分かり、米国に取って変わるような日本の時代は到来しないことを感じていました。パックスアメリカーナの次はパックスジャパネスクの時代が来るとバブル期を謳歌していたわが国でしたが、そんな時代は幻でした。あの時のニューヨーク事務所は既に閉鎖されているように、日本経済は低迷期に入ってから出口が見えない状態が続いています。

若かったあの時の私達も50歳前後になりました。私たちにとっても黄金の時代から四半世紀が経過しています。いつか同じ時期に米国の土を踏みたいと語り合いましたが、それまでにやるべきことがあります。それぞれの持ち場で力を発揮して、輝ける日本を築くことを話し合いました。

Mさんからは「政治家らしい風格がでてきたねぇ」と褒めていただきました。少し年上の米国研修の同期から褒めてもらえたことは本当に嬉しいことでした。あの時の経験が今に生きていることが分かります。何事も経験しておくことが人生にとって尊いのです。立ち止まっている程、人生は長くないのです。

その他
  • 津秦天満宮の夏祭りに関しての打合せを行いました。今年の夏は例年よりも色々な意味で暑い夏になりそうです。そんな時こそ原点が大切であり、津秦天満宮での神事に日本伝統は欠かせないのです。今年も日本の夏が到来します。
  • 非常用のパンの備蓄に関して打合せをしました。災害発生時に必要なものは食料と水ですが、それらを備蓄している家庭は少ないようです。確保するという意識付けの方策を協議しました。
  • 就職の問題について協議しました。来年卒業予定の学生の就職活動が続いていますが、厳しさは変わりません。応募を受け付けてくれる企業があり、即座に対応しました。
  • 氣について学びました。日本全体の氣が落ちています。氣が薄いところに元気は宿りません。氣を漲らせて活動することが、わが国を元気にするために必要です。そして氣は使えば使うほど増してくるのです。氣を入れて頑張っています。
  • 東日本大震災の被災者で和歌山県に避難している皆さんの中で、ペットを飼っていた人の調査をしています。ペットと別れ別れになっている被災者の方、連れてきたくても連れて来られない方の支援を検討しています。その対応策について協議を行っています。
  • 笑顔になるための研修機会を作りたいと話し合っています。こんな閉塞感のある時代にこそ笑顔が必要なのです。元気を授ける立場の人のための笑顔訓練を実施して、和歌山県から元気を発信したいと話し合いました。