活動報告・レポート
2011年6月9日(木)
植樹
英語教育

和歌山市内の小学校ではモデル校4校を設けて、特別なカリキュラムを用意して英語教育を実践しています。この取り組みは3年目を迎えていますが、2年間の経験とノウハウ、そして教材が充実してきました。これらの教材とノウハウの活用を図ることが、これからの小学校での英語教育成否の鍵を握っています。このまま捨て去ることは勿体無いことですから、逆に和歌山市の小学校での英語教育の素材を全国に向けて発信することも大切です。現在実践している英語教育の取り組みを継続させたいと考えて、関係者と打合せを行いました。

告別式

昼間は告別式に参列しました。Kさんがお亡くなりになっての告別式です。通夜式とは故人を偲んで思い出を語り合う機会であるのに対して、告別式は最後のお別れの機会となります。この世に生を受け、思いを実現させたことや未練の残ることもあると思いますが、人世の旅を終えて次の世に旅立つことになりました。享年89歳、少なくなってきた大正生まれの方でした。

生あるものは例外なく必ずこの世を去ります。一瞬の輝きに似た人生ですから、輝きを放って生きたいものです。この世を去る時、「あれをしたかった」と思わないような生き方をしたいものです。

そして告別式では懐かしい顔に会いました。小さい頃、大好きだった叔父さんご夫婦も参列されていました。現在は大阪市内で仕事をしている関係から、和歌山市に来ることは滅多に無いのですが、Kさんの訃報の知らせを聞いて駆けつけてくれました。

本当に懐かしい瞬間でした。小さい私と遊んでくれた時には、叔父さんはまだ20歳代だったのですが、随分しっかりとしていたように思えます。40歳代の今の自分よりもしっかりとした大人だった感じがあります。仕事の関係で和歌山市から大阪市に引越しする時の寂しさを思い出しましたし、大阪市の自宅に宿泊で遊びに行ったことも思い出しました。小学生の頃だったので、夏休みの宿泊体験で夏の星座の観察日記をつけたことも思い出しました。小さい頃に可愛がって貰っていた皆さんとの出会いは思い出の宝庫です。楽しい思い出ばかりが蘇えります。

小さい頃に周囲の方から温かく守っていただいた経験が、その人の人生を作ってくれるようです。温かい環境で育てられた子どもは、優しくて穏やかな人生を歩くことが出来ます。

いつまでも忘れることのない子ども時代の実体験が、人生の幹となっているのです。幹は自分の基本線ですから、何の意識もしなくても自分の存在の基本となっています。思い出は、そんな幹を形成して来た過程を意識させてくれます。幹を意識するとは、つまり自分の歩いてきた人生を意識することなのです。

思い出を運んでくれた皆さんに感謝し、そんな機会を設けてくれた故人となったKさんに深く感謝しています。安らかにお休み下さい。

植樹

環境月間の一環として、和歌山市内の福祉施設へ植樹に行ってきました。入居している高齢者の皆さんも参加してくれた植樹活動となりました。サツキツツジを30本植えたので、毎日の水やりが日課となります。そのことを楽しみにしてくれているようです。

さてこの施設で気付いたことは、節電の文字を壁に掲げていることでした。廊下や集会室の蛍光灯を消していますし、空調設備も切っています。省エネルギーのための節電意識を高めてくれています。わが国は資源が無いのにエネルギーは豊富にありました。そのエネルギーが無尽蔵ではなくて、限りあるものであることを認識させられる今年です。

15パーセントの節電という呼び掛けは容易ですが実践することは容易ではありません。何事も言うだけなら容易くて、行動することは難しいのです。環境月間における植樹の目的の一つは、地球環境に役立つ行動をするための意識付けがあります。この施設では既に、高い意識を持って地球環境問題に取り組んでいます。

その他
  • 市内の某自治会集会所に関する打合せを行いました。集会所を設置するのは大変な労力を必要とします。そして一気にやり遂げないと、設置は難しくなります。勢いとやる気は物事を達成するために大切な要素です。スピードを上げて支援しています。
  • 道路の問題二件について協議しました。道路の問題に時間がかかるのは、即座に完成する道路事業は無いからです。予算措置、計画、入札、実施の過程を踏みますから、年月を必要とするのです。今の取り組みが数年後に表れることがあるのです。