仕事を探している若い人と会いました。和歌山県内の就職事情は依然として厳しく、正社員の募集があっても、一人の採用枠に対して何十人も応募があるので採用される可能性は極めて低いのです。就職を希望する人には明確な希望を持ってもらいたいことを伝えました。つまりどんな職種でも良いので、どんな会社でも良いので世話して欲しいという依頼は駄目です。「何でも良いから」というのでは、確実に仕事はありません。
どの分野で、しかも営業かラインの仕事か、或いは財務かなど自分の長所と就きたい仕事を正確に伝えてくれないと仕事の探しようはありません。
紹介したのに直ぐに辞めてしまうことが度々あるのは、仕事に就いたけれども思っていたのと違ったというのが理由です。どんなに思っていたのか分かりませんが、仕事を探している時は、「何でも、どんな仕事でも良いから」と話しているにも関わらず、そうなることがあります。やはり熱意と明確な希望がないと仕事探しは難しいのです。
これから先のある若い人ですから、仕事探しについて話し合いました。
和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。クラブの新年度は7月からですから、今の体制から新しい体制に移行する時期になっています。新会長と新幹事が進行する模擬例会として会は進められました。最初は運営に慣れないと思いますが、会員の力を集めて良い体制になって欲しいと願っています。
そして例会の最後に素敵な話を聞かせてもらいました。ライオンズの会員は仕事をしながら社会貢献をしたいと思って会に参加しています。話をしてくれた会員さんは、朝の4時に起床して仕事の準備を行い、そして日中から夜の10時過ぎまで仕事をしています。帰宅するのは11時頃で、就寝は12時前後になっています。つまり寝る時間は一日4時間程度で、その合間を縫ってライオンズの活動に参加していることを知りました。
「年中寝不足です」と笑って話してくれましたが、自分の時間を社会貢献活動に使っているとこは素晴らしいことです。これだけ仕事と社会貢献をしている会員さんがいることを知り、私達のクラブの誇りに感じました。健康に気をつけて、これからも仕事と社会貢献活動の両立を図って欲しいと思います。
排出権取引について協議しました。東日本大震災を受けてエネルギー問題が議論されている中、一時期話題となった排出権取引については陰を潜めているように感じます。原子力発電が止められたなら現時点では化石燃料炊きの発電に頼る以外は無く、二酸化炭素の排出量は増加することになります。勿論、新エネルギーの比率を高めることはすべきですが、簡単に進むものではありませんし、発電量も限られています。
そんな中、わが国から二酸化炭素排出量が増加すると、それに対応してカーボンオフセットする必要が生じます。エネルギー問題と共に、企業にとっては排出権の負担についてという問題にも直面することになります。既に排出権に対応する準備を進めている企業もありますが、議論から外れている感のある排出権についても、地球環境を守る観点から決して忘れないようにしたいものです。
今日は、環境問題に携わっている方達と排出権や環境技術に関しての話し合いをしました。例えば、高速道路の照明をLED化する話があります。LED化を図ると消費電力が6分の1程度なりますから、取り替えるだけで効果があります。既に西日本の高速道路の照明をLEDに取り替える方向に向かっているようです。そして植林についての効果も話し合いました。早期に育つ種類の桐があり、植林してから5年で成木になるようです。和歌山県の民間の人が桐を植林する計画もあります。何十年も掛けて森を育てるのではなくて5年で森になり、そして桐は高級木材、火災に強い素材として活用できますから、地球環境と防災の観点から今の時代に合っている取り組みだと言えます。
この計画についても関心を持って見守りたいと考えています。
- 通夜式に参列させていただきました。小さい頃から可愛がってもらっていた方なので、お別れは辛い気持ちになりました。勤めていたのは、今では懐かしい響きのある国鉄でした。お見舞いに訪れた時は元気でしたが、突然、帰らぬ人となりました。心からご冥福をお祈りしています。
- 夜は懇親会に参加し、出席者の方の地域の課題解決について話し合いました。地域の課題を自分達の力で解決しようと行動しています。まず自分達が動き、足りない部分は他の力を借りる姿勢には好感が持てます。行動第一の自治会ですから、きっと素晴らしい足跡を残してくれると確信しています。