活動報告・レポート
2011年6月7日(火)
エフエム和歌山
エフエム和歌山

エフエム和歌山の開局3周年記念事業として平成23年6月1日からサイマルラジオによるネット配信を始めています。特長は開局以来、毎日そして24時間、他局や制作会社の番組の供給を受けないで全番組を自社制作で和歌山市から放送していることにあります。和歌山市の町ネタや、和歌山弁を随所に交えた番組など和歌山地元ならではの放送があります。パソコンでエフエムラジオを聴くためには、エフエム和歌山のホームページのサイマルラジオのリンクからバナナFMで聴くことが出来るのです。

このサイマルラジオのネット配信は通常のラジオのように地域制限がありません。そのため日本中、そして世界中で聴くことが可能なのです。エフエム和歌山は北海道から九州、海外からも反応があるようです。今年6月1日からネット配信を始めて以降、このラジオによる聴取件数が、全国コミュニティー放送中で1位トップを獲得し、それを維持していますから、番組の品質が素晴らしいことを示しています。

今まで和歌山市内でしか聴けなかったエフエム和歌山の放送が、世界中どこでも、パソコンやスマートフォン携帯で聴けるようになっています。和歌山市の誇りがまた一つ増えました。防災エフエムとしての機能がまたひとつ充実しています。

議会運営委員会

平成23年6月定例会に向けての議会運営委員会が開催されました。定例会の会期は6月14日から同月30日までと決定し、提案される議案についての説明を受けました。改選後初めての定例会となります。

難病対策

今週末に和歌山県から国に対して、平成24年度の政府要望を行います。防災対策や道路を初めとする予算化を求めることになります。その中で難病対策に関しても政府要望を行います。難病のひとつシェーグレン症候群についても公費負担を求める要望を行います。

この疾病で苦しんでいる方がいますが、難病と認定されながらも公費負担が認められていないため経済的にも苦しんでいるのです。つまり治る病気であれば治療も経済的にも先が見えているので頑張れるのですが、先が見えない治療行為と生涯続く経済的負担を思うと、とても大きな精神的な負担があるのです。それを解消するためにも和歌山県から国に対して公費負担を求めることを強く要望してくれることになっています。

昨年度も国は検討してくれているのですが、最終的には外されています。今回は何としても公費負担対象にして欲しいと強く願っています。政府要望と仮に認められなかった場合の県費負担についての協議を行いました。

国体総会

平成27年度に開催予定の和歌山国体に関する第五回総会が開催されました。国体のキャラクターの決定や、開催に関するスケジュールなどの確認を行いました。開催までは期間がありますが、昨年は37位だった成績を優勝できるレベルまで引き上げるためには、今から強化対策を講じる必要があります。皆さんの力を結集させて優勝を目指すことを誓い合いました。

避難場所

津波対策の避難場所に関して協議しました。既存の避難施設に加えて県や国が所有している施設も加えられないか依頼しているところです。通常であればプライバシーや情報管理の観点からそれらの施設内に入ることは許されませんが、非常時の、そして災害要支援者に限って避難できるしくみを確立できないかを依頼しています。

懇親会

夕方からは懇親会に参加しました。和歌山県の地域情報や活性化のための方策など話し合いました。また、夏場に向けてのエネルギー問題は関心事ですから、節電や省エネルギーについても話題となりました。そう言えば、和歌山市内の会社でも廊下の照明を消したり、執務室の蛍光灯を少なくしている光景を見掛けます。廊下が暗くなると会社の印象が今までと違って見えますが、省エネルギーを徹底しているという好印象に受け取れます。

和歌山県のこれからを話し合え、楽しい時間を共有できました。