活動報告・レポート
2011年6月1日(水)
スポーツによる地域振興
スポーツによる地域振興

和歌山県をスポーツによって盛り上げるための施策について協議を行いました。県では平成23年度からアスリート向け、そして健康増進のためのプログラムを実施しようとしています。場所はフォルテワジマ内にある県立医科大学の施設で、日本に数台しかない機器も取り揃えて、わが国トップクラスのスタジオ設備を誇っています。ここで野球選手やサッカー選手を初めとするアスリートのフォーム解析を行い、より力が発揮できる指導を行っています。また健康増進プログラムでは、指導者が個個人に適合したアドバイスをしてくれます。施設は全国トップレベルであり、県の施策も先進的なものです。

この取り組みを民間から支援できることはないかどうか話し合いました。平成27年度開催の国体に向けて、そして生涯スポーツによる健康増進に向けて和歌山県は活動しています。

地域活動

先の地元自治会会合の結果を受けて、提言された問題点の解決に取り組みました。ひとつは粗大ゴミの回収についてのものです。通勤時に自動車に乗った男性が地域外から粗大ゴミを持ち込んだ事例がありました。意見があったことから自分で現場を確認したところ、水槽と傘、そして消火器が捨てられていました。本来、市役所が収集対象としているのは家庭用ゴミだけです。行政サービスは家庭用ゴミの収集にあり、それ以外の粗大ゴミは収集対象外です。まして自分の地域外から別の自治会のごみ収集場所に粗大ゴミ持ち込むような行為は、社会通念上許されないことです。自分の家の近くのごみ収集場所に粗大ゴミを捨てると持って行ってくれないことが分かっているので、地域外に捨てにくるのです。

これは確信犯的な卑劣な行為です。そしてこの行為を見つけた女性が男性に注意をしたところ、「うるさい、関係ないだろ、黙っておけ」と乱暴な口調で吼えられたそうです。とても正気とは思えない人格です。

通勤途上時の出来事だったことからこの男性は、この後会社で仕事に就いているのでしょうが、こんな反社会的行為と威圧的態度を示した従業員がまともに会社の仕事が出来ているとは思えません。

しかし地域内に粗大ゴミが捨てられた事実は残っていますから、対応しなければならないのです。景観や犯罪を抑止するためにも地域をきれいに保つ必要があります。きたない場所には犯罪が宿りますし、汚い場所はみんながゴミを捨てに来るのでより汚くなります。

それを防ぐために早速、粗大ゴミを撤去しました。地域外から持ち込まれた粗大ゴミのために多くの人が時間と労力を要したのです。今回は皆さんの協力を得て自治会の要望に応えられました。ただ歯止めが必要です。このごみ収集場所は通勤路となるような広い道路に面していることから、地域外の人が捨て易い環境にあります。粗大ゴミや地域外からの持ち込み禁止の立て看板などの対策も考えられますから、自治会の役員会で検討したいと考えています。

二つ目は地域内の安全対策として交差点にカーブミラーを設置することです。市役所宛の依頼文を作成して設置を依頼することにしました。これも皆さんの協力の賜物です。自治会の役員の皆さんから意見が出された案件について三役で対応していますが、一つずつ課題の解決を図りたいものです。

懇親会

四人で懇親会を行いました。初めての顔合わせでしたが、価値観が似通う方ばかりなので楽しい会となりました。いずれも相手の立場に立ってお互いの幸せを築くことに躍動している皆さんです。気がつくと午前0時を回っていた程です。明日からの行動を誓い合って帰路につきました。

その他
  • 某経営者と懇談の機会を得ました。この方は取引に際して信頼を大切に考えています。信頼が仕事のベースにあり、それがあって初めて取引を検討する関係になれるからです。
    もし他で信頼を損ねるような不自然な取引をしていた場合、直接被害を受けていなくても取引はしないと決めています。社会通念上、認められないような仕事をしている人と取引をすることで失われる信頼を懸念してのことです。まして自分の会社の取引先が騙されたような相手と取引をすることは絶対にあり得ないと考えています。仕事はお互いの信頼関係の上に成り立っています。仕事の基本を改めて教えていただきました。
  • 教育関係者と話し合いました。教育現場では個別の難しい問題があるようです。その根本は人間関係にあります。教育論や価値観以前に、信頼できる人格を持っていることが話し合える同僚として必要なことです。教育者との懇談で、改めて仕事のあり方を学びました。
  • 仕事における正義が全ての人に通用するのかという問題について議論しました。恩や義理人情といった日本人の心が失われていると感じることがあります。正義の仕事をしていても、それとは違う価値観の人にとっては何も感じないことがあります。これまで日本人同士で通用していたルールでも、今の仕事では通用しない場合もあるのです。約束や相手のことを思っての措置が通じないことは悲しいことです。そんな事例に出会い、先輩と話し合いました。