安全対策のために道路にカーブミラーを設置すべき危険箇所があります。危険箇所かどうかを見分けるのは危険予測の感性によって違いますが、地元の人が危険だと感じる箇所の現場確認をすると、やはり危険だと感じます。駐車車両の有無や通学時間帯などによって危険予測の程度は変わりますが、現場には現場が持っている力が宿っています。全ては現場に答えがあり、現場を改善することが回答を導くことになります。
市内の複数箇所の危険箇所を巡回してきました。方向を変えて交差点を見ると、やはり危険な感じがします。早速改善活動を開始していますが、改善を図るためには地元の皆さんの協力が必要なのです。危険箇所の改善であっても、それに反対意見があると改善が図れないのです。
カーブミラーを立てた場合には危険箇所を減少させて危険予知能力を高める力はありますから、設置可能場所でそれを活用しないのは勿体無いことです。自治会内の総意によって自治会の安全度を高めることが出来るのです。ぜひ危険に対する感性を高めて欲しいものです。
小さい頃育った懐かしい地域を訪問しました。今も変わらない部分と変わってしまった部分がありました。当時から今もここで暮らしている人の温かさを感じ、余韻に浸ることができました。「あの当時は小学生だったね」と声を掛けてくれた方、そして「あの小さな子どもが立派になったね」と話してくれた方、「知っている人が議員になってくれたことは本当に嬉しいことです」と喜んでくれた方。ずっと皆さんに支えられていることを実感しました。
「久し振りにお母さんにも会いたいですね」と話してくれたKさんですが、Kさんと話した後で次の訪問先に行って名刺入れを出したところ、ポケットから落し物をしてしまいました。この場所を離れた後、落し物に気付いてくれたKさんは私の母親に電話を入れてくれて、「久し振りにお母さんにも会いたいですね」の思いが、その日に実現したのです。願えば適うことが現実のものになりました。
懐かしい原点を思い出して、また活動に戻りました。
日本は何故人気があるのかについて話をしてくれました。話してくれたのはNさんで、某企業の副会長をしています。日本は伝統があり神話がある国です。神話の時代からの長い歴史を持っている国なので、私達は日本を誇りに思っています。東日本大震災に際しても誇りのある復旧活動を行っていますし、秩序ある復旧作業が展開されています。今の復旧、そして復興に向かう過程は、やがて日本の新しい神話になるかも知れません。それほどの作業が行われているのです。
神話のあった歴史上の国で現存していない国があります。歴史に埋もれて今はない国に共通しているのは、自国の神話を100年間語り継がなかったという史実があるようです。
100年間も自分の国の神話を語っていない国は誇りを無くしてしまうからです。誇りをもてない国に存在価値はありません。国民が自国に誇りを持たないでいたら、他国から尊敬される国でいられる筈はないのです。日本の神話が語られなくなった戦後から70年が経過しようとしています。神話を子どもに伝える機会はありませんし、古事記について語り合う人もいません。
神話を継続させるための期間は残り30年です。諦めてはいけません。わが国の誇りを伝えるために歴史、そして神話時代の出来事についても知り、そして引き継ぐことが大切なのです。歴史から消え去るような国づくりをしてはならないのです。
神話を途絶えさせないこと。それが歴史を知るということであり、国を存続させることなのです。歴史を知らない、そして学ばない国に次の時代は存在しないのです。
歴史を知ることの価値について学びました。日本から外に出て、知っておきたいことは日本の歴史と文化に尽きます。自国の歴史を知らない国民が存在していることは稀なのです。誇りを持てる正しい歴史を学びたいものです。
当選以降、そして現時点の議会活動について、参加してくれた皆さんに報告をしました。
集まってくれたのは約40人。和歌山県の課題について話をしました。
一つは東南海・南海地震に備えた対策の検討状況。ひとつはエネルギー問題への対応。そして難病の患者さん対策を基にした意見の取り上げ方などについて、説明させてもらいました。
意見として休耕田に太陽光発電設備を設置するのは食料自給率を高めようとしている対一次産業へ力を入れていることに矛盾していることがありました。休耕田を農地として活用することが、将来の食糧問題解決のために必要なことです。そして現代社会においては現在必要としている以上のエネルギーが必要なのです。余力は将来の産業の伸びしろとして確保する必要があるのです。エネルギーを利用できくる状態が逼迫していたり、ギリギリだった場合、十分な企業活動が出来ませんし、経済は再び今以上に失速させることになります。新エネルギーの必要性は認めるものの、田畑を転用することの問題点を指摘してくれました。
また軽自動車の税金が平成24年度から4倍程度に引き上げられるという噂があると聞きました。真偽は定かではありませんが、軽自動車の利点は税金が安いことで、それ故、地方都市で普及しているのです。財源不足という理由で軽自動車の税金を引き上げる考え方があっても納得できないことがあります。これに関しては要望をあげたいと考えています。
平成23年度第二回目の自治会会議を開催しました。集まってくれたのは区長、班長など自治会役員の皆さんです。皆さんから自治会内の問題点を報告してもらいました。カーブミラーや防犯灯の設置、狭い道路幅の拡幅、ごみ収集に関する意見や助け合い募金の考え方についてなど、多くの意見が提案されました。提案の中には、出来ることと協力を得ても出来ないことがありました。午後9時過ぎまで活発な議論が交わされました。新しい自治会の活力を垣間見ることができました。
これから毎月末に区長会議を開催することにしています。地域内に多くの問題点があることを認識しました。