活動報告・レポート
2011年5月21日(土)
清掃活動
清掃活動
国の名勝指定の和歌の浦。午前9時からの不老橋や妹背山の清掃活動に参加しました。 多くの方が参加したこの清掃活動を、これから毎月継続させることにしています。国の名勝指定に尽力してくれたSさんから名勝指定を受けた地域での清掃活動について話を伺いました。
国の名勝指定を受けるためには、後世に残すべき自然景観が存在しているか、人が手掛けたもので景観と調和が図れていることと、既に歴史として綴られている存在価値があるかの条件が必要です。和歌の浦の場合は、その両方の要素を持っている勝れた地域なのです。
例えば和歌山県内の白浜の円月島は自然美が評価されているのに対して、和歌の浦は自然美と歴史的価値の両方が評価されています。
国の名勝指定を受けている和歌の浦の価値を更に高める行為として、地元の皆さんによる清掃活動があります。国の名勝指定地域がゴミで汚されていたり、夏には雑草が茂っているようではその価値を維持できません。ボランティアによる清掃活動には、国の名勝指定を裏付ける価値があるのです。国の名勝指定地域内で仲間と一緒に清掃活動ができることは、実は素晴らしい価値のあることなのです。本日は県庁と市役所の職員さんも参加してくれました。今までこんな機会は少なかったのです。地方自治体から参加してくれるだけで、地域として一体感が感じられるのです。つまり自分達は価値の無いことをしているのではなくて、価値のあることを実施していることを実感できるのです。県庁や市役所から職員さんが参加してくれることは、それだけで励みになるのです。
私達は自らの行動が価値のあるものとして評価を受けたいと思います。自らの行動を価値があると思って行動しています。それを証明してくれるものの一つが公的機関からの評価です。一緒に清掃活動をしてくれることで国の名勝指定内での清掃活動が価値のある行動として認識できたのです。これからも継続させたいと思っています。
さて清掃活動に着手したところ、日頃からきれいに保たれているのですが、夏を控えて雑草が育ち始めようとしていました。今から取り除いておかないと成長した後では今以上の労力が必要となります。みんなの力で取り除きました。清掃は一人で行うと中々は捗らなくて嫌になりますが、多くの人と一緒だと楽しくなります。
これは話しながら清掃が出来ること、そして雑草が消えて行く様子が感じられるからです。自分の実施していることの成果が確認できると、その作業か楽しくなります。みんなで行う清掃活動は成果が見えるから楽しい活動になるのです。みんなで分担して仕事をすること。これが成果が期待でき、そして楽しくなる秘訣です。
歓迎レセプション
明日開催される第62回全国植樹祭2011の歓迎レセプションが開催されました。天皇皇后両陛下のご臨席の下、南部ロイヤルホテルにおいて約1時間の式典に出席させていただきました。お昼に和歌山県庁を出発して、午後2時50分頃に、会場入りされた両陛下を特別奉迎としてお迎え、その後のレセプションに参加する日程でした。
和歌山県が両陛下をお迎えできることは栄誉なことであり、緑の県土を築くことをお誓いできた日となりました。
レセプション終了後は明日の式典に備え、白浜町内に宿泊することになりました。会派で懇談の機会をとり意見交換を図りました。