統一地方選挙を終えた後の初議会が開催されました。本日は会派の届出と新議員紹介などが行われ、これから4年間の議員活動が始まりました。会派は改新クラブに所属することにしました。改新クラブは、今までの会派、真わかやまを発展的に解消させて新しい議員で議会活動をすることにしたものです。基本的に無所属の5人の議員で会派構成しており、自民党県議団に次いで第二会派となりました。議会は志を同じくする議員が集まって会派を構成します。ある程度の数がなければ意見が通らないため、多少の意見の違いはあったとしても会派を共にして活動する基盤を作ります。地方議会においては県政の進め方に関して政党が前面に出ることは少ないため、政党所属以外の議員は会派を組んだ方が議会活動を有利に進められます。
今回は和歌山県を元気にすること、関西広域連合の中で存在価値を見出すことなど、志を同じくする議員で同一会派を組み活動することにしました。議会活動も社会の活動と同じで、お互いに話し合える関係による信頼関係が大切です。100パーセントか0か選択肢を求めるのではなくて、円滑な政策論議をするためには歩み寄りが大切です。相手を封じ込めることが目的ではなくて、意見の一致するところは一致させて前進させる形が大切だと考えています。一方の意見が正しくて、反対する意見は全て正しくないとするスタイルでは、少数会派の意見は通らないので存在意義はなくなります。お互いの価値観を大切にしながら主張もできる会派になるように活動することにしています。なお新会派改新クラブでは幹事長を務めさせていただくことになりました。皆さんからのご意見、ご指導をお願いいたします。
東日本大震災以降、地域の防災対策について関心が高まっています。自分達が暮らしている地域を改めて見直すことは良いことだと思います。和歌山市内の某地域から、家屋の背景にある急傾斜地の壁が不安定であるとの依頼がありました。今までは景色のひとつとなっていることから見過ごしていたのですが、防災の観点から見ると危険箇所に映ったようです。現場状況の確認と対応について協議をしたのですが、このような視点を大切にしたいと考えています。
人の運気は移り変わるものです。そして運気が下がっている場合、家督の長がその下げ気味の運気を背負ってくれる場合があります。特に子どもが被害を被らないようにと、親は自らの運命を削ってくれている場合があるのです。守ってくれる人がいることの強さを感じることがありました。
忘れてはならないことはご恩です。助けてくれた人のご恩を忘れてしまうようでは人間ではありません。受けたご恩を返すためには、自分のことを後回しにしてでも先に友人からのご恩を返すべきなのです。それをしない人は信頼を失いますし、何をしても成功することはありません。成功とは信頼関係と自分を助けてくれる人の存在があって成り立つものです。
友人との関係は信頼関係が基本ですが、親子の場合は無言の愛情があります。言わなくても信頼関係があり、子どものためには生命を賭して守ってくれる存在なのです。そんな素晴らしい運気を得ながら、今日も活動させてもらいました。
そんな話を交わしている最中に、白浜町長がその場にやって来ました。本当に驚きました。大型連休明けに面談することになっているのですが、先に神様の導きで偶然会うことができたのです。早速、和歌山県の発展に資する話し合いを行いました。導かれたことによる行動は障害があったとしても進展すると確信しています。神様が導いてくれた出会いに感謝しています。
夜は懇談会を行いました。お世話になっている知人のお店が開店したため訪れました。日頃からお世話になっている皆さんがお祝いに駆けつけていました。皆さんと話し合うことが出きた楽しい会合となりました。これからの和歌山県について思いを持っている皆さんがいることに安心しました。