活動報告・レポート
2011年4月23日(土)
自治会総会
思い

歯科医師のYさんと懇談したところ、今回の当選を心から喜んでくれました。そして暫く政治に関して話し合いました。政治に無関心な要因は分からないけれども、高齢社会を迎えている中において、言葉が早くて専門的過ぎるので関心が低いのではないだろうかと意見をもらいました。医学的見地に基づいたものではないけれどもという注釈つきですが、参考になる意見です。

高齢者の口調は比較的ゆっくりです。これは脳が言語情報を若い人よりも迅速に処理し切れていないところも関係するかも知れません。つまり言語データを脳で処理するのに時間がかかるため、聞く言葉も早口だと理解できないと言うものです。政治家の話は早口の場合が多く、何を言っているのか分からない点が問題なのかも知れません。聞いてくれる相手によっては、ゆっくりした口調で話をすることも必要です。

また講演を聴きに行っても、殆どの場合、話の内容を覚えていないという指摘もありました。感じるのは、雰囲気であり、立ち姿などだそうです。雰囲気とは温かさ、優しさ、冷たさを感じ取り、立ち姿では恰幅の良さ、スタイルなどが印象に残るようです。結論からすると、政治家に必要なものは思いを伝える力だということです。

政治家同士の討論の場合は専門的になりますが、それはプロとプロの議論ですから当然ですが、聞いてくれる人にとっては関心が持てません。政治家同士の話はプロとプロのですが、政治に関して言えば、政治家と有権者はプロとアマチュアのようなものですから、理解し難いのは当然のことです。プロがアマチュアに対する場合、親切、丁寧に伝える必要があります。

親切丁寧とは、理論で話を展開するのではなくて、思いを伝えるようにすることです。理論構成してもプロ同士なら伝わりますが、専門家以外の人には伝わりません。歯科医師の場合も同様で、専門知識を並べ立てて患者さんに伝えても不安が増すだけです。それよも「心配ないですよ」という一言を歯科医師から伝えることが大事なのです。それで患者さんは安心し、快方に向かいます。

政治家も分かり易い言葉で有権者に政治を伝えることが大事なのです。そこには政治家に任せておけば安心であることを伝えなければなりません。安心感を伝えるのは思いを伝えることなのです。

演説会に行くと政治家がパワーを伝えられている場合はありますが、思いを伝えている政治家は少ないと話してくれました。思いを伝えるのが政治家であることを示してくれました。政治的な難しいことを並べても理解されませんし、思いは伝わらないのです。同じ視線に立って思いを伝えたいと考えました。

自治会会合

地元自治会の会合を持ちました。班長、区長さんにも集まってもらって、新年度の体制と自治会の約款についてお謀りしました。新年度の三役人事について現執行部に一任をしてもらいました。今月末までに新役員体制を決定し、来月の自治会総会に提案したいと考えています。

また意見として、防災に関するものが多数出されました。

  • 災害発生時、避難場所が複数あるので、どこに避難すれば良いのか分からないので示して欲しいこと。
  • 防災研修会を開催して欲しいこと。
  • 以前、防災マップを全戸配布してくれたのですが、改めて配布して欲しいこと。
  • 深夜に災害が発生した場合、避難場所である公立中学校や小学校の鍵は開けてくれるのですか。

以上のような意見です。確認して伝達する予定です。