活動報告・レポート
2011年3月30日(水)
JAXA
朝礼

和歌山市内の某企業において、午前7時から朝礼に参加しました。社長から紹介してもらい県政報告をさせていただきました。皆さんの関心事は防災対策に尽きます。東北の支援状況と和歌山県で発生した場合の対策について話をしました。

朝礼終了後、移動して午前7時45分からの朝礼に参加しました。ここでも東日本大震災の説明を行いました。防災は行政機関だけで実現するものではなくて、私達も一緒に考え行動していくものであること。その意見を行政機関に取り入れるために議員との連携を図って欲しいことを伝えました。行政機関の取り組みが弱いと思うのであれば、私達の意見を議会に持ち込むことが必要です。そのために価値観が近い議員を送り出して欲しいのです。防災力とは地域力に他なりません。地域の皆さんの協力があって初めて、防災和歌山県に近づけることを訴えました。

引き続いて市内数箇所の会社を訪問させてもらいました。ある部品取扱店では、震災の影響を受けて供給体制が取れないと話してくれました。次の部品が入荷するのは一ヵ月後の5月頃であると話してくれました。今後、県内の経済活動にも支障が出そうな感じがあります。

意見交換会

午前11時から数人の皆さんと意見交換を行いました。これは先の報告会の中で、私の話したことを気に入ってくれて、再度、集まってくれたものです。「是非話を聞きたい」という申し入れに感謝しています。

普段、議員と話し合う機会はないようなので、直接対話できる機会が持てたことは有意義であったと話してくれました。「今まで応援した議員はありませんでした。それは関心を持てる議員がいなかったこと。話せる議員がいなかったこと」などが要因でした。

約30分でしたが、議会活動と議員を選ぶことに関心を示してくれました。

ミニ集会

お昼の時間、Mさんが自宅でミニ集会を開いてくれました。初めてお会いする皆さんでしたが、中には「後援会には入っているよ」、「知人から名前を聞いています」という声があり、開始前から嬉しく感じました。テーマは防災対策についてでした。和歌山県の支援状況、被災者受け入れについて、そして和歌山県で津波が発生した場合の対策について説明いたしました。

約1時間のミニ集会でしたが、熱心に聞いていただき、また質問もたくさん頂戴しました。

主な質問は次の通りです。

  • 透析患者など病院を必要とする人への被災地での対応はどうしているのでしょうか。
  • 津波発生時は紀ノ川を逆流することがあるのではないですか。→その場合は水門を開いて、市内に水が流れ込まないようにすることになります。水を全て堰き止めると危険が増すこともあります。状況に応じて対応することになります。
  • 議員の活動に伴う公費負担はどのようなものがありますか。→皆さんの意見を集めて議会で政策提言を行い、私達の思いを行政の取り組みの中に取り入れることを目指しています。そのための出張や意見交換会の認められた公費で費用を支出しています。
  • 東日本大震災の発生直後の時期ですから、選挙カーを走らせるに際して公費負担を求めることを止めた方が良いと思います。→大震災直後の時期ですから、必要以上の公費負担を止めるべきだと考えています。選挙カーに関するガソリン代、運転手費用、レンタカーの費用負担請求はしないことにしています。少しでも選挙カーに関する公費削減に努めるようにしています。
  • 活動している議員に歳費を支払うことは賛成ですが、何もしていない議員への歳費支出は止められないものですか。→選挙で選ばれた議員ですから、活動状況によって歳費を止めることはできません。活動していない議員は選挙で落選させたら良いのです。民意を反映させた選挙になるように民意を高めたいと思います。
JAXA

明日、3月31日、午後から教育委員会において、JAXA「スペースティーチャーズ」の任命式が執り行われます。和歌山県教育委員会が初めてのことです。理系教育、外国語教育のレベルを高めるために必要な任命式になります。この活動の主旨を理解してくれている人は少数派なので、JAXAの冠を掲げたこの活動が活発化することを期待しています。

午前9時30分から、市内の企業とJAXA「スペースティチャーズ」の活動に関して協議する時間を取りました。明日の任命式が楽しみです。