一般質問が続いています。今日も四人が登壇して新年度の施策について議論が交わされました。
また私が予定している予算特別委員会の質問について打合せを行いました。今回の質問項目は、サービス付き高齢者住宅制度について、入札制度に関する地元下請事業者の適切利潤の確保について、国際人育成プロジェクトについて、和歌山県環境基本計画に付いて、人口減少時代の和歌山県のあり方についての五項目を予定しています。
併せて意見をもらっているのが和歌山県教育長の人事案件についてです。議案の提案がない時点で現職の山口教育長が平成23年3月31日付けで退職し、後任の人事が新聞報道されているのです。山口教育長が退任することは知りませんでしたし、新しい教育長が決定していることも知りませんでした。
この新聞報道を受けて皆さんから問い合わせが続いています。「議案が提案される前に人事が公になっているのは議会を軽視しているのではないか、」、「トップシークレットである人事案件が報道機関に漏れていることは県の信頼にかかわることであり、情報漏えいするような機関は信頼できない」というものです。
県の関係者に尋ねると、今まで県の人事案件が議会や職員さんより先に報道機関に漏れたことはないようです。今回の人事異動に関して県の職員さんも知りませんでしたし、未だに教育長人事案件の説明はありません。議会最終日に追加議案として提案されると思いますが、先に既成事実が形成されている状況なので県議会として議決の重みはなくなりました。県民の皆さんに信託を受けている県会議員の議決が軽く思われていることが問題です。県の代表である議会よりも先に、重要な人事案件を報道機関が知ることが問題なのです。議会軽視という言葉が適用されるべき事案です。
この人事案件に関して調査をする予定ですが、県民である私達の代表の議会が軽視されているという意見が出ている事実があります。このことに関して、県の責任者の意見を聞きたいと思っています。
議会終了後の夕刻から訪問活動を行いました。訪問した先の皆さんから県政に関する意見を聞かせてもらいました。和歌山県のことを愛している方が多いことに改めて気付きました。郷土愛に包まれた和歌山県が衰退することはあり得ないことです。思いが結集できたら素晴らしい地域として再生できると思いますから、これからの地域力に期待しています。
夜は後援会の会合を行いました。全ての予定が終了したのは深夜12時でした。遅くまで議論を重ねてくれた皆さんに感謝しています。一日一日を大切に、そしてこの一ヶ月を大切にしたいと思っています。真剣な議論の中から方向性が見えてきます。この時間を大切にしたいと考えています。
- 障害者スポーツ連盟の今後のあり方に関して意見をいただきました。県当局と協議して、国体に向けた体制の確認を行いました。お互いに納得できる議論になりました。
- 企業誘致に関しての打合せを行いました。土地と用水の問題、企業進出に関する補助金の適用に関して確認を行いました。このように企業誘致に向けた活動を最重要課題だと認識した活動をしています。