活動報告・レポート
2011年2月27日(日)
意見交換会
懇親会

お昼の時間、推薦してくれている団体の懇親会があり参加し、挨拶の時間をいただきました。今回、初めて推薦をいただき、これから一緒に県政の課題を話し合えることを嬉しく思っています。参加していたのは約70人、女性の方ばかりの懇親会でした。元気な地域は女性が活発です。女性の力を発揮してもらって和歌山県を盛り上げたいと思います。

意見交換会

懇親会の後は神前事務所に戻り、約20名の皆さんと意見交換会を行いました。皆さんには、これまでの活動実績と今回の提言を説明いたしまた。実績を訴えることは簡単なようで簡単ではありません。構想から企画、そして予算化して実現させるまでの過程には多くの人が関与しています。議員一人で達成できるものは少ないのです。それを自分の実績として訴えることには違和感があります。

よく聞くのは「この道路は私が設置したものです」だとか「この北インターチェンジは私が作ったものです」などの実績です。幹線道路の工事や北インターチャンジなどの建設に関して、一人の実績と訴えることにも違和感があります。首長や国や県、そし議会の同意が得られることから竣工させているものですから、一人の議員の実績として取り込むのは如何なものか疑問に感じます。

また政策提言においても、これから実現させたいものの仕込みは水面下で実施しています。表に出る段階に持っていくのが大変なのです。早い段階で公表すると横槍が入ったり、情報の漏洩として信用が失われる場合もあります。ある程度計画を煮詰めてから公表するべきものですから、現段階で言えないこともあるのです。規模が大きければ大きいほど、公表することに慎重になります。

私も企業誘致を行いますと訴えていますが、ではどの企業と聞かれても進出計画段階の企業名を明かすことはではきないのです。単に企業誘致と話しても、本当に取り組んでいる人と、そうでない人との違いが分からないのです。実績と政策を訴えることは、以外と難しいものなのです。

それに対して、ある程度議論されていることであれば言うことができます。和歌山市内で路面電車を走らせることや和歌浦の振興を行うことなどが、それに該当します。路面電車、つまりLRTに関しては地球環境問題の観点から、国においてモデル地域を模索していることから、和歌山市がその気になければ予算化は可能な事業なのです。国レベルで予算化が必要な事業は地方自治体を挙げて取り組むべきものですから、議員個人で誇れるものではありません。

自分で企画をして、自分で行動しているものだけを実績として訴えたいものです。

ただ今日の意見交換間においてはいくつかの実績を説明いたしました。そして政策についても話をいたしました。和歌山県に必要なものは人口を増加させる対策を講じることです。人口の社会増を図るためには企業誘致と地域産業の振興がありますが、地理的条件やコスト負担の観点他府県と比較すると不利な部分があり、これは信頼を得て行動すること以外にありません。また自然減を自然増に転じさせることは、現時点では現実的な対策はありません。人口減少の問題は、社会像を図る対策、つまり企業誘致活動を行うことと、人口減少時代に備えてまちの規模を縮小させること以外にないのです。

両面を考えておくことが地域として、議員としても必要なことです。但し、経済危機の情況下において、将来の人口問題よりも現在の経済対策の方が大切だと思っている人が大半です。これは当然のことで、現在を生き抜かないことには将来はないからです。現在の危機を回避させた上で将来の見通しを立てることが議員に求められているのです。

訪問活動

市内の某自治会役員の方と三役の皆さんを訪ねました。今朝開催された自治会の役員会で支援を決定してくれたもので、早速、お礼の挨拶に訪問させていただきました。決定と迅速な連絡をいただいたことに感謝するばかりです。ありがとうございました。

後援会打合せ

後援会のメンバーが集まって、これからの後援会活動の進め方を議論しました。今春までの後援会活動の期間は後一ヶ月となりました。残された期間の方が少なくなっていますから、後援会の総意を得て取り組みを進めなければ誤りは許されません。意思疎通を図り、明日に備えました。