今日から一般質問が始まりました。今回私は、3月3日、木曜日の午後1時からの予算特別委員会で質問を行う予定です。予算特別委員会とは平成23年度当初予算に関連する質問を行う委員会で一般質問と同様ですが、一問一答方式を採用しているため質疑の内容が分かり易くなります。質問項目についてはこれから詰めて行くことにしています。

昼間を利用して議員によるスポーツ議連が開催されました。国体に向けての県としての取り組み方の説明を受け、議員連盟として支援する立場を取ります。4年後に向けた活動が開始されています。

またスポーツ議連に先立って、和歌山県産の鶏卵と鶏肉の昼食をいただきました。鳥インフルエンザの発生がありましたが、早期段階で措置を講じたため感染の拡大は防いでいます。そのため安全性が確保できたことを周知するため、知事を初めとして議員全員が鶏肉を食したものです。マスコミの皆さんもたくさん入ってくれたので、安全性について広報が出来たものと考えています。

今回の予算特別委員会に関して確認をするための初会合が開かれました。質問時間は30分、答弁が20分の合計50分の持ち時間で質疑が行われます。当初予算に関わる質問に限定した委員会となります。

市内のFさんの自宅においてミニ集会を開催しました。たくさんの方が参加してくれ、そして質問も活発にいただいた集会となりました。私からは、県議会は私たちの生活と社会に直接関係する身近な議論を行っている機関であることを説明しました。つまりミニ集会で質問があるような項目に味付けをして県議会に持ち込み議論をしているのです。

知事と議論を交わして知事や当局を説得することができたら、それが予算化されるなど形になっていきます。私達の議論が県での議論に発展し、それが具体化していくのです。不毛の議論ではなくて実のある議論をしているのが県議会なのです。

そして今日の議会では、紀の川市で発生した鳥インフルエンザ対策について議論が交わされたことを説明しました。被害額の全額を負担することで決定すること、内訳は国から80パーセント、県が20パーセント負担することで被害者の損失負担をすることになります。また発生から一週間で被害と被害の拡を食い止めた迅速な対応について報告しました。これ以上県内での感染拡大はないことを申し添えました。

このように県民である私達の安全と安心、そして財産を守るのが県の大きな使命であることを分かってもらえたと思います。日常生活を守り、非常時に迅速な対応をすることが行政機関の役割なのです。

さて質問がありました。

1. 市営駐車場の料金が民間と比較して割高なので安価に設定して欲しいこと。
2. JR和歌山駅前の地下の単車置き場に駐車する場合、勾配が急過ぎるため安全性に欠けているのでエレベータを利用したい要望があること。
3. ビッグホエールやビッグ愛のイベントに参加する場合、長時間に亘ると駐車料金が嵩むので県主催イベントに参加する場合、駐車料金を無料にするか定額にして欲しいこと。
4. 鳥インフルエンザの被害額を全額負担することは理解できるものの、国や県の税金で負担することになりますから、今後発生することのないように未然防止に努めて欲しいこと、

などの質問がありました。

1と3については和歌山市と県条例によって利用料金が設定されていることから要望として受けておくこと。2については解決することができたので回答しました。4については、未然対策が大事なことは同感であり、安全対策とは事前対策に他ならないことを伝えました。損失補償と未然対策を講じる場合の県費用の持ち出しは未然対策を講じる方が適切であり、県内での被害がないように徹底することを申し入れることを伝えました。

活発な質問があり、楽しくて有意義なミニ集会となりました。参加してくれた皆さんに感謝しています。

Yさんの自宅を訪問しました。ここでも集会を持たせてもらいました。和歌山県での仕事が少ないので、現役時代の大半は県外で働いたことを聞きました。それでも故郷、和歌山市を拠点に生活を続け、現役引退後は和歌山市で第二の職場で働きながら生活をしていることを聞きました。やはり生活するためには職場が必要です。Yさんには高校生の子どもがいますが、卒業した後も親子で生活できるような環境になるべきだと思っています。仕事のために家族が離れるのは良くありません。

本日最後のミニ集会は、Nさんの自宅でした。ここでも女性が集まってくれて、働く場所が必要なこと、県外施設を視察することで見聞を広める活動を検討すめること、議員として活動させていただくことで、集まってくれた皆さんの要望を実現させる立場にいられることなどの話をしました。遅い時間まで付き合っていただいたことに感謝しています。

最初は硬い表情の皆さんですが、話をしている間に打ち解けてくれます。その笑顔の瞬間が嬉しいのです。今日もありがとうございました。今日一日、そしてお会いさせてもらった皆さんに感謝しています。