活動報告・レポート
2011年2月16日(水)
県議会
県議会

県議会二日目は、知事から鳥インフルエンザ発生への対応についての報告がありました。本会議終了後は常任委員会が開催されました。福祉環境委員会でも鳥インフルエンザに関する、畜産農家の被害への対応についての質疑がありました。国からは三分の二の補助が適用されるので、残額の負担について検討することにしています。

今回の鳥インフルエンザに関しては県が迅速に対応しているので、感染した鳥肉や卵が市場に出ることはありませんが、最大限の注意と監視を続けることにしています。非常時の対応ですから、最大の取り組みを継続させる予定です。

また福祉環境委員会では、平成23年2月補正予算を初めとする議案審議が行われ、全ての議案が可決されました。

ミニ集会

議会終了後、ミニ集会を行いました。平成23年度の新政策から要点を抜き出して説明しました。中でも公立高校での英語教育が関心事で、全国で初めての取り組みを成功させたいと考えています。英語教育の鍵は、先生の教えられる英語力を向上させることにあります。和歌山市内のモデル校となっている三校の先生達には英語教育をするための教え方を指導していて成果を発揮していますが、そこから広がっていないことが問題です。広がらない理由は予算がないからです。先生の英語教育をするための予算措置が図れてないため、拡げようがないのです。

教育への投資を短期的な予算で計ってはいけません。現時点予算がないとしても教育は将来への投資ですから、実施しないという選択肢はないのです。消費と投資の違いを認識しておかないと、大切な英語教育の質的向上が図れません。

関西が一つになる時代が訪れようとしています。教育に熱心なワタミの社長が東京都知事選挙に出馬することを表明しました。確実に時代は変わっています。既存の価値が崩れて時代が新しい価値を要求しています。維新の前夜の様相がありますが、和歌山県での動きは鈍い感があります。予算がないから、まだ大丈夫だという甘い考えは捨てなければ、和歌山県の子ども達は教育に熱心な府県の子ども達と競争する時代になっているのです。予算がなかったので英語が出来なくても仕方ないとは、外国や企業は思ってくれません。

不利益を被るのは大人ではなくて今の子どもなのです。子どもの不利益が分かっているのに、対応しないのは行政機関の不作為です。和歌山県として英語教育への一歩を踏み出しました。ゼロから1千万円の予算確保に至ったことは大きな進歩です。ここを起点として和歌山県が英語教育先進県になるように活動を継続させます。

それにしても国家の品格が売れた時代に英語教育の重要性を、和歌山市議会で提言したことがあります。時期が来ていないことから市当局の反応は極めて鈍かったことを思い出しました。時代に付いてくるまでに時間がかかりましたが、ようやく和歌山県が時代に追いつきました。ここからがスタートです。

挨拶

推薦をいただいた団体の役員会にお邪魔しました。この団体から今回、初めて推薦をいただきましたこと、感謝申し上げます。社会的インフラ形成と県土発展は共通性がありますから、その経験を活かして県政に挑戦することを提言しました。県だけでは郷土発展は出来ません。民間の力を発揮することが県土発展に欠かせません。これからの協調の必要性について話をしました。推薦をいただいたことに深く感謝しています。

ライオンズ理事会

和歌山ゴールドライオンスクラブ理事会に出席しました。環境例会や献血例会について報告がありました。私からはレオクラブ結成30周年行事への参加を説明させてもらいました。行事は人が集まってくれて成功です。人が集まることで行事の70パーセントが成功ですから、人集めが一番大切なのです。

レオクラブではライオンズクラブ会員の参加を期待してくれています。支援体制を整えて応援にいきたいと考えています。

後援会

後援会活動について協議を行いました。後援会の活動は善意によって支えられているのですから、問題が発生した時の対応が課題となります。全員がボランティアなので、責任の所在が明確ではないのです。責任のないところに発展はありません。責任を持ってもらえるような責任体制について協議しました。