事務所にお客さんが来てくれています。午前中はお客さんの予定があったため事務所でお迎えさせてもらいました。後援会活動に力を貸してくれている人から、多大な激励を受けました。今日も支援を依頼してくれています。一人の力に支えられて後援会活動が成立しています。土曜日なのに、事務所に来て励ましてくれていることに感謝しています。
また紀の川市からも事務所を捜しながら訪問してくれました。「どうしても挨拶に伺いたい」と話し訪問してくれたのです。遠くからお立ち寄りしていただきました。この方とのご縁は、夏の紀州踊りにあります。和歌山市主催のこの踊りに連として参加したいと数年前に依頼がありました。お隣の市なので参加できるかどうか分からなかったのですが、特長ある連として参加することになりました。もう5年は経過していると思いますが、毎年、紀州踊りを盛り上げてくれています。
そのほかにも大勢の皆さんに来ていただきました。ありがとうございます。
今年2月から自分の事務所を設立した人がいます。事務所内は素敵な環境で、ここに溢れる氣がお客さんに与えられるような雰囲気があります。まさに希望のスタートです。
ところが希望の光あるところには影も発生します。これから頑張ろうとする人に対して周囲の反応は二通りに分かれます。ひとつは希望を応援する人。もうひとつは批判する人です。一人の批判の力は大きくて、希望を持って仕事をスタートさせている人に圧し掛かってきます。一人の批判は、周囲の全ての人が自分を批判しているように思うのです。
影の力は強い光を浴びせないと消え去りません。一人からの批判という暗黒は、多くの人からの希望という光で対抗することになります。一人の批判に対抗するには100人の希望の集まりが必要なほどです。
せめて私達は、希望を持って挑戦している人に対して批判をする行為はしないでいたいものです。希望に対しては応援する姿勢が似合います。
夜は懇談会に参加しました。人生の先輩から学ばせてもらいました。一冊の本を紹介してもらいました。60歳を超えている先輩が38歳の時に出会って感銘を受けた本を提供してくれました。当時、感動したのでこの本を30冊購入して、職場の後輩に詠んで欲しいと配ったそうです。その当時、この本を読んで感想をくれる人がたくさんいたそうです。ところが最近、同じ本を若い知人に進呈しても、誰も感想を言ってこないそうです。感銘を受ける価値観が変化したのか、それとも読んでいないのか分かりませんが、寂しい思いをしていると聞きました。本を薦めるのは、人生を生きた中で良い本だと思ってのことで、それも進呈するほど思いのある本ですら、何かを学べる筈です。
ところで、当時の職場でこの本を提供した後輩で16人が感想や意見を文章で返してくれたそうです。その人たちは役員や部長に昇進するなど、会社で出世していったそうです。人の言うことを素直に受け入れて、感動する心があったことが社会で大成した要因かも知れません。何の意見もくれない人は、昇進することはなかったそうです。
ですから、誰も感想を聞かせてくれない最近若い人の将来に不安を抱いています。先輩からの人生のプレゼントに対して言葉でお返しをすることが大切なのに、それが出来ていないことは社会で通用する何かが欠けていると言うのです。素直さ、勤勉さ、敬う気持ちなどがそうですが、良いものを受け入れ吸収する気持ちを持ちたいものです。
この先輩が若い頃、学んだことは、上司の態度で嫌だと思ったことを自分が上司になった時には絶対にしないことです。若い人にさせたくないことを頭のポケットに入れておいて、そんな状況に陥ると自分で仕事をするようにしたのです。そうすると、嫌な仕事を部下に振ってくるのではなくて上司自らが実践している姿を見て、やがて部下の中から「自分がやります」と名乗り出てくるようになったのです。嫌な仕事でも、無理やり引き受けさせられるのと自分で引き受けるのとでは、仕事に向かう気持ちが違います。
自分で引き受けるような仕事に毎日、出会いたいものです。