活動報告・レポート
2011年2月1日(火)
新しい公共
新しい公共

NPO法人や地方自治体が協働して地域活性化対策を実施する場合、その内容によっては支援を受けられることが検討されています。民間と地方自治体の協働に関してはずっと以前から議論され続けてきたところですが、ようやく具体的に実現することになりました。協働のしくみの構築、そして予算化が図られることが適うことになりました。県では平成23年2月県議会定例会で基金を設置する設計を行っていて、新年度から実現することになります。

NPO法人にとって地方自治体との協働は願ってもないことであり、私からは県の所管の意識を統一して欲しいことを依頼しました。良い企画であれば協働の申し入れを拒否しないで、積極的に組んで欲しいと願っています。

訪問活動

和歌山市内の皆さんのところに訪問させていただきました。同行してくれたお二人、そして訪問させてもらった約50人の皆さんに感謝しています。久ぶりに会う人もいて、心が和みました。多くの皆さんとお会いさせてもらっていますが、心から応援してくれる言葉をいただくと、寒さが消えるほど本当に嬉しく思います。

かつての同僚は、昔と同じ早口の言葉で励ましてくれました。気がつけば、あの頃から20年近くが経過しています。自分でも20年前は議員になるとは思ってもいませんでしたから、相手も同じように思っている筈です。同じような道を歩いていたのですが、別々の道を選択した結果が今です。いくつかの選択を繰り返しながら人は成長を続けます。その中で、選択したかったけれどもそうしなかったこともあります。それが良い思い出に変化していることが幸せなことなのです。

その日、その時、択一の選択肢が示された場合、その両方を選ぶことはできませんから、どちらかの道を選択します。それによって人生の舵が切られるのです。結果は、将来にならないと分かりません。それどころか永遠に消え去ってしまった、その時と今の現実を比較することは不可能なのです。

そうして生きている過程において、今日も選択肢が示されています。どちらを選択するかの場面に遭遇した時、やはり自分の持っている価値観で選択をしています。人生は自分が望む方向に進んでいることが分かります。

明日はどちらに向かおうとしているのか。自分と向き合うことも楽しい作業かも知れません。

懇親会

夜は懇親会に参加しました。本当に楽しい3時間でした。懇親会参加者の中に、事務所開きのお手伝いをしてくれた若い方もいました。寒い中駐車場係りをしてくれたことに感謝したところ、遣り甲斐があったことを告げてくれました。日曜日の寒い朝、折角来たのだから思い切り駐車場係りとしての仕事をやろうと決めてくれていたのです。

歩いてくる方から「誰の集会ですか」と聞かれて答えたところ、「名前は知っていますよ。頑張って下さいね」と答えてくれそうです。その一言が自分のことのように嬉しくて、駐車場係りをして良かったと感じたと話してくれました。人は他人からの言葉で喜び、そして傷つきます。駐車場係りの仕事は地味ですが、その中で喜びが生まれた瞬間があったことを喜んでいます。どんなことでもやろうと思って仕事をすると、その過程の中に嬉しい出来事が現れるものです。

この出来事を聞いた私の気持ちが幸せになったことは言うまでもありません。4月1日も「駐車場係りをやります」と元気良く話してくれました。その元気な言葉から、もう春の兆しを感じました。

またある人は、今まで後援会活動に参加したことがありませんでした。お手伝いをしていると、どうしても当選して欲しくなると話してくれました。今までは政治活動に関心がなかったのですが、私と知り合ってから興味を抱いてくれるようになりました。関心を持つことから周囲の変化が始まります。