活動報告・レポート
2011年1月16日(日)
隊友会
出陣式

御坊市議会の告示当日です。御坊市議会議員の平井としや候補の応援のため午前9時からの出陣式に駆けつけました。早朝の気温は摂氏0度。粉雪が舞い散るような冷え込む朝でした。高速道路を走っていると和歌山県では珍しい雪景色となりました。そんな冷たい風の中、平井議員の出陣式が執り行われました。いよいよ一週間の戦いが始まりました。結果を残すように全力で戦って下さい。和歌山市からですが応援しています。

隊友会

その後、和歌山市内にとんぼ返りして隊友会の新年会に出席いたしました。隊友会は自衛隊経験者で構成する組織で、わが国の自衛力強化の一翼を担ってくれています。安心してこの国で生活できるのも、国と民間が防衛力を保持しているからです。この国を守るという使命感に溢れた皆さんと意見を交わした懇親会は楽しいものでした。

誰が国を守るのか。日本であれば日本人が守る他にないのです。安全保持にはコストが掛かります。防衛力保持のためには日本人としての誇りが必要です。見えないものにお金を掛けないようでは安全を守ることはできません。誇りを無くした民族には将来はありません。

強い組織で鍛えられた皆さんは自衛官としての誇りを持っています。やり甲斐は生き甲斐であると話してくれた人がいたように、国を守るというやり甲斐を持って仕事に取り組んでくれているのです。安全は生産性のあるものではありません。しかし利益を生まないからと言って、防衛力を不必要と考える人は少ないと思います。国には領土と主権が必要です。それらを放棄するような考えが国民の中にあるとしたら、それは固有の国ではないのです。

そして和歌山県では危機管理室に自衛隊出身者を受け入れています。これは県民の皆さんの安全を守ること、そして来るべき大災害に備えた防災対策を講じるためです。都道府県では4つの県を除いて、自衛隊出身者を危機管理専門官として迎え入れています。それに対して市町村では受け入れのしくみが整っていません。和歌山県内では和歌山市だけが自衛隊出身者を受け入れているだけです。大災害が発生した時に助けてくれる強い味方が自衛隊です。そんな経験者が地方自治体に存在していることが強みなのです。それは自衛隊と地方自治体の危機管理部門とでは専門性が違うからです。自衛隊の言葉を地方自治体で理解することは出来ません。それは国を守った経験者ではないからです。

自衛隊経験者は国防上の危機管理の言葉の意味が分かりますが、地方自治体の職員さんにはそれが分かりません。非常時に自衛隊が救助や支援に入ってくれた時、その受け皿となる災害が発生した地方自治体が、その言葉や行動を理解していなければ、自衛隊は十分な力を発揮することができません。防衛上の共通の言葉を理解できる職員さんが地方自治体に必要なのです。その役割を自衛隊出身者が担ってくれているのです。言葉が分かる人が組織に存在していることは強みです。文化が違うと言葉が違います。言葉の分からない人は専門性の高い言葉を理解できませんから、危機管理上の対応は遅れることになります。

このことは今後、是非とも考えるべき課題です。危機が発生してからでは遅いのです。危機管理とは事前対策です。災害が発生してから対応するのではなくて、災害発生前に考えられる対応策を講じておくことが危機管理能力なのです。危機管理能力とは、組織図や災害時のフロー図にあるのではなくて、危機管理能力を持つ人にあります。人が全てなのです。経験を有する人が危機管理組織の中に存在している。その強みの大きさを私達は知るべきです。

そんな議論を交わすことができた隊友会の新年会でした。地方における安全保障について考える機会となりました。

ご挨拶

本当に寒い一日でした。身体が冷たくなり、暖かさが恋しい一日でした。 寒い中、迎え入れてくれた皆さんに深く感謝しています。Kさんとの1時間の懇談は、これからの活動に活かせるものでした。人の気持ちを分かった対応の重要性を感じました。自分のことで走る人が多いこと。そんな中で人の気持ちを察して行動できる人の存在が不可欠です。「自分が、自分が」の人には任せることは何もありません。

Hさんは寒い中を一緒に歩いてくれました。その中で、外国人参政権や夫婦別姓の問題について話し合うことができました。

Kさんは寒い中に来てくれたことを歓迎してくれました。元気ができるようにと飴玉をいただきました。寒さを和らげてくれる優しさが込められていました。

Yさんは事務所開きに人を集めてくれています。寒い毎日ですが、近所の人に声を掛けてくれているのです。本当に感謝しています。

Aさんも、自分でチラシを作って片桐支援を呼び掛けてくれていました。偶々、そのチラシを見た時は感動でした。その人の知らないところで、その人のために何かをしてくれる行為を知った時、私たちを感動させてくれます。求めない愛がある世界は優しさが充満しています。それを分かり合える人が増えると、この社会はもっと大きな愛で包まれることになります。私と周囲の出来事は、まだまだ小さな卵のようなものですが、毎日何かの感動に包まれています。もつと広がれば良いと思っています。

Iさんは親身になって後援会活動の相談に応じてくれました。出来ることは全て協力すると心強い支援を約束してくれました。その言葉と即座の行動に感謝するばかりです。そしてIさんはKさんに協力と支援を依頼してくれました。Kさんは「Iさんから聞いていますから」と言って話を聞いてくれました。人の繋がりは力になりますし、繋がりこそが新しい力を誕生させてくれるのです。