活動報告・レポート
2011年1月14日(金)
元上司
朝立ち

昨日に引き続いて朝立ちを行いました。冷え込む中の1時間は辛抱のいることでした。それでも「おはようございます」と挨拶を交わすとお互いに笑顔になれるから大切なことです。仕事に向かう朝一番は、難しい顔の場合がありますが、一言で笑顔になれる挨拶の「おはようございます」は魔法の言葉です。

元上司

南紀熊野体験博でお世話になった、元上司の自宅へ挨拶に伺いました。現在は退職されて農業とゴルフの生活を過ごしているようです。「素晴らしい生活ですね」と挨拶させてもらいましたが、人の幸せとはこのようなものだと思いました。自分の時間を他人に左右されないで自分で使えることが幸せなことなのです。元々人格者で尊敬する人物ですが、現役時代と何も変わっていませんでした。

現役時代、仕事は緻密なのですが、そんな素振りは全く見せないで周囲を明るい雰囲気にしてくれました。冗談が飛び交う楽しい職場であり、緊張感の伴う博覧会の仕事を円滑に進められたのは、この方がいてくれたからだと思います。和歌山県では1999年の南紀熊野体験博を最後に大規模な博覧会は開催されていません。思い返せば、あの当時の和歌山県は、今よりも元気だったようです。

そして異文化の中で仕事をした経験が、人生を変えたと言ってもいいかも知れません。ジャパンエキスポという大掛かりな地方博覧会に職員として関われたことは人生の財産ですし、友人や経験が飛躍的に増えました。また絶対に成功させることが使命だったことから、緊張感のある仕事でした。マスコミへの責任ある対応やテレビ雑誌などへの出演と原稿作成、または知事の挨拶原稿作成など、それまでの仕事では経験できないことを体験させてもらいました。そんな経験が活かされていると思います。人は経験によって成長するのです。振り返ると、ある時期において飛躍的に伸びたと実感する時がありますが、博覧会の体験はその時期であったことは確かです。

そして上司として温かく見守ってくれて、それ以降もお付き合いをしてくれていることに深く感謝しています。久しぶりの再会でしたが、当時と同じ目で見つめ、冗談を交えた話しをしてくれました。懐かしさと感激の時間でした。

奥さんも「とても活躍していると聞いています」と声を掛けてくれましたが、今も話題の片隅にあることを嬉しく思っています。「当時と変わっていないですね」と評価してくれることが最も嬉しいことです。時に人は、時間の経過と共に、自分で何でも分かったかのように偉くなっていきます。しかしそれは間違いです。一人で分かること、出来ることはそれほど多くありません。むしろ多くの人に支えられて達成出来ることが、世の中の全てに近いのです。そのことを分かっていると、偉いような態度にはならないのです。

元上司といると、いつまでも後輩でいられることが限りなく嬉しいのです。尊敬する先輩がいつまでも先輩でいてくれる、それは嬉しいことです。輝く星が近くて遠くにあることで、その光を受けることが出来ますし、また自分もやがて誰かの光になることが出来るのです。

「今回は応援しないとな」と笑ってくれました。勿論、前回も応援してくれたのですが、「今回は、広げる方法を考えてみる」と話してくれたように、初めての経験で分からないことがあったのです。これからも支援していただくことをお願いして、自宅を後にしました。

ご挨拶

Fさんの自宅に訪問したところ訪問を歓迎してくれました。「前回、お母さんがお礼の電話をしてくれたことを覚えています。その時、妻と二人で電話の前でお礼をしました。素晴らしいお母さんですね。元気にしていますか」と話してくれました。

隠れたエピソードを聞いて嬉しくなりました。全ての人に支えられていると実感したからです。「もう一度、来て下さい。私が作っている白菜を用意しておきます。健康第一ですから皆さんで食べて下さいね」と挨拶をしてくれました。

善意をいただき、冷たい風の中でも心が温かく元気になりました。お礼申し上げます。

新年のつどい

労働者福祉協議会和歌山・海南・海草協議会の発足式典に招待を受け参加しました。同協議会は、和歌山市と海南市・海草郡に分かれていた組織を一つに束ねて、新しい体制で活動することになりました。時代に対応するために組織は変化していきます。厳しい労働環境の中にあって、和歌山の雇用を確保するために新しい組織で活動がスタートすることを歓迎しています。

そして今春の統一地方選挙での支援も約束していただいたことを深く感謝しています。

懇親会

引き続いて、懇親会に参加しました。今日の主役は、平成22年に教育者として文部科学省表彰を受賞されたY校長先生です。Y校長先生のお祝いの会を催しました。教育委員会の当時からお世話になった先生で、今回の受賞を心から喜んでいます。私は受賞のことは昨年、新聞で知り、電話でお祝いの言葉を述べただけだったので、今日の祝賀会を楽しみにしていました。

Y先生の素晴らしいところは校長先生になってからも、そして受賞を受けてからも何も変わらないところです。どんな立場になっても本質が変わるようでは駄目だと思います。Y先生を好きな皆さんが集まり、楽しい祝賀会となりました。そして決意表明の時間もいただいたことに感謝しています。