朝9時から和歌山市内の某事務所を訪問して議会報告を行いました。土曜日の朝でしたが、約30人の皆さんが出勤していて、これから働きに出ようとする前の時間をいただきました。女性の多い職場のため医療問題を重点に説明いたしました。仕事でお客さんと話をする際に、役立つ情報を提供できたとしたら幸いです。手帳にメモを取ってくれている熱心な人もたくさんいて、話をさせてもらった甲斐がありました。
また議会では、今朝のような報告会と質疑応答の中から生活改善につながるような事柄を取り上げて議論する場であることを説明し、これからも意見を上げていただくように話をしました。このまちで仕事をして生活をしている私達が、幸せな生活を過ごせるように行政機関は存在しています。土曜日の朝に時間をいただいたことに感謝しています。
恒例となっている新年のお茶会に参加させていただきました。越川先生の新年お茶会を楽しみにしていますが、今年も約2時間の会を楽しませてもらいました。茶道を初めとする日本文化には、日本人の心に染み渡る何かかがあります。お茶の所作で一服いただくと、会に参加している皆さんに感謝する気持ちが芽生えます。全員の心が通じ合う空間になるのです。茶道の所作は、隣の人に先にいただくことのお礼から始まります。茶器を申し送る人は飲む人の気持ちになっていますし、飲み終えた後は「私のためにしてくれて」という感謝の気持ちになります。この気持ちになると正座も苦にならないのです。むしろ、姿勢を崩すことが気持ちの良くないことに思えます。精神を引き締めると身体も引き締まります。日本文化は精神の鍛錬を行い、そこから身体を健全にする役割があるような気がしました。
さて厳かな式典も良いのですが、越川先生のお茶会はそれに加えて和やかな雰囲気になり、ともて素敵なのです。それは作法の中に自由を保っているからです。長い歴史に耐えてきた作法を守ることで日本人としての精神性を学びますが、作法の枠から超えていかないと自分を表現できません。精神を鍛えるためには基本から入る必要があり、そのため精神性が担保できなくても形から入ります。それを覚えた後は少しだけ感じたことを取り入れることが文化の継承だと思うのです。尤も変える部分は外見からは判断できないような、ほんの少しだけです。そんな確認できないような1ミリの違いは本人に分かりますし、その自分で変えられる自由裁量が日本文化のしなやかさなのです。
恐らく、越川先生は日本文化を1ミリも変えないで伝えようとしているのではなくて、基本を大切に守りながら自由な発想を加えることを求めていると感じています。お茶室にはその雰囲気が満ちています。形から入り、その精神を受け入れて自由裁量をもって外に吐き出すことが日本文化の進化だと思います。
一服のお茶で自分の精神性を確認することができます。歴史に磨かれた所作の中で自分を見つめられます。大きな流れの中に自分が存在していることを体験しながら、晴れやかな新年の気分も味わえました。
後援会活動に関して、来週以降の日程に関して話し合いました。信頼の和をどのようにして拡大して行くのかが活動のポイントです。若い人ほど選挙に行くべきだと考えているI社長は、ミニ集会への参加を求めたいと話してくれました。社会に不満があるので何も行動を起こさないのでは、益々不満が増えて行くだけです。不満を増やしても楽しいことはありません。ですから自分の一票の力が和歌山県を変えることになると信じて欲しいものです。
誰がやっても変わらないと思うのであれば、せめて変えられる可能性のある人を選びたいものです。そうして自分の選んだ未来は時間を掛けて実現していくのです。今のままで良いと思っていると、今のままで良いと考えている議員を誕生させることになります。
新年に際して飲食関係の皆さんと懇親会を行いました。昨年末に引き続いて話し合いをさせてもらったことになります。
さてゲストとして、とても素晴らしい高木住職が来てくれました。「南無のこころ」と題した話をしてくれました。南無とは私のことで、南無の心とは仏法僧に帰属することだそうです。
仏とは宇宙に遍満している真理のこと。法とは仏を説明する教えのことです。そして僧とは教えを実践する人のことを言います。つまり宇宙の法則は絶対で、その法則の適用をすることが法を信頼することです。ですから法とは人を超えたもので、都合の良いことだけを考える人間の叡智を超えたものです。それは宇宙に生きる私達が守ると、良い結果が生み出され、宇宙の意思に反すると結果が伴わないことを示しています。
全ての人に敬意を持って礼を尽くすことが大事なのです。自分の欲得で生きるのではなくて、誠心誠意を尽くした後は相手に任せることで事態は変わります。文句を言う人の下には文句しか帰って来ません。文句を言っていると、自分のところに文句が戻ってくるのです。喜びが喜びを集めて喜びに変わる生き方をしたいものです。
南陽食品さんの新年会にお招きをいただきました。創業60周年を迎える新年は元気を与えてくれる会となりました。社長は言葉にできない気持ちを言葉で表してくれました。それは「みなさんに感謝しています」という言葉でした。言葉に出来ない言葉は、「ありがとう」と「感謝しています」の言葉で表現する以外にないのです。これらの言葉には、無限の広がりがあります。御礼の言葉ではなくて、言葉に出来ない思いを伝える言葉なのです。そんな気持ちになった新年会でした。
- 橋下知事の新年会の参加に関して調整を行いました。今回もバスを出して後援会として参加したいと考えています。毎年、新年会の案内をいただいていることに感謝しています。
- Sさんが寒い中、訪問に付き合ってくれました。今まで選挙に関心のなかったSさんですが、今回は期待をもって応援してくれています。期待に応えるために全力を尽くしています。
- Kさんの自宅を訪れました。幼稚園の存続運動を行っていた当時と全く変わっていないので安心しました。今も正義感に溢れています。あの当時の運動を振り返り、「あれは一体何だったのだろう」という一言がありました。あれから8年か経過しています。今では多くの人の記憶からも消えている公立幼稚園の廃園問題です。しかし廃園予定の幼稚園に通園している子ども達の未来のためにも存続させたいという願いは残っていますし、運動の記憶は私の中に残っています。議員生活の原点がそこにあるような気がしています。
- 告別式に参列させていただきました。心から故人のご冥福をお祈りしています。