活動報告・レポート
2011年1月5日(水)
訪問活動
訪問活動

静かにまちは日常を取り戻しています。道路は静かでしたが、会社や事務所では通常営業のところがあります。朝8時から某企業の朝礼に入らせていただきました。社長から、「片桐が来る」ことを周知してくれていたので、朝礼で議会報告をさせていただきました。

その前に、今日から新入社員を迎え入れるため自己紹介などがありました。新年の初めから中途採用の社員を雇用することは元気のある会社だということです。

議会報告の後、人事責任者と懇談する時間をいただきましたが、「今の会社の環境は創業以来最も良い状態」だそうです。長い時間を掛けて社風を形成してきた、やつと理想の会社に近づいていると聞きました。創業してから50年、紆余曲折があったことは確かですが、風雪に耐えた社風が漲っていました。一人の優れたプレーヤーよりもチームワークが図れる社員を雇用したいと考えているのは、いままの雰囲気を壊さないためです。50人でまとまっている職場でも、たった一人の環境を破壊する社員が入ってくると、これまで築いてきたものが崩れ落ちます。それを避けるために採用に際しては、徹底した面接を行っています。今日の一人と4月からは2人の新卒の社員が入社することになっています。

採用の条件は性格と協調性にあります。技術や知識は入社してから以降、身に付けることができますが、性格や協調性は身に付くものではありません。明るくて職場の人に好かれることが仕事をする上で大切なことです。

雇用を生み出してくれている素晴らしい会社に入らせていただいたことに感謝しています。そう言えば、先日訪問させてもらった会社でも採用の条件に関して同じことを言っていました。その会社には大阪大学や神戸大学の学生も応募してきたのですが、それらの大学生は全て不採用だったのです。今年の4月から採用する予定の二人は、失礼ですが名前の知られていない大学生でした。面接では大学や単なる知識は関係なく、性格と協調性、加えて、自分で一番のものをも持っている学生を採用する条件にしていたのです。面接官に対して、自分の一番を言える学生を採用したのです。どんな分野でも社会で言える一番のものを持っている学生は、分野が違っても通用すると聞きました。

企業は職場での協調性を持ち、一番を目指せる人材を求めているのです。何かの分野で一番になった経験のある人は、一番になる過程を体験しています。その修羅場を潜ってきた体験を企業は買っているのです。目標は一番を目指すこと、そして達成できたとする許容範囲はトップから20番以内です。そこに入っていると採用される可能性は高くなり、また例えその企業で採用されなくても、他で採用される可能性はあります。

知識や技術も大切ですが、人柄と協調性を持ち合わしていることが社会で通用するために必要な条件なのです。

朝礼でも、この企業の素晴らしさを述べ、和歌山県と協調することによって発展していきたいことを伝えました。人材の確保に関しての施策がありますから早速紹介したいと考えています。

さて夕方までに約20の事業所を訪問させていただき、挨拶の機会を頂戴しました。全ての皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

ご祈祷

新年に当たり、戦いの神様である刺田比古神社にご祈祷に行ってきました。人知を超えたものが世の中にあります。自分で出来ることを最大限に実施することは当然のことですが、加えて人知を超えた力をいただくことが大事なことです。

戦いの2011年です。それぞれの分野で人は戦いを勝ち抜かなければなりません。戦いとは協調性を壊すものではなくて、正義を守り、成長を遂げようとする皆さんと協調するために、既存の厚い壁を形成している勢力と戦うことなのです。

戦いの神様が君臨してくれました。2011年の春の戦いに勝利して、皆さんと一緒に新しい時代の基礎を作りたいと考えています。希望があるから一緒に戦えるのです。新年は希望が似合います。今年の年末においても希望が消えないように活動を継続させたいと考えています。

新年会

夕方からは新年会に参加しました。目標を同じくする皆さんとの新年会は、熱く盛り上がりました。今回は勝負の年ですから、基礎を固めて飛躍の年にしたいと考えています。新年からお付き合いしていただいた皆さんにお礼申し上げます。