活動報告・レポート
2010年12月25日(土)
クリスマス会
クリスマス会

和歌山市のセラヴィ神前を訪れました。セラヴィ神前は、福祉事業を通じて入居者の皆さんと家族の幸せを与え続けていますし、その精神を地元の皆さんにも分け与えてくれています。地域との共生、例えば災害が発生した場合の災害避難所としての役割を果たすことを和歌山市に提案してくれていますし、スポーツを通じて和歌山市を盛り上げようとしてくれています。

そんな姿勢は私たちの思いと同じであり、そこに共感して入居者の皆さんにクリスマスプレゼントを贈りました。「全ての皆さんが幸福でありますように」、そんな願いと共に贈呈式を行いました。クリスマスという響きは、何故か幸せな感じがあるものです。そんな表情が伺えました。

仕事

年末ですが、来春の仕事が見つかっていない方と話しました。年を越すことが試練のような気がします。希望のある社会は、新鮮な気持ちで新しい年を迎えられることですが、不安があると希望の年とは程遠い思いになります。

年始になるとクリスマスから年末に掛けての夢の光景が過ぎ去り、現実が待っています。現実が待っているのが、全ての生命が輝き出す春です。その日に備えて、冬の今から活動を開始しておきたいと考えています。

選挙

年末のお忙しい中、某自治体の副町長が挨拶のため事務所を訪ねてくれました。本当に感謝しています。自分の自治体のことで時間が足りない筈なのに、和歌山市まで出掛けてくれました。今年の県内の選挙に関して意見交換をしました。

和歌山市長選挙の投票率が低かったことに関して、和歌山市の外から見ると、残念な結果だと思ったそうです。関心がないことは市政を停滞させます。有権者は見ているぞ、と思わせることが投票率ですから、無関心を示すような投票結果からすると、市政が停滞しても為政者は責任を感じられなくなります。

地方議員の選挙であれば投票率は首長選挙よりも高くなります。これは議員がより有権者の近くにあることを示して今います。それに対して首長は遠い存在になっています。しかし行政機関の責任者は首長ですから本当は首長選挙が大事なのですが、有権者の意識はそうなっていないようです。

来年は統一地方選挙が予定されています。関西広域連合への参画度合い、国と和歌山県の基礎を作る年が巡ってくるなど、和歌山県の将来を決定する大きな意味を持っています。

しっかりとした投票行為によって、明日の和歌山県を私たちで切り拓きたいものです。

温かい話

昨日のクリスマスイブは大変寒い夜でした。約束していたTさんのために、クリスマスケーキを届けようとしたのですが、Tさんはイブの夜も仕事で、お会いすることが困難でした。お互い仕事で移動しているため、携帯電話で今いる場所の連絡と確認を取り合いながら、やっと会えたのが午後の8時30分でした。車の外でクリスマスケーキを渡したのですが、寒い中、震えながら仕事の話も伺いました。困難に直面しているTさんですが、私で出来ることは対応しているので、少しは折れそうな気持ちを支えられているのかなと思いました。そんなTさんへ渡す予定でしたが、その後、クリスマスケーキはもっと素敵なドラマの待つ元へと贈られていたのでした。Tさんから連絡を受けた言葉です。

「昨晩は、お忙しい中ケーキをありがとうございました。お忙しく寒い中、片桐さんがお届け下さったケーキの事、多分一生忘れる事はないと思います。わかっていた事ですが、娘は帰って来ず、犬と猫と私だけのクリスマスイブでした。

片桐さんから頂戴したケーキを、ひとりで頂くのは、もったいなく、一緒にいたケアマネさんのお孫さん達にお譲りしました。彼女は遅い時間まで働いて下さり、お孫さん達へのお土産を買う時間もありませんでしたので、片桐さんに頂いたケーキは、本当に有り難かったです。ちびっこ達、大喜びだったそうです。

彼女も、片桐さんに直接お会いできて爽やかな良い方だと感心していました。母の会社の事では、御尽力頂きありがとうございます。心の荒む出来事の中、人の温かさに再度、感謝するクリスマスでもありました。私に出来る事は少ないですが、片桐さんの活躍のお手伝い、心からさせて頂きたいと思っています。ありがとうございました」。

Tさんと話したところ、ケアマネさんは仕事でケーキを買う時間もなく、寂しいクリスマスになるところを、Tさんにお渡ししたケーキが救ってくれたたようです。聖なる夜にドラマが生まれていたことを知り、とても感動しました。

一日、嫌なことがあったとしても、それ以上に良い出来事があるので人は頑張ることができます。私の場合は、一つの嫌な出来事を打ち消して余りある良い出来事が起きてくれます。今日のこの話は、一日を元気にしてくれ、今日も奇跡を起こさせてくれるのに十分な良い出来事でした。やはりクリスマスの夜は人の心に温かいのです。