クリスマスの慰問活動に行ってきました。歌手の山口智世さんと一緒に、福祉施設の「みんなで、はーとtoわん」の皆さんと歌を楽しみました。山口さんは和歌山県を拠点として活動してくれている演歌歌手で、本当に行く先々の皆さんに愛されています。今日の皆さんも、山口さんの歌を楽しみにしていることが分かります。事前にリクエストもあり、山口さんは、それに応えた選曲をしてくれていました。懐かしい歌「ここに幸あれ」から始まり「トイレの神様」まで、会場を盛り上げてくれました。
私も二曲歌わせていただきましたが、人前で歌うと山口さんの凄さが分かります。歌で皆さんを笑顔にすること、元気になってもらうことは簡単なことではないからです。
聴く人は、歌の上手さだけではなくて人柄や温かさを感じ取るので、それらを兼ね備えていることで、一緒に楽しめることになるのです。山口さんの歌には、優しさと温かさが溢れているので、それを感じ取ってくれているのです。
そして参加者の皆さんも踊りを披露してくれました。会場が一体となった素晴らしいクリスマス会となりました。最後はクリスマスソングとお正月を迎える歌で締めくくりました。大合唱となり、冬と新春の両方を楽しむことが出来ました。
迎えていただいた皆さんに感謝しています。
こばと学園のクリスマス会に参加しました。先週、こばと学園の二人の生徒と会ったところ、「こばと学園のクリスマス会に来てくれないの」と質問があり、「あれっ、先週、コミュニティセンターで行ったクリスマス会に行ったよ」と答えました。そうしたところ、「来てくれていたのを知っているよ。だから、こばと学園の中で行うクリスマス会にも来てくれたらと思って」と話してくれたのです。
クリスマス会の応援に行ったことを覚えてくれていた子どもからのお誘いを嬉しく思い、こばと学園のクリスマス会の応援に掛け付けました。今回は子ども達が企画と運営を行っている学園内のものでした。私たちがお手伝いをするのではなくて、子ども達が歌と踊りをみんなで楽しむ会で、笑い声が絶えませんでした。
虐待を受けたり、いじめられたりした経験のある子ども達が幸せに暮らせる場所がここにあります。家庭の温かさと同じ温かさを感じられる学園が、和歌山市に存在しています。
そして子ども達にとっては、一年で一番寂しい時期がお正月だそうです。学校が冬休みに入り、小学生や中学生の子どもは友達と遊ぶことなく、それぞれの家庭で楽しむ季節です。まちの空気がお正月に染まる頃、子ども達は寂しさを感じているのです。学園の先生方は、声を掛けても辛い気持ちを緩和させることは簡単ではありません。
それでも、子ども達は何時か社会に出ることになります。家庭の温もりや社会生活に対応できるように訓練が必要です。大人になった彼らを守ってくれる人はいないからです。辛い気持ちを乗り越えて行く強さをここでは教育訓練しています。彼らもいつか親になる時がきます。そして子どもが生まれた後、今度は自分が親として温かい家庭を築けるように心の教育をしているのです。
悲しい連鎖を断ち切ることが大切です。一般的に、悲しい連鎖は悲しい連鎖につながっていきます。ここで育っている子ども達からは悲しい連鎖を続けさせないようにしたいと思います。温かいクリスマス会、そして寂しいお正月と続きますが、彼らの笑顔を見ているとそれを乗り越えて行けると感じています。
クリスマスイブの夜、和歌山市内に焼酎バーいそ部が開店しました。中学校の同級生の磯部さんがオーナーで、これも同じく小上さんが店長を務めることになりました。東京で活躍中の磯部さんですが、生まれ育った和歌山市に元気がないということで、この度、和歌山市を元気にするためにお店を出してくれました。その心意気に小上さんが応えて店長を務めることになったのです。
東京で根強い人気のある焼酎を取り寄せて、約250種類の焼酎が楽しめるようにしています。焼酎ソムリエという資格もあるようで、店内の焼酎はその焼酎ソムリエがセレクトしています。
開店の夜、お祝いを兼ねて行ってきました。既に同級生のMさんも来ていて、そして突然オーナーの磯部さんもやって来ました。聞くと、これから東京に帰るので、「ちょっと立ち寄った」のです。初日の最初の時間帯は元同級生で盛り上がりました。
年内は31日まで営業を続け、平成23年は1月5日から開店します。それに先立つ1月4日は、同級生の貸し切りで店内を盛り上げたいと思っています。
クリスマスの夜、佐野あかりさんが和歌山市に戻ってきてくれました、そして紀三井寺の素敵なライブハウスでクリスマスライブを行ってくれました。佐野さんは東京を拠点としてライブ活動を続けています。平成23年にはアルバムも予定していることを伺い、和歌山市の出身のシンガーとして活躍してくれていることを嬉しく、頼もしく思っています。
和歌山市では久しぶりのライブでしたが、以前よりもずっと逞しく堂々とした歌声を聴かせてくれました。洗練された雰囲気があり、イブを華やかに演出してくれました。
和歌山市はエンターテイメントが少ない場所です。これは和歌山市だけに限ったことではなくて、地方都市の特性でもあるのですが、それにしてもその時々には華やかなエンターテイメントが欲しいと思います。和歌山市のイブを飾ってくれたのが、佐野あかりさんですから、和歌山市にとっても嬉しいことでした。
和歌山市のために、イブのライブに来てくれるシンガーは少ないと思いますが、東京でのライブを振り切って、和歌山市に帰ってきてくれたことに感謝しています。余談ですが、12月25日は東京の六本木でライブがあるため、直ぐに東京に戻ったようです。
力強い歌声が夜空と会場で聴いた私たちの心に響きました。これがクリスマスイブの雰囲気なのです。暗い夜と冷たい空気の中に響く元気な歌声は、クリスマスイブに似合います。それぞれのまちで幸せなクリスマス会が開かれていると思いますが、和歌山市にも聖夜が訪れました。皆さんにとって幸せにクリスマスイブでありますように。