活動報告・レポート
2010年12月12日(日)
クリスマス会
クリスマス会
和歌山レオクラブが主催するクリスマス会

和歌山レオクラブが主催するクリスマス会が実施されたので、応援に駆けつけました。和歌山レオクラブの主力メンバーは和歌山大学の学生が多く、社会奉仕に熱心な学生ばかりです。今日も手作りの素材とゲームで招待した子ども達と一緒に楽しいクリスマス会に仕上げてくれました。毎年思うことですが、招待される子ども達の顔ぶれは変わるものの、参加する子ども達はとてもこの日を楽しみに待ってくれています。

ゲームを終える閉会の言葉があった時は「え〜っ」という声があがります。和歌山レオクラブのみんなによるゲームを終えた後は、これも恒例となっている子ども達からの歌と踊りのプレゼントかあります。今日のために、毎日のように練習をしてくれたことが分かる上手なダンスでした。

それにしても和歌山レオクラブの皆さんの心のこもった企画と運営に敬意を表します。彼らとは少し長い付き合いとなってきましたが、メンバーが変わっても気持ちは変わらないのでいつも同じようにいるような気がしています。ただ4年生は来年春に卒業した後は、和歌山県外に去る学生がほとんど全てです。和歌山県内に残ってくれる学生がいないことは寂しいことで、就職の受け入れ先を和歌山県が持つことが、若い人がこのまちに住んでくれることと人口増加につながることを実感しました。卒業した後も和歌山県でいてくれる施策の重要性を再認識しました。

そして12月に元気を与えてくれたクリスマス会と、企画と運営、そして参加した皆さんに感謝申し上げます。

和歌山レオクラブが主催するクリスマス会
本屋さん

和歌山市内にある本屋さん。週に一度はここを訪れて店内を散策しています。小さな本屋さんですが、読みたくなる本のヒット率が高く、社長とも顔馴染みになっています。今日は一日の終わりに立ち寄って、社長と意見交換をさせてもらいました。

地方都市の本屋さんは、存続の危機に直面しています。アマゾンを初めとする通販の拡大や電子書籍の導入などによって、直接本屋さんで本を購入する機会が減少していますし、将来も減少傾向と予想できます。

特に電子書籍がこれから拡大して行くと、本というと電子書籍が定着していくことになります。画面で本を読む時代に入っていますが、これから本に親しむ世代が最初から電子書籍から入ると、それが当たり前になるので、益々本は売れなくなります。今はその感覚がありませんが、電子書籍が300円だとすると、1,000円の本は高くて買うことを控えるようになります。

お隣の韓国では、2011年から公教育において教科書は全て電子書籍に変更すると聞きました。教育に熱心に韓国が教育に電子書籍を採用するとこは衝撃で、わが国も投入の検討がされ始めるのではないでしょうか。

ところが問題があります。読み書きそろばん、が日本の教育の原点です。本を通して読むことで知識が定着していきます。私だけかもしれませんが、パソコンの画面を読んだだけで、頭に入って知識として定着することはありません。重要な項目は、パソコンの画面をハードコピーしてそれを読み、大切なところは罫線を引くなどして知識の定着を図るようにしています。

電子書籍でも同じような感覚があると思います。知識として定着させることが難しいような気がするのです。何よりも、日本が大切にしてきた本を読むことの文化が形を変えてしまうことには違和感があります。

この本屋さんの社長は、現政権の役職に電子書籍導入に際しての危機を申し入れたようですが、反応がなかったようです。つまり電子書籍と教育は関心の外にあったのです。不安を覚える場面が想像できます。

本を売ることは商売ですが、ここでは本を売っているのではなくて知識や感動を売っています。お客さんに提供したい知識を本という形をとって販売しているのです。

社長に伺うと、仕入れする本は全て従業員さんに任せているそうです。「社長が仕入れないのですか」と聞くと、「本屋にとって本の仕入れは一番楽しい仕事なのです。一番楽しい仕事は従業員さんにやってもらっています」という回答でした。人を大切にする素晴らしい考え方です。

自分で仕入れた本は愛情を持って本棚に並べることになります。「この本を買って欲しいから、この棚に置こう」だとか、「お客さんに見てもらい易いレイアウトに変更しよう」などの働く意欲が沸き起こります。極端な話ですが、全て社長が仕入れた本を、愛情を持って並べることはできないものです。自分がお客さんに読んでもらいたい本を仕入れて並べることが楽しい仕事であり、成果があがるものです。

形は変わって行くとしても、本屋さんがまちにある姿は変わって欲しくないものです。何気なく立ち寄った本屋さんで買う一冊の本が人生を変えるかもしれないのです。文化をたち続けるためにも、文化を発信してくれているまちの本屋さんが存在できる和歌山県であって欲しいものです。

感謝

Aさんは、いつも応援してくれています。今日は寒い中、後援会について話をしてくれました。「何も出来ないのですが、後援会の活動だけはしたいと思っています。お返しできることは、こんなことだけです」と丁寧に話してくれました。その気持ちをいただくだけで温かくなります。そしてUさんも「いつもお世話になっているので出来ることしますよ」と迎えてくれました。

Iさんは寒い中、自宅まで後援会の資料を取りに来てくれました。「何でもお手伝いするので遠慮しないで言って下さい。時代が変わってまちの姿は変わりましたが、これからのまちを作ってくれるのは片桐さん達です。今の姿を変えてくれる人を応援しています」と元気な声を掛けてくれました。「集まりがあったら声を掛けて下さいね」。本当に有り難いことです。

Mさんからも忘れないで連絡をいただきました。「来年ですね。しっかりと入ってお手伝いしたいと思っています。何でも言って来て下さいね」。そしてYさんからは「出来る限り応援をしますし、友人に声を掛けています」と連絡をいただきました。厳しい意見もある変わりに、それ以上の温かい意見をいただいています。それがあるから前に進めるのです。全ての皆さんに深く感謝しています。