県議会の二日目です。今日は平成22年12月賞与の引き下げに関わる議決を行いました。賞与引き下げに関する採決を全会一致で可決しました。
引き続いて和歌山県議会開会300回記念式典が開催されました。これは昭和22年5月に、新憲法に基づく新しい地方自治制度により、和歌山県議会の臨時議会が開かれて以来、平成22年12月議会をもって通算300回を迎えることになりました。その記念すべき式典が挙行されたことは素晴らしいとこです。即ち、次回の400回記念式典の時期は、県議会が年に4回開催されるとして、今から25年先のことになります。つまり今現役の県議会議員のほぼ全員が引退している時期が通算400回記念の時期になるのです。そう思うと本日の県議会開会300回記念式典は二度とは巡ってこない素晴らしい式典となりました。
続いて関西広域連合に関しては平成22年12月に発足することになりました。和歌山県としては、平成22年9月県議会定例会において、全ての府県よりも早く関西広域連合への参加の議決を行っています。歩調があった平成22年12月において関西広域連合の発足が正式に承認されることになります。和歌山県議会としての見解は次の通りです。
関西広域連合の設立について、本県の将来を見据え、知事を交えた議論、参考人からの意見聴取、他県の取組状況の調査等、精力的に調査・検討を行ってきました。
平成22年9月21日には、これまでの議論も踏まえ、関西広域連合の規約案の説明を聴取し審査した後、賛成多数をもって原案のとおり可決するとともに、「広域連合は、そのまま道州に転化するものではないこと」、「人口が多い中心部に偏ることなく、施策や事業を展開すること」、「不参加県等に参加を促すこと」の3点に配慮を求める附帯決議案を本会議に提案することを決め、9月28日の本会議において規約案、附帯決議案が可決されました。参加を予定する他の府県での規約案の可決、総務大臣の許可を経て、平成22年12月に府県同士の広域連合としては全国初の関西広域連合が設立されることになりました。
この式典では、県議会の重責を確認することができました、地方自治体においては知事であっても独断で全ての施策を実行することはできません。知事も有権者の皆さんの信託を得ていますが二元代表制の片方である県議会も有権者の信託を得ているからです。県議会は行政の監視機能と共に政策立案の機能を有しています。それは議員に与えられているものです。
元県議会議員を代表して鈴木俊男元議員から、議席の重さを伝えてくれるコメントをいただきました。議会においては例え知事であっても、議席がなく番外なのです。議席が与えられている議員の責任の重さを実感しました。
今回の県議会開会300回記念に参加できたことは他に例を見ない喜びですし、この伝統を次に伝える責任があることを実感しています。参加された皆さんと、和歌山県議会を支えてくれている県民の皆さんに心から感謝しています。
和歌山ゴールドライオンズクラブの来年の行事に関して協議いたしました。会員の親睦を図るために一泊二日の研修会を実施しては如何なものかの提案を受けて、話し合ったものです。会員の皆さんの同意が得られた場合、平成23年2月頃に研修会を開催することにしました。理事の皆さんの理解に感謝しています。
- 夜は懇親会に参加、慌しく過ぎる季節を感じた懇親会となりました。懇親会は盛り上がり、和歌山県の元気のなさは私たちに元気がないことを痛感しました。これからは元気な和歌山県を目指した活動を行うことを確認しました。
- 笑顔教室の橋本先生と、平成23年度の和歌山県内での活動計画に関して協議しました。橋本先生の活動エリアは京阪神ですから、和歌山県内で仕事がなかったとしても平気なのですが、折角のご縁をいただいているのですから、地元和歌山県として橋本先生と協働活動をすべきだと考えているものです。
橋本先生は、和歌山県の加太を訪れた際に、海の青さと星空の素晴らしさを実感して、和歌山県を訪問した翌日に不動産契約を締結して和歌山市に移り住んでくれているのです。和歌山市加太の景観の素晴らしさを実感できるエピソードでした。