活動報告・レポート
2010年11月29日(月)
県議会開会
県議会開会

平成22年12月県議会定例会が開会なりました。昨日の知事選挙の翌日からの県議会ですから大変な日程になっています。知事の所信表明を聞き、県政の重責を改めて実感しました。県政で一番の課題は経済対策にあります。県下各地の意見は経済対策を実施して欲しいと言うものだったようです。経済対策、雇用対策を実行することが和歌山県政の基本となります。所信表明にあったように、働く場を増やすことが最大の使命です。企業誘致と産業振興によって新たな雇用を生み出す取り組みを実行したいところです。伸びるチャンスを大切に考えながら、和歌山県の元気づくりに取り組みたいところです。

このようにして知事の二期目の県政が始まりました。一緒に仕事ができることの喜びを感じながら、この議会に挑みたいと考えています。

クラブ会合

昼間を利用してクラブ会合が開かれました。この議会に向かう姿勢を確認しました。ところで一般質問の通告締め切りが今日でした。一般質問の通告をさせていただき、12月10日の金曜日に一般質問をさせていただく予定になりました。質問項目は現在検討中ですが。皆さんの意見を取り入れた内容にしたいと考えています。

河川利用

紀ノ川の河川利用に関して協議を行いました。当然のことですが河川敷の利用は自由市場ですから、公序良俗に違反していなければ誰でも利用できます。ところが誰でも利用できるということは秩序形成がなっていない場合があります。例えばラジコン飛行機を飛ばす場合のルールの取り決めが出来ていないことから、地元から苦情が寄せられている場合があります。

一方、自分達でルールを決めてラジコン飛行機を楽しんでいる皆さんもいます。ルールを決めてラジコン飛行機を楽しんでいる人にとって、ルールを無視して自分達だけが河川敷を利用しているような感覚でいる人は迷惑な存在です。人に迷惑を掛けている人が健全に遊んでいる人も迷惑者と同列に感じさせているのです。

そのため河川敷の利用に際しても規制を強化して、公共的なルールを守れない人には利用させないようにすべきではないだろうかと意見交換を行いました。結論は導けませんでしたが、有意義な話し合いになりました。

社会はルールをつくりそれを守ることで秩序が保たれています。他人に迷惑を掛けてはいけないのです。他人に迷惑を掛けても平気な人がいることは信じられないことですが、地方都市の和歌山県においても他人に迷惑を掛けることが平気な人が増えているようです。

他人に迷惑を掛けても平気な人の存在が、和歌山県の地位を更に低下させているのです。他人に迷惑を掛けてはならないという社会のルールを守れない人には、規制を設けて退場してもらうことも手段です。ラジコン飛行機の飛行に関しての協議から社会の今が見えました。

平成23年度予算

早いもので、平成23年度予算方針の基本的な考え方について企画から説明をいただきました。元気な和歌山の実現に向けての施策が計画されています。未来を拓く希望の政策と、命とくらしの現在を守る安心の政策が重点項目です。一般質問では、これらの考え方に関して質疑を行いたいと考えています。

訪問活動

市内の会社経営者を訪問して懇談する時間をいただきました。現在の和歌山県の市場だけでは仕事が成り立たない状況にあります。和歌山県や和歌山市にはその危機感がなく、話をしても聞いてもらえる姿勢を持っていない行政機関への不信感が感じられました。

和歌山県が元気になることに向けての話し合いを行いました。和歌山県内で商売をしている限りは、地域が元気になることが会社発展の必須項目です。平成23年度も厳しい経済情勢が予想されていますが、日本一元気な県が和歌山県でいられるように知事の姿勢と協調した取り組みをしたいと考えています。

懇親会

夜は懇親会を行いました。素晴らしい5人のメンバーと経済対策とこれからの日本と地方都市が進んで行く方向性に関して話し合いました。現在の日本は漠たる不安が支配しています。この漠たる不安とは定点がないのが特徴です。つまり定点がないため、どんな動きがあったとしても不安感が移動して付きまとうのです。この状態になれば定点となり安心感を覚えることにならないのが厄介です。漠たる不安を解消する方法はひとつだけです。

それは確固たる信念を持つための勉強をすることです。勉強をしてマスコミ報道に踊らされない価値観を確立することが揺らがないために必要なことです。社会人にとっての勉強とは本を読んで知識を得ることに尽きます。知識を得て、その考え方に基づいて実行することが唯一、漠たる不安を解消する方法なのです。

勉強することは心を磨くことです。一週間に最低2冊の本を読むことが知識を得るために必要なことです。それ以下では時代に対応できないと思うべきです。

漠たる不安を払拭することは簡単なようですが、勉強する意識に変えるための力は大変な労力が伴います。今までにできているものなら、とっくの昔に実践している筈です。それが出来ていないこところに和歌山県の取り組みの弱さがあります。漠たる不安を消すための施策を考えるつもりです。