活動報告・レポート
2010年11月28日(日)
ピアノ発表会
スポーツ大会

和歌山県の障害者スポーツ交流会がありボランティアで参加してきました。年に一度の障害者のスポーツの式典です。開会式の後、競技が行われました。40メートル走やフリースローなど本格的なスポーツ大会で皆さんから元気をいただきました。お手伝いをしている方が励まされているような気持ちになります。5年後の平成27年には、国体開催と共に障害者のスポーツ全国大会が和歌山県で開催されます。それを目指してスポーツでも頑張る和歌山県を達成したいものです。

ピアノ発表会

大人のためのピアノ発表会が開催されました。先輩である服部さんと加門さん、橋詰さんの三人が参加した発表会だったため応援に駆けつけました。服部さんはビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」を、加門さんはサザンオールスターズの「TSUNAMI」を、橋詰さんは「帰れソレントへ」のピアノ演奏を披露してくれました。お客さんのいる前の舞台でピアノを演奏するのは相当の度胸と練習量がいります。どれだけ練習を重ねても、絶対に大丈夫とは思えないものですから、本番は不安で一杯になると思います。その不安感を突き破って元気に演奏を聞かせてくれました。60歳を超えてピアノを習い始めた方も参加した発表会でしたが、その不安感と練習に費やした時間の深さが伝わってきました。

初めてのことを体験することは素晴らしいことです。60歳を超えてピアノを習うことの勇気と継続力は素晴らしいと思います。中には67歳で初めてピアノを習った男性もいて、微笑ましい気持ちになりました。

初めての時は誰でも一所懸命であったことを思い起こし、その気持ちを持ち続けることを再確認しました。初めての演奏会の人とのドキドキ感が伝わってきた素敵なピアノ演奏会でした。案内していただいたことに感謝しています。気持ちがポカポカになりました。

ピアノ発表会 ピアノ発表会
打ち合せ

建設事業者の方と和歌山県内では仕事がないことについて相談がありました。和歌山県に本社を置いていても仕事がないため、ずっと大阪府まで出掛けて仕事をしているようです。地元事業者にとって和歌山県にいる利点は全くないということです。ここでは仕事もなく生活もできない環境にあるので、本当に経済対策を講じて欲しいとの依頼です。 「和歌山県で生活したいけれども仕事がないと出て行くことになります」という叫びが感じ取れました。事実、子ども二人は、和歌山県外に就職しているので、和歌山県に帰ってくることはないようです。

地元の事業者に仕事を与えて欲しいという強い依頼を受け取りました。

ノロウィルス

各地でノロウィルスが発生しています。和歌山県内での発生は報じられていませんが、事前対策の必要性を訴えてくれました。発生、流行したからでは対策は遅いので、どうしても事前対策に取り組んで欲しいという強い依頼です。

他府県での発生状況について以下の通り知らせてくれました。 嘔吐や下痢を繰り返す感染性胃腸炎の発生が、例年より流行期が早まって急増しているようです。ほとんどはノロウイルスが原因とみられています。子どもを中心に感染が広がると予想されるため、保育所や学校、福祉施設での集団発生には特に注意が必要です。本格的な流行は年末12月以降になるとされています。個人で出来ることは、十分な手洗いや食品を加熱したりするなどの自主防衛です。

国立感染症研究所の集計では、全国約3,000の小児科から報告された感染性胃腸炎の患者数は平成22年11月14日までの1週間で1医療機関当たり7.7人となっていて、4週連続で増加、そして7歳以下の子どもが多数を占めています。

「冬の食中毒」の要因となるノロウイルスは、感染力が非常に強いのが特徴です。口から入って感染すると1〜2日後に嘔吐、下痢や腹痛などの症状がでます。主に患者さんの嘔吐物や便を介して拡大します。

比較的、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、体力が弱っている人が感染すると、脱水や合併症で重症化する場合があり、死亡に至ることも考えられます。

厚生労働省では、予防対策として手洗いや食品の加熱のほか、施設内の清掃や消毒が効果的と強調しています。そして感染源となる吐瀉物や便などを処理する場合は、ふき取った場所を塩素系消毒剤で消毒するのが有効としていますから注目が必要です。