活動報告・レポート
2010年11月23日(火)
訪問活動
訪問活動

寒い一日でした。今朝は9時から夕方まで、約40件の皆さんの自宅を訪問させていただき意見交換を行いました。皆さんに感謝しています。

Oさんは今年8月に肺癌が発見されたので抗がん治療を行っています。発覚したのが8月ですから、平成22年初頭に会った時は、その兆しはなかったのです。手術できないところに癌細胞があるため抗がん治療を行っています。そんな中ですが、「とても頑張っていると聞いています。活躍を楽しみにしているので次回に向けて応援しています」と自分のことのように励ましてくれました。限りある生命の中において、向上する精神を持ち合わせていますし、次の誰かに託そうとする気持ちが読み取れました。

精神が安定しているので病気に負けないと思いますが、長くて苦しい戦いに全力で挑戦して欲しいと思います。その戦いと同時期に戦いを行います。共に打ち勝ちたいと話し合いました。

Tさんのご夫婦は大歓迎してくれました。「片桐さんが来てくれないと年を越えられないと話していたのですよ。来てくれたことに感謝しています」と嬉しい歓迎をしていただきました。そして帰りには「来ていただいたことに感謝しています。ありがとうございました」と送り出してくれました。何と気持ちの良い応対なのでしょうか。お礼を言うのはこちらの方です。約1時間の懇談の中では、趣味の写真の話、地域のインフラを築いた仕事の話、これからの抱負などを話し合いました。

「顔を見たので新年を迎えられます」そんな言葉で締めくくってくれました。感謝しています。

Mさん宅に到着したのはお昼でしたが、昼食時間をずらして歓迎してくれました。最近の雇用問題のひとつとして、定年制に関しての意見交換を行いました。公的年金の支給は65歳からになっているので、60歳定年では年金支給までの期間、生活ができなくなります。

では65歳まで働くとても働く場所がないのです。選択肢が少ない中において、年金までの年齢をどう生きるのかが課題です。労働者側に立った雇用問題に関して政権与党がどう社会のしくみを構築するのかに注目しています。

Oさん。「娘夫婦の二人から片桐さんのことは聞いていますよ。とても頑張っていると聞いています。私のところには来なくても大丈夫ですよ。他に行って下さい」と話してくれました。何と嬉しい言葉なのでしょうか。感謝するばかりです。心から応援してくれていることを実感しました。

Hさんの事務所は移転していました。平成22年9月に移転したと伺いました。今日はKさんが事務所に来ていて、久しぶりに話ができました。絶妙のタイミングでした。「和歌山県も和歌山市も元気がなさ過ぎます。誰もこの県や和歌山市に移り住んでくれませんよ。雇用と元気を創らなければ」という意見でした。尤もな意見です。市場が縮小しているので事業が成り立たない位になっているようです。必要なものであっても購入時期を延長させていることや、価格の安い代替品で間に合わせていることなど、家庭でも経済対策を行っています。そんな意識が支配している中において、和歌山県の市場を拡大させることは至難の業です。和歌山県には雇用と経済対策、そしてまちの元気が必要です。

長唄とお三味線

長唄地三味線の友の会に入っています。今日はその友の会主催の演奏会と懇親会でした。大勢の皆さんが演奏に聴き惚れた時間となりました。先生とこれからを背負うお弟子さんの演奏会は和歌山県の文化が伸びることを感じさせるものでした。

文化度の高い府県は伸びて行く期待感があります。文化を経済活動と同じように予算を削ることは、将来生えるであろう芽を摘み取ることになります。そんな事態にならないためにも友の会の会員の力で、地域の文化レベル向上に取り組みたいと考えています。

長唄とお三味線 長唄とお三味線
その他
  • 長唄地三味線の会を終えた後、教育関係者と懇談しました。高校教育と学力に関して意見交換する機会となりました。
  • 国体に向けたスポーツ支援に関して、県の支援体制が弱いので、このままでは国体を戦えないと心配する声がありました。国体が地域活性化の起爆剤です。平成27年度を逃すと次の機会はいつとは言えません。選手育成や遠征費の支援などに課題が残りそうです。
  • 水道水の漏洩の問題について。水道管が破けていたため、家庭用の水道料金が高額に請求されている事例の相談がありました。市役所は今日休みなので明日以降対応することにしています。