和歌山県教育委員会と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙教育について教員研修や授業支援で協力することに関して連携協定を締結しました。都道府県教育委員会としては全国で初めてのことです。平成22年11月15日にJAXA東京事務所で調印式典を行いました。調印は山口裕市教育長とJAXAの中村日出夫宇宙教育センター長のトップ同士で行っています。
協定の内容は、宇宙を素材にした教育により広い見識を身に付けた青少年の育成と、それを推進する指導者の啓発を狙いとしています。教職員の研修支援と小中高生や保護者を対象にした学習支援活動。そして県立学校と連携した授業支援などに取り組むことにしています。この背景には、和歌山県教育委員会は和歌山大学観光学部と共にJAXAと交流を行っていて、県内での宇宙に関する講座やイベント、JAXA筑波宇宙センターでの教員研修への派遣など活動実績を持っていることが今回の協定につながりました。
和歌山県が宇宙に一番近い県になることを目指して、これからの活動に期待しています。
ミニ集会を実施しました。本日のミニ集会は女性ばかりの集まりで、事前にテーマを聞いていたので、そのテーマに沿って話を進めました。リクエストのあったテーマは「財政問題について」という堅いものでしたが、出来るだけ柔らかく、そして分り易く話をさせてもらいました。言うまでもなく、いつも柔らかく説明をしているのですが、今回はどうしても堅いテーマである財政問題でしたから、思いっきり分かり易くそして核心に触れる試みを行いました。
皆さんからの感想を伺うと、「とても分かりやすくて関心が持てました」という意見でした。多分、思っていたのと全く違う予想外の話になったと思います。数字も大切ですが、その数字の意味の解釈を知って欲しいと思い話をしました。いつも分かりやすくて納得できる報告を心掛けていますが、今回もその通りに皆さんが理解してくれたことに感謝しています。そして女性の皆さんが国や自治体の財政問題に関心を示してくれることは大歓迎です。
約1時間30分のミニ集会は内容が多岐に渡ったため、そして核心部分に迫ったため、説明した内容を全てここに記すことは適いません。そのため説明した一部のテーマを以下に記載することにします。
テーマ1。一部報道では日本国は破綻するかも知れないと言われていますが、実際はどうなのですか。
テーマ2。日本国が破綻しないとする理由を教えて下さい。
テーマ3。デフレから脱却するための方策はありますか。
テーマ4。デフレ経済に陥っているのにも関わらず、デフレ対策を実施していないのは何故ですか。
テーマ5。経済対策で出来ることは何なのですか。
以上が大項目です。小さなテーマとしては、一般会計と特別会計について。外郭団体の存在と必要性について。和歌山県はつぶれないのですか。などを説明しました。質問としては、「人口増加と地域活性、教育レベルの向上を目指して、和歌山県内に大学が必要なのではないですか」、「和歌山県と原子力発電所に関してどう思いますか」、「地域通貨は経済対策として有効なのですか」の三点をいただきました。それぞれについて説明させてもらい、議論と理解が深まったと思っています。
国の名勝指定を受けて和歌の浦を観光地とて再生させるための話し合いを行いました。和歌の浦には和歌浦観光協会がありますし、民間の組織がたくさん活動しています。それなのに、聞こえてくるのは「地元が盛り上がってこない。国の名勝指定を受けたことを知らない人が多い」という意見です。国が文化的、歴史的にその価値を認めた和歌の浦ですが、国の認めた価値を分っていない人が多いようです。盛り上がらない原因の話し合いと、それを超えて国の名勝指定地として相応しい観光地にするために必要なことを協議しました。今後はそれを要望書にまとめて、県知事と和歌山市長に提案する予定としています。
和歌山県が観光立県宣言を行いました。和歌山市の観光地のひとつは和歌の浦です。そして和歌の浦が他と和歌山市内の観光名所と違うのは、国の名勝指定を受けたことにあります。今の時期を逃すと観光地としての再生はあり得ません。考えられる観光振興策と受け入れ態勢を整えておくことが今直ぐに実施すべきことです。 残念なことに、平成22年8月1日に国の名勝指定を受けて以来、和歌の浦地域に何の変化もありません。今までと変わらないようでは、これからも変わらないことは容易に想像できます。そうならないためにも、平成23年度に向けて観光地和歌の浦を目指した提案をしていきます。目指すは観光元年です。国の名勝指定を受けてこの年を和歌の浦の観光元年として象徴的な取り組みをしたいと考えています。
長時間に亘る協議を行い、これからの期待に日が差し込みました。ただし理想を語った後は実行することが必要なのは言うまでもありません。
和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会に出席しました。協賛金や家族例会のことが議題として取り上げられました。家族例会は年末に開催している行事ですが、もうそんな時期を迎えました。一年の過ぎ行く早さに驚いています。