活動報告・レポート
2010年11月14日(日)
一万人大清掃
一万人大清掃

毎年恒例の一万人大清掃に参加しました。清掃の分担地域は、和歌山市内の宮街道沿線です。毎年参加しているので分るのですが、道端に捨てられているゴミの量が減少傾向にあります。それはドライバーのマナーが良くなっていることと、歩行者の環境意識が高まっているからだと思います。但し、タバコの吸殻が一番多く捨てられていましたし、空き缶が捨てられている数も結構ありました。数年間の間に環境意識は高まっていると思いますが、和歌山市を日本一きれいなまちにするためには、まだまだ意識向上対策が必要です。参加された皆さん、お疲れ様でした。

懇談

一万大清掃に引き続いて懇談の時間を持ちました。今朝のテーマは議員定数に関してのものでした。平成23年春の統一地方選挙に向けて議員定数の削減が図られています。話題になったのが高知市の市議会議員定数です。一気に10人も定数削減を行ったと聞きました。改革のためには思い切った切り込みが必要ですが、高知市の定数削減はインパクトがあります。議員定数に関しては、法定定数を撤廃する動きがありますが、人口規模や地域に応じてどの程度が適正なのか、評価が難しいものです。和歌山市の場合、人口37万人を切る位に減少していることから市議会議員定数が38名になったと思いますが、懇談の相手からは、高知市と比較してインパクトがないと指摘を受けました。市議会のことなので、私から意見を述べるのは現役市議会議員に失礼ですから、意見は控えさせてもらいました。

和歌山県議会でも定数削減を行っていますが、定数問題に関してはこれからも議論が必要であることに変わりありません。

もうひとつの話題が議員年金に関してのものでした。地方議員の年金を廃止することが議論されています。現在、地方議員の年金は廃止の方向で進められています。議員年金の拠出金が不足していることから、これ以上継続させることは困難だと思いますし、個人的意見として議員年金は不要だと考えています。わずか12年の在籍で年金を受け取れることは、厚生年金などと比較して特別なことです。掛け金に利率を上乗せする年金ですから、財政難の地方自治体経営においては受け入れにくいものです。志を持って地方議員に挑戦している人の中で、議員年金を貰おうとしている人は一人もいないと思います。言い方を変えれば、議員年金を目的として議員になろうとした人はいないということです。

だとしたら財政難の時期において、財政負担を伴っている割に有権者の益になっていない議員年金制度は廃止すべきだと考えています。議論した皆さんも議員年金廃止に賛成意見でした。これが一般的な感覚です。

訪問活動

午前11時過ぎから日頃からお世話になっている皆さんのところへの訪問活動を行いました。本日は28人の皆さんのところをお邪魔しました。快く訪問を歓迎してくれた皆さんに感謝申し上げます。主な意見は次の通りです。

Tさん。あなたの活動は知っているので応援していますが、国政の議論を聞いていると政治不信になります。予算委員会なのに何を議論しているのでしょうか。本来は最も大切な補正予算に関しての議論が交わされるべき委員会なのに、全く関係のない議論に終始していて憤りを感じています。与党も期待外れですし、野党も批判ばかりで応援できないと思っています。せめて私たちの生活している和歌山県議会では真っ当な議論を尽くして下さい。

Iさん。病気に襲われ現在抗がん治療を行っています。三日間入院で二日間は自宅で療養するサイクルで治療に当たっています。今日は自宅で療養している日程でした。苦しい治療を続けているのですが、元気な姿で迎えてくれました。笑顔があったのですが、抗がん治療の副作用のため髪の毛は抜けていました。それでも治ると信じています。生きていることが素晴らしいことだと実感しています。共に勝ち抜きましょう。

Kさん。夕方から散歩に出掛けるので、その前の時間に会うことが出来ました。少し体力が落ちているようですが、以前と変わらない元気さを感じました。「前回のように歩いて回ることは体力的に難しいのですが、その分電話で応援します」と気にしてくれています。自らのことのように応援してくれている気持ちに応えられるように活動を続けます。

Nさん。政府の外交の弱さに国の行く末を心配していました。大国との外交は全くなっていないので、「日本がなくなるように思ってしまいます」と感想を話してくれました。余りにも酷い国会で、ここまで総理大臣が頼りないとは思っていなかったと伝えてくれました。

また平成22年10月の県議会の補欠選挙に関しては、自治会の役員で話し合ったところ、全ての人が批判していたそうだす。全く不必要な補欠選挙で、法律に基づいたものであったとしても、あの選挙は実行すべきではなかったというものです。1億円もの予算を使っての補欠選挙をする余裕があったら、高齢者対策や子ども達の教育への予算に回して欲しいと話してくれました。

参議院選挙、和歌山市長選挙、和歌山市議会議員補欠選挙、県議会議員補欠選挙、そして県知事選挙と続いて、有権者は選挙に関心がなくなってしまっていると話してくれました。来年の統一地方選挙はそうならないと意見を伝えてくれましたが、それでも投票率は低下すると予想しています。選挙に行かないことが、有権者からノーの回答であると話してくれたように、投票率が有権者の新しい支持率の形かも知れません。

Kさん。いつも元気に音楽活動を行っています。今月の発表会に向けて練習を続けています。家の壁に掲示板を作って、発表会の告示を行っています。楽しみながら演奏活動を行っていることが元気の秘訣です。「家の前の掲示板を活用してくれて結構ですよ」と支援を約束してくれました。感謝申し上げます。

Hさん。毎日、ピアノを練習しています。今月28日に河北コミュニティセンターでピアノの発表会があり、お邪魔した時間はそれに向けた練習を行っていました。それでも練習を休めて応対してくれました。今はピアノが一番の充実した時間になっているようです。自分の中の一番を目指しています。こちらも励みになりました。