活動報告・レポート
2010年11月9日(火)
議会報告二日目
議会報告

昨日に引き続いて紀伊半島を巡っています。今朝は新宮市内の企業の朝礼から始まりました。朝7時50分からの朝礼に参加させていただきました。平成19年以降の県議会での取り組みと、平成23年春に向けた取り組みに関して報告を行いました。和歌山県経済は上向く気配はありませんが、この4年間の県政は企業誘致件数においても、企業進出協定締結の件数においても、過去のどの時代よりも成果を挙げています。これか4年間の取り組みが、将来の和歌山県の行方を左右することになります。同じ価値観を持つ議員を選んで欲しいことを説明いたしました。

続いて8時50分からは別の事業所を訪問して挨拶をさせていただきました。新宮市内の課題は働く場所がないことに尽きます。若い人の人口減少は、どうしてもまちの活気を失わせています。まちに若い人が歩くまちは、それだけで幸せなまちなのです。ところが和歌山県の南部に行くと若い人の姿を見かけることが少なくなります。今日、訪れたような事業所で働けることは素晴らしいことです。雇用確保の機会を拡大させることが和歌山県とって、一番大切なことを痛感しています。

やはり現地に行って議会報告や話し合いをすることが原点なのです。私の選挙区は和歌山市内でありますが、そこだけに縛られていたら分らないことがあります。選挙区を離れての意見交換は、選挙区から離れない人と比較して、学ぶことが多くあることを実感しています。

続いて葵会新宮支部を訪問いたしました。人生の大先輩3人と懇談する機会をいただきました。本当に有り難いことです。

まだ分らないことですが、厳しくても辛くても、現役時代が最も良い時期であることを教えてくれました。仕事をして、仕事を終えた後に付き合いで飲む機会があることは、それだけで素晴らしい出来事であることを知らせてくれました。付き合う相手がいることが素晴らしいことなのです。現役を引退すると仕事はなくなりますし、一杯を飲む相手も極端に少なくなります。仕事の関係がなくなると仕事の話はなくなりますし、お互いの話題が合わなくなります。そんな事が続くと懇親の機会は減少していきます。

現役時代でいられることが素晴らしいことであることを実感しました。先輩の皆さんから貴重な体験話を伺い、こちらから情報提供や議会での活動報告よりも人生の深い議論となりました。皆さんに感謝しています。

記念式典
NPO法人花いっぱい推進協議会記念式典

和歌山県南部地域での議会報告を終えて、夕方から一旦、和歌山市内に戻りました。戻ったのには理由があります。NPO法人花いっぱい推進協議会の活動が10周年の節目を迎えての記念式典が開催され、お招きをいただいたためです。10年間も続く法人の記念式典に招いてもらっただけでも嬉しいことですし、記念冊子への挨拶掲載と式典での挨拶の機会をいただいたことに感謝しています。

記念冊子への掲載文は以下の通りで、お祝いの主旨も以下の通りです。

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「10周年お祝いの言葉」

「NPO法人花いっぱい推進協議会」の結成10周年、おめでとうございます。10年の活動の継続は全国に誇れるもので、和歌山市を花でいっぱいにしようとする活動に心から敬意を表します。 

一時期、他府県から和歌山市に来られた方から「和歌山市は花が咲き誇っていますね。きれいなまちですね」と意見をいただいていました。その度に「和歌山市には花を愛している人と団体が活動してくれています。素晴らしい活動をしている皆さんですよ」と回答していました。

今でもJR和歌山駅前の花壇や、和歌山市内宇治交差の花壇のお手入れをしてくれています。活動を振り返るとポルトヨーロッパ内での「わかやま花いっぱいフェスタ・ガーデニングコンテスト」や和歌山市役所前での花の展示会など、私たちの心を和ませてくれる取り組みを行ってくれました。季節に花が咲く、街中ではそんな当たり前のことが消えようとしています。しかし和歌山市では、花いっぱい推進協議会が活動を続けてくれていることから花の多いまちであり続けています。

NPO法人花いっぱい推進協議会記念式典

花が和歌山市を誇らしいものにしてくれている。この10年継続してきた力を、これからの10年に向けて欲しいと願っています。花は私たちの心を豊にしてくれます。花は争うことの無意味さを教えてくれます。そして花のあるまちは美しく、光り輝いています。 経済状況が厳しい今でこそ、花が咲く和歌山市が必要なのです。花を見てやさしい気持ちになって、またそこから歩き始めることができます。常に太陽に向かう花のように、私たちも太陽に向かいたいものです。和歌山市を花いっぱいのまちにしようと活動してくれている「NPO法人花いっぱい推進協議会」がその方向を示してくれています。

これからも花と笑顔が溢れる和歌山市であって欲しいと願っていますが、その先頭に立っている活動を応援しています。素晴らしい10年の活動に感謝いたします。

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ひまわり会

式典に引き続いて、和歌山市内で開催された「ひまわり会」の会合に参加させてもらいました。ひまわり会会長から呼んでいただいたことに感謝しています。そして地道に活動をしている皆さんと懇親の機会をいただいていることに感謝しています。ひまわり会の活動は、人に元気を与えてくれています。高齢社会を向かえ、一人でいるよりも仲間といる方が素敵な人生になることは分っていることです。それでもきっかけがないと参画できないことがありますから、そんな機会を広げるための会が存在していることは和歌山市の活気を支えてくれているものです。民間の力がこのまちを支えていることが分ります。

ひまわり会の会から、再び田辺市に向かい懇親会に参加いたしました。今日一日、会わせていただいた皆さんに感謝しています。