活動報告・レポート
2010年11月8日(月)
議会報告
議会報告

今日から三日間掛けて紀伊半島を巡ってきます。来春は統一地方選挙があるため、県内各地で県政報告をさせていただく機会は、今の時期が最終となるからです。午前5時に起床して、午前6時30分に出発、そこから御坊市、田辺市を巡回して熊野市、串本町、そして新宮市に宿泊しました。最初に訪問させてもらった御坊市の企業では朝礼に参加、挨拶をさせていただきました。一日の中で重要な仕事の始まりの時間に受け入れてくれたことに感謝しています。受け入れてくれている皆さんの期待に応えられるように、しっかりと活動を行っています。

御坊市では、地元新聞に韓国企業のロッテが進出することが報道されていました。操業開始は平成24年、雇用は80人とその進出規模も知らせていました。和歌山県にロッテが来てくれ進出協定書に調印、そして御坊市の工業団地を視察、地元企業の皆さんと交流を図って帰国しましたが、具体来な進出条件についてはこれから詰めていくことになります。地元からの期待は大きく、そして歓迎する意見を聞かせていただきました。雇用確保が図れることと経済活性化につながる期待があり、御坊市だけではなくて和歌山県全体への波及効果もある進出協定となっています。

田辺市でも今までの県議会での取り組みを報告させていただきました。昨年は和歌山市長選挙に出るのではないかと報道されていたことに関しての質問がありました。和歌山県を活性化させるために意欲を持つことを評価してくれました。また平成23年の統一地方選挙に関しても協力してくれることを約束してくれました。田辺市からの後方支援には感謝するばかりです。

続いて三重県熊野市、串本町でも事業所を訪問した後、宿泊地の新宮市に夕方、辿り着きました。明日の朝から地元企業の朝礼に参加させていただきますが、明日の前に懇談会の機会を持ってくれました。大変お忙しい中にも関わらず、おもてなしをしていたたいたことに感謝しています。滅多に新宮市に来る機会がないので、皆さんとも歓迎してくれました。夜を語り合いながら明日に備えることになりました。

新宮市から熊野市に向かう途中のまちは、人通りも少なくて企業の姿もありませんでした。仕事が失われていることを感じました。農業や林業があると思いますが、それでも後継者が不足しているので、これからの地域のあり方を心配しました。過疎化、高齢化、そして空き家率日本一の和歌山県ですから対応が必要です。現場を直接確認するとことで、課題が感じられました。秋の雨が景色を塞いでいたような状態にならないために、和歌山県全体の発展が図れる地域モデルを完成させたいものです。

一日、お付き合いをしていただいた皆さんに感謝しながら、明日も新しい出会いがあることに期待しています。

雇用

平成23年春に卒業する高校生の中で就職が決まっていない生徒もいます。何とかして就職してもらいたいと思っています。一人の生徒が某企業の面接を受けて、見事合格しました。入社試験の成績も良く、面接の評価も高かったことから採用となりました。地元の高校生が地元に残れることになりました。これだけでも歓迎すべきことです。もし就職が決まらなかったとしたら、一人の高校生が卒業後に和歌山県を後にすることになったのです。人口減少対策としては小さなことですが、この小さなことを続けなければ大きな成果になりません。

就職活動は地域力を高めるために最も重要な取り組みです。これからも重要課題として一人でも就職できるように活動を続けたいと考えています。

その他
  • 早いもので忘年会の時期を迎えようとしています。12月の予約を入れようとしたところ、もう場所が埋まっていました。今年の忘年会の予約は好調で、二か月以上前から予約が入っているようです。今年の年末の消費性向は期待できそうです。
  • 和歌山県とJAXAとの宇宙教育の協定に関して協議しました。宇宙を題材とした教育は子ども達にとって関心事項だと考えています。子ども達といっても小学生、中学生、そして高校生にとって宇宙は魅力的な教育素材になると思います。JAXAとしても、子どもの教育に宇宙を活用してくれることは歓迎してくれると思います。今まで積み重ねてきたデータや知識を教育で活かすことができるからです。平成22年11月中に、両者の協定を締結するとことしています。