活動報告・レポート
2010年11月7日(日)
観光立県宣言
朝会

早朝から朝の会合を行いました。会合相手の皆さんとは、平日は会える時間が合わなくて日曜日の空いている時間となりました。訪問先の社長は朝からお祈りをしています。勿論、毎朝15分のお祈りは欠かしていません。事業と神様は関係のないように思いますが、今まで多くの経営者と会った経験から言うと、間違いなく関係しています。総じて信仰心の熱い人、感謝の気持ちを持っている人、信頼関係を大切に考えている人は、丁寧にお祈りを行っています。お祈りによって感謝の気持ちを生じさせ、その神様に対する気持ちを持ってお客さんや相手と接しているようです。相手に感謝の気持ちを持って接することと、相手を騙してやろうと思って接するのでは、同じ商売でも違う商売に思えるほど、大きな違いがあります。今まで出会った中で成功した殆ど全ての人は、相手に感謝する気持ちを持っていますし、態度や言葉に嘘のある人は成功していません。

社長によると、小さな約束を守ることが信頼となり、その積み重ねが仕事を招いてくれるのです。時間を掛けて信頼を重ねて行くことが、やがて大きな成果の差となって現実化するのです。

小さな信頼を確実に果たして行っている人にとっては小さな善行は当たり前のことですが、そうでない人にとっては信頼に辿り着くのは容易ではありません。人から認めてもらうのは多くの時間を必要とするのです。

素晴らしい社長との朝の時間は、一日のスタートとして相応しいものでした。会社の外に出ると清々しい空が広がり、その上、まだみんなが活動開始していない時間であるとこで時間の有効活用が図れそうな気持ちになりました。

訪問活動

自宅で待機してくれていたのがNさんです。Nさんの知人の自宅を一緒に回ってくれる予定だったからです。午前中の時間をいっぱいに活用して、皆さんの自宅を訪問させていただきました。日曜日の朝でしたが、快く迎え入れてくれました。

政治に関しては、今日の場合の政治とは国政を指しますが、厳しい意見をいただきました。国会議員が外遊に出掛けていますが、一週間程度の滞在では何も分らないというものです。意見をくれたMさんの子どもはカナダのバンクーバーで暮らしています。そのためMさんご夫婦も毎年二回はカナダに出掛けて数ヶ月を現地で過ごしています。暮らしの経験から、カナダの消費税は、生活必需品は安く贅沢品は高い税率であることや、水道が無料であること、電気代が安いこと、そして医療や学校は無料であることなどを教えてくれました。

カナダは生活しやすいと聞くことがありますが、生活体験からその理由が分りました。国会議員の外遊において、生活体験することはないと思いますから、庶民感覚は分らないばかりか、何も得るものがなく帰ってきているという意見です。確かに一つの都市に数日滞在するだけでは何も分らないと思います。政府の役人が国会議員用の説明してくれたとしても、現実社会が反映されている意見かどうか分りません。どうせ行くのであれば生活体験をしてもらいたいし、数日間の外遊は税金の無駄遣いであることの指摘をいただきました。

日本の外交力は弱すぎることの指摘がありました。中国やロシアとの外交を見ていると政府の無力さを感じているようです。このままでは世界の中での日本の存在感はなくなります。世界に存在していなくても良い国のように思われそうです。毅然とした態度で外交をしてもらいたいと厳しい意見がありました。

韓国政府の取り組みによって韓国企業が発展しています。日本の電機メーカーが知らない間に大差を付けられている現実を見ると、日本の技術力とブランド力が世界で一番評価されているものではないことを思い知らされます。国と民間が一体となって市場開拓を行っている国の強さを感じます。さらに中国やインドの市場が拡大しています。これらの国がそれぞれの市場を制覇した時、日本企業は生き残れているのでしょうか。韓国で仕事をした経験のある人は本気で心配しています。

国内でいると分らないことでも、外国での生活体験から分ることがあります。このような意見を取り上げて、国や地方で議論したら視野が広がります。小さな声ですが国を取り巻く環境を知る大きな意見でした。

観光立県
観光立県

和歌山県が観光立県宣言を行いました。和歌山県民文化会館に県民の皆さんが集まって、観光産業に力を入れることを知事が宣言しました。観光地だけの対策ではなくて自然を活かす取り組みや食材を発信していくことも含めての観光立県宣言です。和歌山県議会の発案で観光に関する条例を制定しましたが、それを具体化させたものが今日の式典に結びつきました。

観光立県

観光都市和歌山県が広く知られることになりました。国の名勝椎の和歌の浦の活性化や世界文化遺産の活用など、実施すべき課題がたくさんあります。宣言だけではなくて実効性のある取り組みにつなげたいと考えています。

その他
  • 後援会の今後の進め方に関して話し合いを行いました。後援会組織を強化する取り組みを行っていますが、お互いが動きやすい環境を整えるしくみを検討しています。もっと多くの皆さんに参加してもらえるしくみにしたいと思っています。
  • 明日からの黒部ダム見学会に関して打合せを行いました。明日、20人の団体が観光バスで和歌山市を出発して黒部ダムに向かいます。秋の黒部ダムは日本を代表する光景のひとつです。現地での行動に関する注意事項の説明を行いました。
  • ひまわり会を訪問しました。来週会合が予定されていますが、そこに参加させてもらえることになりました。ご配慮してくれた会長に感謝申し上げます。