葵会和歌山支部総会が100名を超える方が参加され盛大に開催されました。お招きいただき挨拶をさせていただきましたこと、心からお礼申し上げます。挨拶の主旨は次の通りです。
こんにちは。今回も葵会和歌山支部総会にお招きをいただきましたこと心から感謝申し上げます。先輩の皆さんの会合にお招きいただくことは嬉しいことであり、挨拶の機会も与えてくれていることに重ねて感謝申し上げる次第です。ありがとうございます。
前回、県議会に送り出していただいたのは平成19年になります。皆さんからは和歌山県の経済対策と雇用を守ることをしっかりとやり遂げろという宿題をいただいたものと考えています。私の活動の重点課題は、経済対策と雇用対策でありますし、地方において経済対策は実現困難なことから、それは企業誘致を指しているものと考えています。
さて11月2日、韓国企業のロッテが和歌山県に進出してくれることになり、県と進出協定を締結しています。日本国のどの府県でもなく、和歌山県に進出してくたれことは感謝するばかりですし、ロッテの進出が地域経済効果をもたらし、そして地域の雇用機会を創出してくれることに期待しています。和歌山県は人口減少傾向にありますが、ここ数年の企業誘致件数は過去のどの年度を切り口としても負けるものではなくて、むしろ過去最大の成果をあげています。ロッテはその象徴的な企業ですし、経済効果と雇用を生み出すものとして期待しているところです。ロッテに代表される企業誘致活動に全力を傾けて参りました。これからも企業誘致は最優先課題として考えています。
そして和歌山県として大きな課題は東燃ゼネラルの撤退を阻止することにあります。和歌山県もそうですが、地元有田市にとって東燃ゼネラルが撤退されることは壊滅的な打撃を受けることになり、和歌山県としては何としても対応すべき課題でした。本来であれば、10月29日に東燃ゼネラルが撤退を表明することもあり得たのですが、和歌山県として全力を挙げて国と交渉を続け、ギリギリのところで撤退表明することを見合わせてくれることになりました。当面の危機は回避できたものと考えています。但し、撤退を延期する猶予は3年間ですから、向こう3年の間に対応策を講じる必要が生じています。関係会社を含む従業員さんは約1,200人、有田市の税収の20パーセントを占めている巨大企業ですから、東燃ゼネラルが撤退されると有田市経済は立ち直れない状況になったところでした。
危機を回避したことで一定の成果が挙げられましたが、戦いはこれからです。地域の雇用を確保しながら地域の経済危機を招かないような活動を続けたいと考えています。先輩の皆さんの力をお借りして、和歌山県を発展させる基礎固めを行いたいと考えています。何卒、よろしくお願い申し上げます。
来年の統一地方選挙では定数が1名削減されることになります。厳しい戦いとなっていますので、皆さんの力をお借りして、これからの大切な4年間に向かわせて欲しいと思っています。本日はありがとうございました。そして葵会のご盛会を心からお祝い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
挨拶の後の懇親会では会員の皆さんと交流をさせていただきました。たくさん嬉しい意見を聞かせていただきました。代表的な意見を掲載します。
「ホームページを見ています。継続していることが力になっていると思います。最近リニューアルしていますが、見易さと内容は良いと思っています。ただお気に入りにホームページを登録していたのですが、以前のホームページは開くことができませんでした。検索エンジンで片桐章浩を検索して新しいホームページを見つけましたが、他の人で探せていない人がいると思います。あれだけ更新していたのに突然、ホームページを閉鎖することはないと思っていましたが、気をつけて欲しいと思っています」。
「太陽光発電は和歌山県にとって有望なエネルギー施策だと考えています。工場が立地してくれないのであれば太陽光発電の導入を図るべきです。他府県では新エネルギーが進展しているのに、和歌山県では阻害要因があるような気がしています。和歌山県としては、風の小さな風力発電よりも太陽が照っている時間が長い特性を活かした太陽光発電か適していると思います新エネルギーの導入を考えて欲しいと考えています」。
「ホームページで分らないところがありました。なぜ日本はインフレ目標を立てることを避けているのか。その理由を教えて欲しいと思います。また失業率がゼロになると、何故良くないのか。その理由を教えて欲しいと思います。最後に民主党党首選挙において小沢議員を支持した国会議員には国から退場して欲しいと思っています。政治家がグレーであってはいけませんし、まして総理大臣になることは阻止すべきだと思っていました。結果はオッケーでしたが、小沢議員を支持した国会議員の応援は絶対にしません。片桐さんのホームページを見て、その思いが間違いではないと強く感じました」。
以上のようなものです。数多くのの意見をいただきました皆さんに感謝しています。
葵会総会終了後、集会を開催しました。約10人の女性が集まった会に招待していただき、議会報告をさせていただきました。心から感謝しています。報告させていただいたのは、来年1月にはやぶさのカプセルが和歌山市にやってくることや、和歌山県とJAXAによる宇宙教育に関する協定が交わされることに関してのことがあります。それに加えて、ロッテ日本法人が和歌山県御坊市に進出してくれることが決まったこと。東燃ゼネラルの撤退時期が先送りされたことなどを中心にして報告させてもらいました。
皆さんはロッテの進出話は知りませんでしたし、有田市の東燃ゼネラルの撤退問題も知られていませんでした。情報か伝わっていないことは、これからの行動が誤ることを懸念しています。情報は公開すること、そしてそれぞれが判断できるような素材を提供することが大切です。そんな地域を目指した活動を心掛けたいげたいと考えています。
次回は平成23年1月に開催することになりました。
質問として、コスモパーク加太用地に企業進出してくれるのかどうかの見極めが必要な時期に入っていることの指摘がありました。売買契約は難しいとしても賃貸借であれば企業用地として適した取り扱いができますが、地元事情によって御坊市への立地が決定したとこを聞かせてもらいました。
報告が核心部分に差し掛かった時、時間切れとなりました。時間が不足したことや、まだ聞きたかったことを伺って、名残惜しい環境で次回の約束を行いました。皆さんとも企業誘致には大賛成でした。和歌山県は経済対策が最重要課題であることを認識して、これからの取り組みを強化させたいと考えています。
若いお坊さんの講話を聞かせてもらいました。修行を終えたばかりの若いお坊さんで、人前で話をするのが初めての方でした。持ち時間は1時間でしたが、20分でネタが切れて話がなくなりました。なかり苦心しているところに、いつくも質問が飛びました。つまり会場の人が助け舟を出してくれたのです。質問があると答えることが出来ますから、何とか間が持ちました。聞いてくれる人が講師を育ててくれるのです。人生の経験者は若い人の話は全て理解しています。それは自分達が通ってきた道だからです。それを分って質問をして話を引き出そうとしているのです。
若いお坊さんは何とか講話のデビュー戦を飾りました。このお坊さんが成長して、次の機会に話が聞けることが楽しみです。
講師が気分良く話しができる環境は、聴いてくれている人が、うなずいてくれることです。うなずくアクションがあると話す方は自信を持つことができます。つまり反応があると話の展開が良くなっていくのです。聴衆が経験の浅い講師を育ててくれることになります。参考までは、私は講演デビュー戦の講師から学ぶことがありメモを取りました。学ぶ気持ちがあれば、誰からでも学ぶことができるのです。この機会を与えてくれた飲食組合の皆さんに感謝しています。
夜7時からミニ集会を実施しました。約20人の皆さんが参加してくれた素晴らしい会合となりました。今日の準備をしてくれた皆さんに感謝していますし、以前からご縁をいただいた方にも会うことができました。何よりも、本日のミニ集会を召集していただいた自治会長に心から感謝しています。まとまりが良くて、一緒に勉強する機会と交流の機会をいただいたことに感謝しています。